寝ない子どもに悩むママは多い!睡眠時間や寝かしつけの方法
習慣化しよう!おすすめの入眠儀式と注意点
入眠儀式とは何をするの?
友人ママの娘さんは「靴下を持って寝る」というのが入眠儀式で、小学校の高学年になるまで続けたそうです。どうしてか分からないけれど、赤ちゃんのころに履いていた靴下を持って寝るとよく寝るそうです。娘さんに聞いたところによると、靴下を持つとすごく落ち着くのだそうです。
同じように、毛布を持ったり、お気に入りのバスタオルに顔をつけたりすると眠れるということをよく聞きますね。また、絵本を読んでもらう、音楽を聴くなどを入眠儀式にしている子どももいます。
ぜひ、親子で子どもが落ち着く入眠儀式を探してみて下さいね。
入眠儀式を作る時の注意点
まず、ママが後々、負担にならないものがよいですね。夜は結構忙しいものです。長時間の寝かしつけになってしまうと、ママの方が先に寝落ちしてしまいます。
そして、パパでも、おじいちゃん、おばあちゃんでもできるものを選びましょう。誰に寝かしつけをお願いしても寝ることができると、ママは随分楽になります。
また、実家に帰ったとき、旅行に行ったときなどでもできるものの方がよいですよ。家以外では寝かしつけできない!となるとせっかくの楽しい帰省や旅行も台無しになってしまいますからね。
おすすめの入眠儀式を紹介
多くのママがやっているのは、背中や胸など体をトントンと叩くことです。もし子どもが何もせずに寝てしまいそうなときも、深い眠りにつけるように軽く体をトントンして、入眠儀式の習慣を作るとよいですね。子どもに合うスピードで、できるだけ単純なリズムで、体をトントンしてください。
早くひとりで寝て欲しいと思うママには、子どもにお気に入りのぬいぐるみやタオルと一緒に寝る癖をつけるのがおすすめです。ぬいぐるみやタオルが隣にあれば安心して寝るようになるでしょう。ただ、ぬいぐるみやタオルがなくなると寝られなくなってしまうことが多いので、洗濯をするときは要注意です。
子どもが寝やすい環境かどうかをチェック
パジャマの着心地に注目してみる
子どもが好きだからとキャラクターやデザイン重視で選ぶのもよいですが、着心地も大事ですよね。季節に合っているか、首元が苦しそうではないか、肌触りがよいか、通気性・吸水性はあるかなど色々なことをチェックしながら選びましょう。
特に、子どもがまだおしゃべりできない時期は、暑かったり、動きづらかったりしてもママに伝えることができませんので、ママが子どもに最適なパジャマを選ぶ必要があります。
いつの間にかサイズオーバーしていることもあるので、よく気にかけてみてくださいね。
子どもに合った布団を選ぼう
子どもにとって寝心地のよい布団を探してみましょう。できれば子どもの布団はママたちとは別のものを用意したほうがよいですよ。パジャマと同じように通気性や肌触りのよさは大事です。
また、寝返りを打ちやすいように敷き布団は固め、掛け布団は軽いものを選びましょう。固めの敷き布団がよいのは、関節や骨が発達途中である子どもの成長の妨げとならないようにするためでもあります。
たくさん汗をかくことを考えると洗濯のしやすさも重要ですね。子どもが快適に寝られる布団と手軽に洗濯できるかどうかをポイントに選ぶとよいでしょう。
できるだけ寝室の照明を暗くしよう
照明を暗くすることで、睡眠の質をよくするホルモンが分泌されるというデータもあります。夜寝る時間に向けて徐々に照明を暗くしていくと眠気を誘いやすいそうですよ。
寝ようとしている子どもの近くでスマホやパソコンの操作をしたり、子どもが寝ている隣の部屋から照明の光が漏れたりしないような環境にしましょう。
お昼寝のときはそれほど暗くする必要はないので、カーテンを使って外からの光を調整するとよいでしょう。
寝かしつけアイテムを取り入れよう
ゆったりしたお話の絵本で寝かしつけ
ゆったりした内容のお話で、リラックスしながら聞ける絵本を選びましょう。子どもがどうしてもこの本がよいと、ドキドキするような内容の本を持ってくるときもあります。
でも、まだ入眠儀式が確立されていない中で寝かしつけをする場合は、あまり興奮しない内容の本がよいですね。ドキドキしてしまう本は、昼間、子どもと楽しく読むことをおすすめします。
絵本の読み聞かせは、子どもの発達や語彙を増やすのに役立ちます。昼間、あまり絵本を読む時間がないというパパママは寝かしつけに絵本を読むのがよいでしょう。
CDやアプリを使って音楽を流す
CDだけでなく、アプリで同じ音楽を繰り返し流したり、ママの子守唄や朗読を録音しておいて流したり、スマホを駆使して寝かしつけをしているママも増えてきました。ただ、寝かしつけにスマホを使う場合は、画面はあまり見せないようにしたほうがよいでしょう。
スマホの画面から出ているブルーライトは、眠りを促す脳内ホルモン、メラトニンの分泌を抑制します。そのため、脳がまだ昼間であると判断してしまい、寝つきが悪くなってしまいます。アプリを使って寝かしつけをする場合は、画面を暗くして気にならないようにするなど、注意をしましょう。
おやすみホームシアターで寝室を楽しくする
「自分から寝室に行くようになった」「15分で寝るようになった」などの口コミが多く、寝る時間が待ち遠しくなって、寝室が楽しくなるようです。
真っ暗な部屋の天井に、プロジェクターが子どもの好きなキャラクターや自然の画像などを映し出してくれます。音楽が流れるタイプもあります。
幻想的で温かい雰囲気に、子どもはもちろん、ママも夢見心地になりますよ。友人ママのお子さんは、自分から「シアター、見る!」と言ってくれるようになったそうです。そして、自分からベッドに入ったときは感動したと言っていました。
まとめ
体が大きくなって活動量が増えてくると、自然と自分から寝るようになります。寝るときにママを必要としているなら一緒に過ごしてもよいのではないでしょうか。
ただ、仕事や家事などやることが多いママにとって、子どもの寝かしつけにあまり時間をかけたくないという気持ちもよく分かります。CDやアプリ、ホームシアターなども上手に使い、寝かしつけを楽にしていきましょう。