4人家族で暮らす理想の間取り!子どもの成長に合わせた空間作りを
家族4人で暮らすなら、やはり4LDKくらいの広い間取りの居宅が必要と思うママもいますよね。ですが、子どもの年齢によっては、広い間取りの居宅よりも2LDKくらいのコンパクトな間取りのほうがよい場合もあります。部屋数だけではなく、家族が仲よく暮らすための間取りを考えてみましょう。
目次
- マンションに多い間取りのタイプを知ろう
- 無駄が少なく代表的な間取り「田の字型」
- 生活動線がスムーズな「センターイン型」
- 家族の会話が増える「ワイドスパン型」
- 子どもの成長によって変化する理想の間取り
- 子どもが小さいうちなら2LDKが安心
- 工夫次第で子どもが成人まで住める3LDK
- あらゆる成長段階に対応できる4LDK
- 子どもの成長を重視する部屋作りのアイデア
- 子どもが幼いうちは見守りやすい間取りに
- 子どもの動線に配慮すれば子育ても楽に
- 親子が交わる動線が家族だんらんを生む
- 部屋は工夫次第で広く快適にできる
- 家具の配置によって空間も広く感じる
- 収納スペースについても検討する
- 室内に仕切りを設けて1室増やす
- まとめ
マンションに多い間取りのタイプを知ろう
無駄が少なく代表的な間取り「田の字型」
玄関を入ると、中央に廊下が伸び、奥にリビングダイニングがあり、その横に小さめの和室や洋間があります。居宅の中央には水回りが集約され、廊下を挟んで玄関に近い場所に左右に居室があります。
どの部屋からも水回りにアクセスしやすく、騒音トラブルも起こりにくいという特徴があります。リビングダイニング側に広い採光窓があり明るい居室となります。一方、玄関側の部屋はややプライバシーの確保が難しく、風通しのために窓を開けられないと感じるケースもあります。
生活動線がスムーズな「センターイン型」
センターイン型の居宅は、玄関からどの部屋へのアクセスもしやすく、生活動線がスムーズという特徴を持っています。廊下がない分居室ごとの面積を広くでき、その分余裕を持った間取りを作りやすくなります。
水回りもまとめやすく、回遊動線を作りやすい形にもなります。キッチンや洗面台への入り口が複数あることで、スムーズな生活動線が作りやすくなります。
居室ごとのプライバシーが確保しやすいという特徴もあり、逆にいうと孤立した居室になってしまうことも考えられます。
家族の会話が増える「ワイドスパン型」
各居室へもリビングから向かうことになり、廊下が不要なためセンターイン型同様に限られた面積でも広く居室を使えます。水回りもリビングダイニングの周辺に集約されます。
帰宅後や出かけるときには一度リビングダイニングを通過する必要があります。水回りを使用する場合にも、リビングダイニングを通過することになります。そのため、必然的に家族と顔を合わせる機会が増えるため、家族の会話が増える間取りともいわれています。子育て世帯にはとくにすすめられている間取りの一つです。
子どもの成長によって変化する理想の間取り
子どもが小さいうちなら2LDKが安心
2LDKの間取りだと、普段は主にリビングダイニングで過ごすことになりますが、赤ちゃんに目が届きやすく何かトラブルがあったときにもすぐに気が付けます。歩くようになったころでも、目が届く範囲に子どもがいてくれるとママとしても安心ですね。
子どもが2人になった場合でも、目が離せない時期はママの目が届く範囲に2人の子どもがいるほうが安心感がありますよね。
工夫次第で子どもが成人まで住める3LDK
子どもが小さいうちは個室も不要で、リビングでママと一緒に過ごす時間も長くなります。小学生になり勉強部屋が必要になった場合でも、兄弟姉妹で部屋を共有するケースも多いですよね。
個室が必要になったときにも、夫婦の寝室、上の子の部屋、下の子の部屋と振り分けもできます。家族みんなが揃うリビングに、ママのワーキングスペースを設けるなどすれば、家族4人でも十分な間取りとなります。ママがいるリビングを中心に家族がリビングに集まる暮らしが送れそうです。
あらゆる成長段階に対応できる4LDK
子どもの成長に合わせて部屋の用途を変化させやすいのが4LDKの間取りともいえますね。
パパやママの個室は不要という場合でも、子どもが成長するにつれ荷物が増える傾向があるため、1部屋を丸ごと荷物部屋とすれば、ほかの居室を広々と使えます。余裕を持たせることで使い勝手はよくなりますね。
子どもの成長を重視する部屋作りのアイデア
子どもが幼いうちは見守りやすい間取りに
居室は少なくとも、広いリビングダイニングであれば家事をしながらでも子どもをすぐに見つけられます。子どももママの視線やパパの存在を感じやすいため、安心して遊べる環境となります。子どもが幼いうちは、声をかければ家族の誰かが答えてくれるくらいの距離感がちょうどよいといえます。
・壁や物に遮られず部屋全体が見渡せる
・子どもが何をしているのか部屋のどこにいても分かる
・子どもが泣いてしまったときにすぐ反応できる
このような間取りを意識してみてください。