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保育園の一時保育を利用しよう!面談内容と利用開始までの流れとは

保育園の一時保育を利用しよう!面談内容と利用開始までの流れとは

「一時保育」という言葉は、保育園入園を考えたことのある方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれません。しかしその実態や内容がわからず、利用の機会を失っている方も多いことでしょう。そんなパパやママのために、一時保育の面談内容や利用開始までの流れについてまとめます。

一時保育を利用するまでの流れを確認しよう

一時保育を利用する保育園に電話をしよう

一時保育は、その名のとおり子どもを一時的に預かってくれる制度です。1日だけ預かるケースから週2~3回長期的に預かるケースなど、様々な利用方法があります。

一時保育事業が行われている施設は「保育所(一般的な認可保育園)」「認定こども園」「小規模保育園」などです。施設内の一室や敷地内に分園のように設置されている場合がほとんどですが、一般的に認可外保育園の方が設置の自由度は高いようです。

一時保育の設置場所は自治体や保育園の公式サイト、地域の子育て広報誌などを見ると見つかります。まずは電話で面談の申し込みをしましょう。保育園と一時保育室の電話番号が違う場合もありますので、電話する前に確認が必要ですよ。

子どもと一緒に保育園に面談にいこう

面談の予約が取れたら子どもと一緒に保育園に面談にいきましょう。面談といっても利用についての説明や子どものことについての聞き取りがメインですので、構えたり緊張したりする必要はありません。パパやママの希望とありのままの子どもの様子をそのまま伝えられればOKです。

予約の段階で面談のときに持参するものが指定されることもありますので、当日は忘れ物がないように気をつけておきましょう。第一印象は大切です。一般的に母子手帳などの提示を求められることが多いようです。

面談が済んだら「登録」という手順に進みます。1日のみの利用なら面談を行わずにすぐ登録というところもありますので、早めに問い合わせてみるとよいかもしれませんね。

利用予定日前に慣らし保育がある園も

利用予定日より前に「慣らし保育」をしてくれる園もあります。人見知りが激しいなら、まずはここから始めるのもよいですね。2~3時間からトライしていけば、子どもも次第に心と体の準備ができるのではないでしょうか。

パパやママと別れるときに激しく泣いても、ずっと泣いている子どもは意外に少なく、保育士のフォローで楽しく過ごせる場合が多いようです。子どもは「パパやママがいないならしかたない」と開き直り、すぐにそこに自分の居場所を作り始めます。

慣らし保育では、近くの公園に散歩に行ったり、お昼ごはんを一緒に食べたり、お昼寝をしたりします。一時保育の子どもはみんな同じ教室に預けられるので、慣らし保育のうちに何人かお友だちができるかもしれませんね。

面談で聞かれる質問の答えを準備しよう

子どもの生活の流れを説明できるように

「ありのままを伝えるだけでよい」とわかっていても、初めての面談では「どんなことを聞かれるんだろう」という不安もありますよね。面談で聞かれる質問の答えをあらかじめ準備しておくと、ちょっとだけ安心できます。一般的な質問内容を紹介しますので、参考にしてください。

保育士がまず知っておきたいのは「子どもの生活の流れ」です。「お家でどんな風に過ごしているか」というのは保育士にとっても重要な情報なのです。わかりやすく簡潔に説明できるようにしておくとよいですね。

子どもの1日のタイムスケジュールを表などにして持参すると、アタフタしないで説明できるかもしれません。場合によってはその表をそのまま園に提出するという方法もあります。

アレルギーや発達状況を把握しておこう

ほかにも子どものアレルギーや発達状況を聞かれることがあります。「あれ?どうだったっけ?」と面談の場で慌てることになるといけませんので、あらかじめ正確なアレルギーの内容や今までの発達状況を把握しておきましょう。

アレルギーや発達状況で一時保育を断られることはまずありません。子どもの安全のためにもすべてをお話ししておいた方がよいでしょう。預かる園側としても「知らなかった」では済まされないので、すべての情報を把握しておきたいと考えていますし、もちろん個人情報は大切に守られます。

「こんな細かなことまで言うと嫌がられるかもしれない」と思う必要はありません。園の方で情報の取捨選択をしてくれますので、どんな小さいことでも気になることは一応伝えておきましょう。

子どもの性格を知ってもらおう

子どもの性格についての質問があることもあります。しかし「どんな子どもさんですか?」と聞かれてスラスラと答えられるパパやママの方が少ないのではないでしょうか。一時保育の面談はよいチャンスなので「うちの子どもの性格を言葉にするとどうなるか」について考えておくとよいですね。

園では「子どものよいところ」「よくないところ」の両方を把握したいと考えています。内容を誇張したり感情的になったりしないで、子どものありのままの様子を伝えるようにしましょう。

特に「よくないところ」となると、色々な思いがよぎって話が長くなることもあります。「よくないこと」の基準は環境や人によって違ってきますので、「気になること」として、事実のみを伝えておいた方がよいかもしれませんね。

一時保育を利用する際に気をつけたいこと

一時保育の持ちものは月齢によって異なる

一時保育の持ちものは月齢によって異なります。詳しくは園に問い合わせるのが早道ですが、一般的に「準備するもの」としてあげられるものを紹介します。

・保険証や医療証(ほとんどの場合コピーでOK)
・着替え(2~3セット)
・外遊び用帽子
・おむつまたはトレーニングパンツ、おしりふき(必要枚数)
・タオル
・食事用エプロン(2~3枚)
・お昼寝用の布団、布団パッド、バスタオル
・汚れものやおむつの持ち帰り用のビニール袋(2~3枚)
・水筒、コップ

ほかにも給食がない場合はお弁当やおやつが必要になってくるようです。子どもが離乳食の時期なら離乳食を、アレルギーがあるならアレルギー除去食を作って持参しなければならないこともあります。
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