赤ちゃんに起こる睡眠退行とは？原因を知り心地よい睡眠をとろう

2019,9,14 更新

心地よい部屋になるよう環境を整えよう

人間は睡眠中、深い眠りと浅い眠りを繰り返していますが、赤ちゃんは浅い眠りの割合が多く、ちょっとしたことで目を覚ましがちです。そのため、赤ちゃんが目を覚まさないように、心地よい環境作りを意識してみましょう。

赤ちゃんが別室で寝ている場合でも、テレビの音や話し声などが聞こえてしまうことがあります。目を覚ます原因に繋がるので、音が漏れていないか確認してみましょう。また、部屋の明るさも大切です。明るすぎず暗すぎない程度に照明を調節して、赤ちゃんがリラックスできる空間を作れたらよいですね。

赤ちゃんは大人よりも体温が高いので、暑いと眠りが浅くなりやすいといわれています。夏場はエアコンや着るもので適温に調節しましょう。

入眠儀式を取り入れてみよう

寝る前に毎日同じことを行うと、心も体も自然と遊びから寝るモードに切り替えられ、スムーズに入眠へと導くことができるでしょう。これは入眠儀式とも呼ばれ、絵本の読み聞かせやオルゴールなどの音楽を流す、背中をトントンするなど、赤ちゃんが落ち着くことができるものを選ぶのがコツです。

入眠儀式は毎日続けることで効果が出てきます。初めは赤ちゃんも意味が分からず、なかなか寝ないこともあるかもしれませんが、根気よく続けることが大切です。

入眠儀式を続ける中で、我が子には合っていないかもしれないと感じた場合には、ほかの方法を試してみましょう。寝る直前だけではなく、夕方くらいから毎日同じ流れにしていくのも効果的なようです。

まとめ

突然赤ちゃんがあまり寝なくなってしまうと、どうしたのだろうかと心配になりますよね。ですが、記事の中でも紹介したように、成長の節目ごとに睡眠のサイクルが崩れる子は多いのでママはあまり不安にならなくて大丈夫ですよ。

日中の過ごし方や赤ちゃんが寝る部屋などを見直し、できるだけ心地よい環境を心掛けてみましょう。また、この時期はママも寝不足になってしまう可能性があるので、パパや家族に協力してもらいながら赤ちゃんの成長を見守っていけたらよいですね。