5歳児は1人でお留守番できるの?身近に潜む危険と対策法
子どもが不安にならない工夫とは?
DVDやお気に入りの本を用意する
逆に考えると、DVDが終わってしまったり、本に飽きて我に返ったときに寂しさや不安がこみあげてくることがあるので、DVDが終わるころには家に戻るようにしたいものです。
お気に入りのDVDや本のシリーズの持っていないものを用意して、初めて見せてあげるのもよいですね。ママが1人で用意すると「好きじゃなかった」とDVDや本に集中できない可能性があるので、「1人でお留守番するときに観ようね」と一緒に選ぶのはどうでしょう。
お留守番が少しでも楽しみになったり、自分からお留守番をしてみると言い出したりするかもしれませんよ。
1人で食べられるオヤツを用意する
のどに詰まる心配のある飴や、手や洋服が汚れそうなアイスクリームやチョコレートは子どもが欲しがってもやめましょう。簡単に食べられて手が汚れないスナック菓子などがおすすめです。
小袋に入っているものは手で開けられないとハサミを使おうとして危険な場合があるので、プラスチックのボウルやお皿にいれておいてあげてください。
お留守番のときは特別にジュースを用意してあげるのも喜んでくれそうですね。コップは避け、こぼす心配のないストローをさして飲むパックのジュースがよいでしょう。
お菓子にこだわらず、子どもが望めばおにぎりや果物なども簡単に食べれてよいですね。
親子での約束や、安心させる声掛け
子どもが理解できたと感じたら、今度は約束して欲しいことをを話します。普段の生活の中でも「こういうときはどうするんだっけ?」と繰り返し聞き、ちゃんと理解できているか確認をしましょう。
質問攻めにしたり、「こうしちゃだめ」「ああしちゃだめ」とばかり言っていると不安にさせてしまうので、「こうしたら大丈夫だね」「お家の中にいれば安心だね」と優しく声をかけて安心させてあげると、お留守番に対してポジティブになってくれるかもしれません。
そして、なによりもママとパパは子どもを信じているということが伝わるように話ができるとよいですね。
まとめ
安全な環境をできるだけ作り、ママとパパが「そろそろできるかな?」と思えたときに試してみてはどうでしょうか?そのとき上手くいかなければ無理をせず、子どもが「またお留守番してみようかな?」という気持ちになるのを待ってあげてください。
子育てをしていくうちに、どうしても留守番をしてもらわなくてはいけないときも出てくるでしょう。その時のために少しづつ慣れるようにできるとよいですね。