ヨーロッパの子育て事情を知ろう!日本との違いや知っておきたい常識
育児や家事関連サービスも積極的に活用
ベビーシッターを雇うのも珍しくない
たとえばフランスでは、自治体で公認されているベビーシッターと契約を結び、その旨を自治体へ申請すると一部税金控除が受けられるので、金銭的負担を軽くしながらベビーシッターを雇うことが可能です。裕福な家庭でなくとも、ベビーシッターのお世話になっているという子どもはたくさんいます。
これ以外にも、ベビーシッターとして学生のアルバイトを雇うこともよくあり、夫婦で夜出かけるときに利用することも多いようです。
面倒な掃除は定期的に掃除サービスを利用
ヨーロッパでは掃除サービスを利用している一般家庭も多くあります。ドイツでは家政婦をきちんとした契約を交わして雇うと税金控除を受けることができるので、金銭的負担を気にせずママの家事負担を軽くすることができます。
ちなみにフランスでもドイツと同様、家政婦と正式な契約を交わして雇用すると、税金控除を受けることが可能です。それゆえに、小さな賃貸アパートに住む家族ですら家政婦を雇っていることが珍しくありません。退職後、一人暮らしをしている老人もよく家政婦を利用していますよ。
専業主婦でも延長保育を利用してゆっくり
たとえばフランスでは、子どもが3歳の誕生日を迎える年の9月に公立幼稚園なら無料で入園することができ、基本的にお迎えは午後4時半です。しかし、親が希望するのであれば午後6時までの延長保育を無条件で利用することができます。
延長保育には保育料がかかり、各家庭の所得によって金額が変化します。延長保育を利用するのは毎日はもちろん、週に2~3日だけもしくは単発だけということも可能です。
自分の時間がほしいという専業主婦のママが、延長保育を利用することも珍しくありません。
まとめ
ヨーロッパと日本では社会的風潮も違うので、まるっきり同じように行うことは難しいと思いますが、真似できそうな部分は、無理しない範囲で取り入れてみてもよいですね。どんな子育てであっても、最終的にはママと子どもが楽しいと思える子育て方法が一番ですよ。