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子育てで夫婦の温度差を感じる!原因や一緒に子育てを楽しむ方法

子育てで夫婦の温度差を感じる!原因や一緒に子育てを楽しむ方法

子育てに対してママとパパの間に、「温度差」を感じることはありませんか。ママからすると「子どもに関心がないのかな?」と思ってしまうことも。今回は育児で温度差を感じるタイミングや原因、さらに対処法までご紹介したいと思います。夫婦で楽しく子育てができるよう、参考にしてみてください。

どんなときに子育ての温度差を感じる?

遊んでくれるのは子どもの機嫌がいいときだけ

育児においてママはパパに「なんでそうなの?」と思うことがありますよね。この育児温度差でよくありがちなものを、いくつかご紹介したいと思います。

まずは「遊ぶのは子どもの機嫌がいいときだけ」、なんてことありませんか?パパは子どもにぐずられたり泣かれたりすることに、めっぽう弱いのです。どうしてよいのかわからなくなり、すぐにママにバトンタッチしてきます。

もう少し「あやすことをしてほしい」と、多くのママが思っているのではないでしょうか。子どもと関わるということは、機嫌のよいときもそうでないときもしっかり向きあうことです。機嫌のよいときだけ遊んで「育児を手伝っている」というのは、ちょっと考えものですよね。

子どもの成長や病気に対して関心が低い

次は仕事から帰ってきたパパに、子どもの成長や病気など気になることを相談しても、「反応が薄い」と感じることはありませんか?

いつも子どもと一緒にいるママは、日々の変化をよく見ています。子どもの成長というものは親の最大の喜びといえるでしょう。しかし報告をしても「へ~」だけや、「そうだっけ?」なんていわれた日には、「子どものことをなにもわかってない!」と思ってしまいますよね。

また子どもが病気のときは、ママは不安で仕方がないものです。病院に行くべきか様子見でいいのかなど、頭の中は子どもの症状でいっぱいです。しかしパパに相談しても、いまいち協力的でないときがあります。不安なときにパパに頼れないことは、ママにとって孤独を感じるものです。

子どもよりも自分の用事が優先

最後に、パパに対して「子どもより自分の用事を優先している」と感じることはありませんか?ママはミルクをあげたりおむつを替えたり、子どもが小さければ24時間体制で育児に携わります。ママの生活のほとんどが育児中心でまわっているのです。

しかし、パパはどうでしょう。「今日は見たいテレビがあるから」といって、子どもが話しかけてもテレビばかり見ているなんてことありませんか?またせっかくの週末なのに、自分の趣味にふけってしまい子育てにノータッチなんてことないでしょうか?

休日ぐらい自分の時間として使いたい気持ちはわかります。しかしママからすると、平日育児に携われないからこそ、休日ぐらい子どもと関わってほしいと思ってしまうのです。

子育てで温度差が生まれる原因とは?

そもそも男と女は脳の働きが違う

夫婦の間で温度差が生まれる原因に「脳の違い」があります。例えば女性の脳は、共感を強く求める傾向にあり、男性の脳は問題を解決して結論を出したがる傾向にあります。

また女性の脳は、自分と子どもを守るために「怖い」「ひどい」「つらい」などの感情が男性より何百倍も長く残るようにできているそうです。そのため感情を引きずりがちになります。「察する」という能力も女性が得意としているものです。右脳と左脳の連携が女性は活発であるため、子どもの状態を五感をフル活用して判断できるのです。

さらに女性の脳は、同時に複数の問題に対応することが得意です。家事育児は同時並行のタスクが多く、男性は女性の3分の1ほどしか認知できないともいわれています。

パパは子どもの扱いがわからない

次にそもそもパパは子どもの扱いになれておらず、わからないことが多いということが原因として考えられます。

ママとパパとでは育児のスタート時期が違います。ママは10カ月もの間、お腹の中で子どもを育てます。その時点で育児はスタートしているのです。しかしパパは、生まれてきてから初めてスタートラインに立ちます。

赤ちゃんのお世話でいえば、「抱っこする」「オムツを換える」「ミルクを飲ませる」などはなんとなくわかっていても、それらを「いつするのか」また「関連してなにを行うのか」まで想像がつかないのです。そのために、ママが逐一指示をしいないと動けないといったことが起こります。育児に無関心なわけではないので、そこは安心してくださいね。

子育てに関する夫婦の会話が少ない

お互い忙しいと、夫婦の会話が少なくなっていませんか?そのせいで会話にズレが生じ、温度差を感じるのかもしれません。

日常の中での「悩みやストレス」をお互いに相談したとき、噛みあわないという状況は夫婦の相性に違和感を持つキッカケになってしまうそうです。この会話のずれを放っておくと、口を開けば喧嘩になってしまったり、会話自体もなくなってしまったりするかもしれません。

お互いの価値観の違いや様々な相違点を理解したうえで、どんな会話でも増やすようにしていきましょう。特に感謝の気持ちや、ねぎらいの言葉はしっかりと伝えるようにしてください。「ありがとう」といわれると、きっと心が和らいで会話が広がっていくのではないでしょうか。

夫婦で子育てを楽しむ3つの方法

サポートをお願いするときは具体的に!

では夫婦で子育てを楽しむために、温度差を乗り越える方法はあるのでしょうか。

まずパパに育児を手伝ってもらうときは、具体的にお願いするようにしましょう。脳の違いでもお伝えしましたが、男性は察することが苦手なのです。そのため「いわなくてもここまでやってくれるだろう」というママの思いは、パパにはわかりません。してもらいたいことがあれば、細かくお願いすることがポイントです。

またお願いするときは、「〇〇しといて」など命令口調にならないように「〇〇してくれる?」や「〇〇してくれると助かる」といってみましょう。そこまでいわなくてもわかるでしょ!は禁物ですよ。細かい指示が初めは大変かもしれませんが、パパの育児参加のためには必要なことです。
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