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子どもがなぜ泣いてるのか知りたい!年齢別よくある理由と対処方法

子どもがなぜ泣いてるのか知りたい!年齢別よくある理由と対処方法

子どもが泣く理由がわからず、どう対応したらよいかわからないと、ママは焦ってしまうことがありますよね。幼いきょうだいが一緒に泣いていれば、ママはお手上げかもしれません。ここでは年齢ごとに子どもが泣く理由と、ママのイライラを少なくする方法をご紹介します。泣く子に対応するための参考にしてくださいね。

0歳から1歳までの泣く理由と対処方法

お腹がすいた、おむつなど生理的欲求で泣く

赤ちゃんが泣くときは、お腹がすいたり、おむつが不快だったりするなどの、生理的欲求で泣くことが多いといわれます。げっぷが出なくてつらい、眠いのに眠れない、痛みやかゆみがあるなど、慣れないと少しわかりづらい欲求もありますよね。

授乳後に泣いたら、背中をトントンしてげっぷを出す手伝いをするなど、見当を付けながら一つ一つ可能性を潰していくことも必要です。いろいろ確認しても泣く原因が見当たらないこともあります。

赤ちゃんは不安やさびしさから、また、ママのイライラを感じ取って泣くこともあるそうです。私たちも部屋に入ると緊張した雰囲気がするなど、言葉以外のものを感じることがありますよね。赤ちゃんは大人以上に敏感なところがあるのかもしれませんね。

部屋の温度や明るさを変えてみよう

体温調節の機能が未発達な赤ちゃんは、暑さや寒さを敏感に感じ、眠たいのに眠れなくて泣いている場合もあります。赤ちゃんの手足が冷えていないか、背中に汗をかいていないかを確認して、部屋の温度や服を調節しましょう。

部屋の明るさは、お昼寝では暗くせず、赤ちゃんが寝たらカーテンを閉めるくらいがよいといわれます。夜は夜間授乳で点ける小さな灯り以外は、できるだけ暗くすることが昼夜の区別を付けるために大切です。赤ちゃんの生活リズムが整うと、寝かし付けが楽になることが多いですよ。

眠れない原因には、意識が薄れる感覚が怖いのではないかという説もあります。いろいろな方法を試しても泣いているときは、抱っこして赤ちゃんの不安を取り除くことが必要かもしれませんね。

黄昏泣きならゆらゆら抱っこやバウンサー

原因がわからないけれど、夕方くらいから機嫌が悪くなり、泣き止まなくなることを「黄昏泣き」といいます。赤ちゃんによりますが、早ければ生後2週間くらいから始まり、一般的には6カ月くらいで治まることが多いといわれます。

「黄昏泣き」の原因ははっきりしていません。お腹にガスがたまっている、昼間受けた刺激が多くて疲れていることなどが原因ではないかといわれています。

「黄昏泣き」のときは、抱っこやバウンザーでやさしくゆらゆら揺らしてみましょう。赤ちゃんは気分転換ができたり安心したりして、落ち着くことがあります。お風呂やお散歩も効果があるかもしれません。

ただし、泣き方が普通でない場合や、ほかに気になる症状がある場合は小児科を受診することをおすすめします。

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1歳から2歳にかけて泣く理由と対処方法

言葉を覚え始めて自己主張が始まるとき

1歳過ぎくらいでは、自分でやりたいのにできない、自分の気持ちが伝えられないという理由から泣くことが多いそうです。自我が芽生え始める1歳半過ぎ頃からは、イヤイヤ期に入り、自分の意思を通せずに泣くことが増えます。

この頃は、常識や大人の事情が理解できません。ママは「夕方だから帰る」と考えますが、子どもは、「遊びたいのを邪魔される」としか思えないのです。

小さな子特有のこだわりもあります。「このシャツしか着ない」などという感覚は大人にはわかりづらく、そのシャツを洗ってしまい、子どもが着られずに泣くことがあります。

この時期はまだ、脳の衝動的な欲求を抑える部分が未発達で、感情のコントロールができずに泣いて感情を爆発させることがあるのです。

泣いている理由を聞いて代弁する

子どもが泣く理由をママが代弁できるとよいですね。それは子どもの気持ちに共感し、言葉で気持ちを表すお手本になります。

家で自分が座る位置など、この頃はマイルールがある子が多く、それを崩されて泣くこともあります。そんなときは「あそこに座りたかったんだよね」と、子どもの気持ちを代弁し受け入れます。

そして「お友だちもそこに座りたいんだよ」と相手の事情を説明し、思いどおりにならないことがあると知ってもらいましょう。さらに「一緒に座らせてもらう?」などと、解決策や代替え案を提案できるとよいですね。

イヤイヤ期はなるべく子どもの意思を尊重したいですが、できないことも多いですよね。そんなときは、子どもの気持ちを代弁し、寄り添うようにしたいですね。

よいこととダメなことをはっきりさせる

子どもには、してよいこととダメなことをはっきりさせて注意することが大切です。人によって、または日によっていうことが違い、一貫性がないと子どもに定着しづらいからです。

欲求を抑えるのが難しいこの頃は、1度の注意では聞けないことが多いです。短い言葉で簡潔に注意し、言い続けることに重きを置いた方がよいかもしれません。

たとえば食事中に遊ぶとき、端的に「ご飯はお口に入れるものだよ」と注意し、遊び続けるようなら時間が来たらママは淡々と片付けます。1度で身に付かなくても、それを根気強く続けると子どもは遊ばずに食べられるようになるでしょう。

危険なことや迷惑なことは、抱っこしてその場から離れるなど、物理的に子どもを止める必要が出てくるかもしれません。

3歳から4歳にかけて泣く理由と対処方法

友だちとのケンカなど社会性が育つ場で泣く

3歳くらいは、ひとり遊びの段階から、ほかの子に興味を持ち一緒に遊ぼうとする時期に入る頃です。今まではママとの関わりの中で、愛情をたくさん受け、いろいろな配慮をされてきた子どもたちは、幼稚園などに入り、集団生活の中で子ども同士の容赦のない関係を体験します。

しかし3歳くらいでは、まだまだ適切に自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちを考えることは難しいことが多いです。すると自我と自我のぶつかり合いで、子どもは泣くことが多くなるのです。

口が達者な子は、ママをイラっとさせる発言をすることもあります。しかしママが感情的になると、子どもは怒ったときの表現方法はかんしゃくを起こすことだと学ぶ恐れがあります。なるべく冷静な態度で対応できるとよいですね。
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