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育休後の面談は復帰への第一歩!後悔しないための事前準備をしよう

育休後の面談は復帰への第一歩!後悔しないための事前準備をしよう

育休明けが近くなって仕事復帰を考えるようになると、家事や育児と仕事との両立に不安を感じるママは多いのではないでしょうか。そこで、仕事復帰前に先輩ママが抱いた不安をご紹介するとともに、復帰に向けた面談への臨み方や仕事復帰後に後悔しないための対策についてお伝えします。

育休明けの社会復帰には不安がつきもの

復帰後の家庭に対する不安がある

育休の期間中であっても家事や育児に慌ただしい毎日を過ごしていたというのに、もうすぐ仕事復帰となると家庭に対する不安感が募ってくるママは多いのではないでしょうか。

ママが仕事をしながら家事や育児をこなしていくことは簡単なことではありません。朝の慌ただしさはもちろん、仕事から帰った後でも子どもの世話をしながら夕食の準備や掃除洗濯をする毎日を考えると、不安な気持ちでいっぱいになってしまいますよね。

また、これまではずっと子どもと一緒にいる生活を過ごしていたので、仕事で子どもと離れることが心配になるママもいるでしょう。子どももママと離れて保育園に通うようになると、環境の変化で体調を崩すことが多いようです。

復帰後の職場に対しての不安もある

小さな子どもを育てながら仕事をしていると、周りから残業ができなくなる上に休みも多くなるなどと思われるのではないかと不安な気持ちになるママもいることでしょう。復帰後は肩身の狭い思いを抱えながら仕事をしなければならないかと思うと、ついつい憂鬱な気持ちになってしまいます。

出産前はやりがいのある仕事を任されていたのに、育休明けは一人前の戦力として扱われなくなるのではないかという不安もあるでしょう。育休中のブランクを埋めるのは、そんなに簡単ではないですよね。

子どもが保育園に通うようになれば、体調不良で園を休むこともあるはずです。突然の休みや早退で、職場の同僚に迷惑をかけるのではないかと心配になるママも多いようですよ。

育休復帰のママを支える心強い制度がある!

育休明けの働くママをサポートするために、子育てと仕事が両立しやすくなるような制度があります。仕事復帰をする前にこれらの制度を理解して、育休復帰間近の面談に臨むとよいでしょう。

生後1年未満の子どもを育てているママは、1日2回それぞれ30分の「育児時間」を請求できます。子どもが小学校入学前であれば、年次有給休暇のほかに、子どもの病気や怪我の看護、予防接種、健康診断のために毎年5日間「子の看護休暇」がもらえます。また、1日6時間の「短時間勤務制度」の利用も可能です。

短時間勤務などで月収が減ったときは、社会保険料を下げる制度や将来受け取る厚生年金額が下がらないようにするための制度を利用してもよいかもしれません。

話すことを整理して面談に臨もう

まずは育休の感謝の気持ちを伝える

育休が明けて仕事復帰が近くなると、職場の上司や人事担当者と面談する企業が多いようです。有効な面談にするためにも、話す内容や質問することを整理して臨むようにしましょう。

復帰に向けての面談に臨むときには、菓子折を持っていくママが多いようです。育休をとることで会社や職場の同僚に負担をかけるわけですから、感謝の気持ちを形で表したいですよね。

面談では、まずは育休の感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。面接担当の人はもちろん、職場のフロアにも足を伸ばして上司や同僚にも挨拶すると復帰後の人間関係がうまくいくでしょう。自分の仕事を引き継いでくれた人に感謝の気持ちを伝えられるだけではなく、育休中の情報を知ることができるかもしれませんよ。

会社側の状況を確認する

仕事復帰をした先輩ママに聞くと、仕事の内容を理解することよりも組織や人との関係を新たに作ることの方が大変だったと感じた人が多いようです。

そのため、復帰に向けての面談では育休中に変更になった組織や人事異動など会社の状況を確認するとよいでしょう。復帰後にスムーズに仕事をするためには、組織や人の変化を理解しておくことは大切です。

また、復帰後は育休前と同じ業務を担当することが原則になっていますが、会社側の事情で業務内容が変わることも考えられます。復帰後にこれまでと同じ仕事ができるかどうかを確認することも大切です。

仕事復帰してから困ったことにならないためにも、会社側の状況は丁寧に確認するようにしましょう。

自分の意思はしっかり伝えて相互理解を

いざ仕事復帰をしてみたものの、仕事と家事や育児の両立に苦労するママは多いようです。やる気があっても想像していたことと状況が違いすぎると、仕事に対するモチベーションも低くなってしまうでしょう。

だからこそ復帰に向けての面談では自分の意志はしっかり伝えて、上司との相互理解をしておくことが大切です。

上司の中には、育休明けのママにどのような配慮をすればよいのかわからない人もいます。働きやすい環境を作るためにも、短時間勤務の利用の有無や残業が可能かどうかなどを伝えましょう。

また、保育園についての情報や子どもが病気になったときの対応についても説明して相互理解しておくと、上司もサポートしやすいかもしれません。

仕事復帰後に後悔しないために

パパと家事の分担をしっかり決めておこう

育休中は家事や育児に専念できましたが、仕事に復帰した後はどんなに頑張ってもすべてを完璧にこなすのは無理でしょう。ママひとりが抱え込んでしまうと、体調を崩してしまうことも考えられます。

家族のためにも、仕事に復帰する前にパパと家事の分担を決めておいた方がよいでしょう。多くの場合、パパは家事や育児に参加したくても何をどのようにすればよいのかがわかりません。分担表などを作って、具体的な家事の進め方を話し合っておくのがおすすめです。きっとパパも積極的に協力してくれますよ。

保育園の入園準備についても、パパと一緒に確認することで協力してもらいやすくなります。送り迎えを分担するために、お互いのスケジュールを共有しておくことも大切です。
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