離乳食グッズの消毒はどうする?消毒に関する疑問や食器の洗い方
離乳食グッズの消毒が必要な場合とその方法
生ものを調理した後の器具は消毒が必要
生魚や生肉、さらに土の中には食中毒を引き起こす毒性の強い雑菌が含まれていることがあります。調理を行えば問題なく食べられる食材でも、調理の段階で使用した調理器具には、雑菌類が付着してしまうことがあるのです。
生ものや土がついた野菜を調理したまな板や包丁は熱湯消毒をするとよいですね。気を付けたいのは包丁の柄の部分です。忘れがちですが、柄の部分にも熱湯をかけて消毒を行うことが必要です。
生ものを調理した後に使う食器洗いスポンジを決めておき、ほかの物を洗うときとは別にしておくとよりよいですね。
離乳食グッズの正しい消毒方法
一つ目は薬品消毒です。哺乳瓶を利用していたママなら、なじみがある方法ですね。漂白剤や赤ちゃん用の消毒液(ミルトンなど)に漬け込んで消毒をする方法です。消毒後は水洗いをしっかりすることを忘れないようにしましょう。
二つ目は熱湯消毒です。沸騰したお湯を食器などに回しかける方法です。スプーンやフォークといった小物類はボウルやザルなどに入れてお湯をかけるとやりやすいですよ。
三つ目は煮沸消毒です。食器などが入るくらい大きなお鍋にお湯を沸かし、沸騰したら食器を入れて5分ほど沸騰した状態で食器を加熱して取り出します。
熱に弱い食器もあるので注意しましょう。
清潔を保つ消毒の手順3ステップ
1.食器を洗剤できれいに洗う
2.消毒を行う
3.しっかりと乾燥させる
消毒をするのだから洗わなくても大丈夫ということはありません。あらかじめ丁寧に洗い清潔な状態にしてから消毒をするのが鉄則になります。また、消毒後に水滴が残った状態では、水滴の中に雑菌が増えてしまいます。
煮沸消毒の場合は、熱湯から取り出せば比較的早く水滴がなくなり乾くため自然乾燥でも構いませんが、熱湯消毒や薬品消毒の場合は食器についた水滴をペーパータオルでふき取ってから乾燥させるとよいでしょう。
まな板や包丁類は乾燥させてから日光消毒をプラスするとよりよいですよ。
まとめ
ただし、雑菌類が繁殖しやすい時期や赤ちゃんの体調が悪く抵抗力が落ちているときなどは消毒をすることも必要です。定期的に消毒をするようにすれば食器類を清潔に保つことができますね。
消毒を行うときには正しい方法で、食器の耐熱温度なども気を付けて行いましょう。