パパの協力で自由時間を作ろう!ママのひとり時間がない理由と作り方
育児を実際に経験してみて、初めて大変さが分かったというママも多いでしょう。ひとり時間もなく、ただ家事や育児のことを考えて過ごす毎日にママがストレスを感じてもおかしくありません。今回は、ママのひとり時間がない理由と作り方を考えてみましょう。そして、パパにも協力してもらって自由時間を作りましょう。
ママの自由時間がない理由と原因
ひとり時間がないことがママのストレスに
赤ちゃんが生まれたばかりのころは、身の回りのお世話をしながら家事をする生活が続きます。1日が始まったかと思えば、一息つく間もなく気がつけば夜になるなど、忙しさは想像以上です。赤ちゃんの体調や機嫌に気を配りながら育児をする責任感から、知らないうちにストレスが溜まってしまいます。
もし、少しでもひとり時間があればストレスから解放されるでしょう。ひとりでスーパーやコンビニに行くだけでもリフレッシュできます。パパに「ひとり時間がほしい」とお願いしてみましょう。
パパの家事時間が短くママの負担が大きい
総務省による「平成28年社会生活基本調査」によると、6歳未満の子どもがいる家庭でパパが1日に家事や育児に関連する平均時間が83分なのに対し、ママは454分とパパの約6倍ほど時間を費やしています。若い夫婦はパパの家事や育児への参加率が高い傾向にありますが、まだまだママの負担が大きいですよね。
しかし、パパの意識が低いわけではなさそうです。パパが、残業などの時間外労働が多いと帰宅時にはすでに家事が終わっているなど、働く環境も影響していると考えられます。
完璧ママを目指して自分の首をしめている
完璧ママは、「あれもこれもしなければならない」と思いがちです。しかし、よく考えてみると必ずしもそうでないことの方が多いのではないでしょうか。
たとえば、家の中すべてを常にピカピカに掃除するのではなく、毎日1カ所ずつ違う場所をきれいにしていったり、目に見える場所以外は2日に1回のペースできれいにしたりする方法でもよいでしょう。肩の力を抜いた家事をすればストレスも減り、少しずつママの自由時間ができますよ。
自由時間のためにパパに協力してもらうこと
家事育児の分担について話し合って見直そう
仕事をしている、していないに関わらず、家事や育児をママが負担する割合は大きいそうです。かつての「家事や育児は女性がするもの」という考え方が自然と頭にあるのかもしれません。
しかし、1日中なにをするにも子どもと一緒の時間を過ごしたり仕事で疲れた日も家事や育児をしなければならないとなると、ママには大きな負担です。ママが負担することが当たり前になり、いつまでたってもママの自由時間が作れません。
まずは、家事や育児の分担の現状をパパと共有し、パパができそうなことをピックアップするとよいですよ。一緒に考えるとパパにも協力する気持ちが芽生えるでしょう。
最低でも自分のことは自分でしてもらう
家事が苦手なパパに協力してもらうには、ハードルをぐんと下げるとよいですよ。たとえば、脱ぎっぱなしの衣類を洗濯かごに入れることや、パパが出したゴミを捨てることなどから始めましょう。この一手間を怠るパパも多く、ママはストレスを感じるそうです。小さなことでも、パパが自分のことを自分でするとママのストレスが軽減されますよ。
少しずつ慣れてきたなと感じたら、一段階ハードルを上げてみてもよいでしょう。ママは協力してくれたパパに「ありがとう」と忘れずに伝えましょう。
定期的にパパのワンオペデーを作る
普段は、ママが家事や育児のほとんどをしている家庭が多いです。しかし、ママもひとりで外出したり趣味に没頭したりする自由な時間が欲しいですよね。その気持ちをパパに素直に伝えてみましょう。
休日はゆっくりしたかったり予定があったりするパパもいます。期待するだけではなく、ダメ元でお願いしてみましょう。また、パパの休日に子どもを任せることになるので、「毎日仕事で疲れているところ悪いんだけど」など、ワンクッションおくとパパもスムーズに受け入れてくれるでしょう。
細切れ自由時間にできるリフレッシュ方法
ごほうびにおいしい物を食べる
育児をしているママの食事は、すぐに食べられる物や、とりあえず空腹を満たす物などに偏りがちです。毎日、家事や育児を頑張っているママは、そのごほうびにおいしい物を食べてリフレッシュしましょう。
たとえば、近所にママのお気に入りのカフェがあるなら出かけてみてもよいでしょう。好きな場所でおいしい物を食べると、お腹も心も満たされますよ。
子どもが小さくてなかなか外出ができない場合は、テレビや雑誌で話題のスイーツなどをお取り寄せしてもよいですね。子どもがお昼寝中にこっそりいただきましょう。