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女の子が話すようになるのはいつ?赤ちゃんの言葉を引き出すコツ

女の子が話すようになるのはいつ?赤ちゃんの言葉を引き出すコツ

女の子を持つママにとって、我が子がいつ話せるようになるのかは気になりますよね。そこで、赤ちゃんが話せるようになる段階と目安、さらには女の子が話せるようになるのが早い理由について解説します。あわせて、赤ちゃんの発語を促す言葉かけの仕方についてご紹介します。

赤ちゃんが話せるようになる段階と目安

クーイングや喃語を発するようになる

パパやママにとって、赤ちゃんとおしゃべりできるようになる日は大きな楽しみです。初めて言葉を発したときの感動は、親にしか分からないでしょう。実は、赤ちゃんがおしゃべりできるようになるまでには、いくつかの段階があります。

新生児期の赤ちゃんは、ただ泣いたり微笑んだりしているだけです。それが、生後2~3カ月を過ぎたころから泣き声とは違う「クーイング」が始まります。喉の奥から「クー」や「アー」と発し、くつろいでいるように聞こえるのが特徴です。

個人差はありますが、生後5~6カ月を過ぎると「ブーブー」「ダーダー」など同じ音を二つ以上続けて発するようになります。これを「喃語」といい、まだ意味のある言葉を発しているわけではありません。

1歳前後で意味のある言葉が出始める

喃語を発し始めた赤ちゃんは、少しずつ喃語の数を増やして意味のある言葉でおしゃべりする練習をしていきます。言葉の発達は赤ちゃんそれぞれによって異なりますが、1歳前後になると意味のある言葉が出始めることが多いようです。

テーブルのご飯を見ながら「マンマ」と言ったり、「パパ」「ママ」と言ったりするようになるのもこの時期です。

この時期の赤ちゃんは、お話しすることよりもパパやママが語りかける言葉を聞いて理解できる言葉を増やしていきます。まだコミュニケーションは上手に取れませんが、言葉のシャワーをたくさん浴びて多くのものを見たり聞いたりすることが大切な時期でもあります。赤ちゃんに、言葉の刺激をたくさん与えましょう。

2歳前後で二語文を話せるようになる

意味のある言葉がしゃべれるようになり理解できる言葉を少しずつ増やしてきた赤ちゃんは、2歳前後で話せる言葉の数が一気に増えていきます。「ワンワン 好き」のように、名詞と動詞を組み合わせて二語文で話せるようになるのもこの時期です。

もちろん、子どもによって発達の仕方は違います。話す言葉が少なくても、理解できる言葉をたくさん蓄えている子どももいるものです。周りの子と比べて言葉が遅いからという理由で、障害があると心配するには早すぎますよ。

この時期になると「ママ、抱っこ!」「ジュース、ちょうだい!」などの二語文とともに、「これ、何?」「誰?」のような質問をママやパパにしてくるようになります。面倒でも、できる限り答えるようにしましょう。

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女の子が話せるようになるのが早い理由

言語能力をつかさどる脳の成熟が早いため

一般的に、男の子よりも女の子の方が早く話せるようになるといわれています。この違いは、男性と女性では脳が発達する順序が違うことから起こるようです。

これまでの研究で、言語能力をつかさどる脳の部分は、女の子は男の子よりも数年早く成長することが分かってきました。反対に、男の子は、空間記憶をつかさどる脳の成熟が女の子よりも数年早いといわれます。

さらに、言葉に関する脳の使い方が男女で違うともいわれています。男の子は右脳と左脳の使い分けがはっきりしていて、言葉を話すときには言語能力をつかさどる左脳を使っているようです。

一方、女の子は左脳だけではなく右脳も同時に使ってお話ししています。女の子が男の子よりも早く話せるようになるのは、このためです。

女の子の方が聞く力があるから

女の子が男の子よりも早く話せるようになるのは「聞く力」も関係しているようです。聞く力が弱いとママやパパなど周りの人の話などが理解できず、うまく会話ができません。

女の子は聞く力に関する脳の発達が男の子よりも早いそうです。ですから、言語を正確に聞き取る力が優れています。確かに、男の子のようにぼんやりしていて聞いていなかったり、聞き漏らしたりする女の子は少ないですよね。

聞く力に関する脳の発達が女の子よりも遅い分、男の子は視覚に関する脳が女の子よりも早く発達するといわれています。虫の観察や乗り物を見ることが好きな男の子が多いのは、このためだそうですよ。

小さいころからおしゃべりが大好きな女の子は、聞き上手でもあったのですね。

成長には個人差があるので焦らなくて大丈夫

脳の発達を見ると、男の子よりも女の子の方が早く話せるようになる傾向があるといえそうです。しかし、性別の違いのほかにも個人差が大きいことも知っておいた方がよいでしょう。

身長や体重など体の発達の仕方が子どもによって違うように、言葉が早いことや遅いこと、言葉が多いことや少ないことなどの違いがあるのは当たり前です。我が子が周りの子と比べて言葉数が少なくても、焦らない方がよいでしょう。

もし2歳までに言葉がまったく出なかったり、3歳までに二語文が話せなかったりするようであれば、かかりつけの病院の先生に相談してもよいかもしれません。言葉の遅れには、言葉の理解や言葉に現す力のほかにも、難聴などが原因であることも考えられます。

赤ちゃんの発語を促す言葉かけの仕方

簡単な赤ちゃん言葉で話しかけるのは有効

少し前までは、正しい日本語を覚えるためには赤ちゃん言葉は使わない方がよいという考えがありました。しかし、その後の研究では赤ちゃん言葉で話しかけた方が言葉を早く覚えるという報告がされています。

それでは、赤ちゃん言葉と大人の言葉はどのように違うのでしょうか?赤ちゃん言葉では、ご飯は「マンマ」、寝るは「ネンネ」、耳や手のことを「おみみ」「おてて」などといいます。

これらの赤ちゃん言葉は、いずれも表現が柔らかくなっていますよね。音を繰り返すことで、聞き取りやすい表現にもなっています。

赤ちゃん言葉を使ったからといって、成長しても大人の言葉で話せなくなるわけではありません。赤ちゃんの発語を促すためにも、積極的に赤ちゃん言葉で話しかけましょう。
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