入園式にはどんな靴を履いていく?マナーを守って綺麗に履ける靴選び
入園式のスーツは決まっても靴選びに悩む場合があります。通常はパンプスを履きますが、形や材質などによってはマナーに反する場合があるかもしれません。そこで今回は入園式に履いていく靴にふさわしい素材やデザイン、子どもと一緒に歩きやすい靴の特徴、新調するとしたらどんなものがよいかなどについてご紹介します。
入園式に靴を履いていく際に気をつけること
園の雰囲気に合った控えめなもの
服の色は紺やベージュ、白、パステルカラーなどを選ぶママが多いですよ。靴もそれに合わせて選びます。
服と靴は同色系で揃えるのが基本ですが、服が暗めの色であれば靴はベージュやアイボリーにすると明るい雰囲気となり、反対に服が明るい色なら靴はグレーや黒にすると引き締まった印象になりますよ。
バッグと靴は同色にした方が統一感が出ますが、違う色の場合は靴かバッグのどちらかを服の色と合わせるとちぐはぐでなく、控えめで落ち着いた感じになりやすいですよ。
最低限のマナーを配慮したもの
飾りのないプレーンなパンプスならマナーや服装に厳しい幼稚園でも安心です。控えめな甲のリボンやワンポイントの飾り程度なら、マナー違反ということはまずないでしょう。
また、妊娠中などの事情がない限りある程度のヒールがあるパンプスの方がよいですね。ヒールがあっても靴底がすべて地面に接していて横から見ると直角三角形のような形のウェッジヒールは避けましょう。太すぎるヒールのパンプスも履かない方がよいかもしれません。
子どもを連れて歩くことを想定して
パパに抱っこを頼むこともできますが、幼稚園に到着すると慣れない場が不安でママに抱っこして欲しがる子もいます。抱っこはしなくても、子どもと一緒に歩くと気を配ることが多くてゆったりと歩けないケースもあります。そう考えると3cmくらいの低めのヒールが動きやすいかもしれませんね。
靴擦れすると抱っこや追いかけることがつらくなります。足のサイズや形に合ったパンプスを選んだり、インソールを使い調整したりして予防しましょう。
入園式に履いていく靴のポイント
派手過ぎない素材や色合い
光る素材のエナメルとは本来は夜のフォーマル用ですが、実際は昼間もエナメルを身に着ける人もいます。たいていの幼稚園ではエナメルの靴がマナー違反ということはなく、華やかな入園式を盛り上げるための装いとして選ぶママもいますよ。
靴の色は服に合いやすい黒のママもいます。ただ、黒や紺の服と合わせると暗い印象になるためベージュなどにする場合もあります。
パステルカラーの靴もやさしい感じですよね。服がワンピースの場合は甘い雰囲気になりすぎないように、コサージュなどの小物をシンプルにしたという声もあります。
安定感がある太さと高さのヒール
ヒールのないパンプスは避けた方がよいでしょう。けれども妊娠中のママは転ばないように、ローヒールかノーヒールの歩きやすいパンプスを選びましょうね。
あまり太いヒールは避けた方がよいですが、安定感のあるほどよい太さのヒールなら大丈夫な場合が多いですよ。少し太さのあるヒールは子どもと一緒に歩きやすいですし、記念撮影でひな壇に上るときもぐらつきにくいです。
幼稚園に到着するとすぐにスリッパに履き替えるケースも多いですよ。最低限のマナーを守ればヒールは気にし過ぎる必要はないかもしれません。
つま先やかかとの露出がないデザイン
つま先に丸みのある形のラウンドトゥは女性らしいデザインです。ワンピースと合わせるとやさしい印象を演出できます。パンプスの素材などにもよりますが、つま先が痛くなりにくい形でもありますよ。
つま先が細めのポインテッドトゥは、スーツに合わせるとシャープなイメージで足元が綺麗に見えますよ。つま先を横一線でカットしたようなスクエアトゥはカチッとした雰囲気です。やさしい感じのワンピースと合わせてメリハリをつけてもよいかもしれません。
服や小物、パンプスの色だけでなく形までコーディネートすると、一段と素敵な着こなしになりますよ。
入園式で履く靴を購入するとしたら
園の雰囲気に合わせてきれいに履ける靴
女性らしい服装のママが多い園であれば、ラウンドトゥなど可愛らしい雰囲気のパンプスも選べます。保守的で伝統を重んじているようであれば、プレーンパンプスなどシンプルなものがよいかもしれません。
幼稚園の雰囲気に合わせながらもママがお好きなデザインのパンプスを選べるとよいですね。たとえば甲にリボンのようなターバンデザインが施されたものはエレガントですし、型押しされた模様入りの生地のプレーンパンプスは、上品さがより引き立つかもしれません。