赤ちゃんの食べムラはいつまで続く?気になる原因と対策をご紹介
多くの赤ちゃんが生後5カ月頃を過ぎると離乳食をスタートします。おっぱいやミルク以外の食べ物を口にして、パパママと同じ食生活に近づけていきます。しかし赤ちゃんによっては食べムラがあり、ママの悩みの種となることも多いようです。赤ちゃんの食べムラは一体いつまで続くのか、原因や対策をご紹介します。
赤ちゃんの食べムラの原因とは?
食べ物にまだ興味がわかないから
好奇心旺盛な赤ちゃんであれば、パパとママが食事をしている姿をじっと見つめたり、口からダラダラとよだれが出てきたりすることもあるようです。食べ物のおいしさを赤ちゃんに伝えるようにしたり、こんな食べ物があるんだよと教えてあげたりすると、食べ物に興味を持ち始めてくれるかもしれませんね。
食事の際には赤ちゃんもテーブルについてもらい、ママパパと一緒に楽しく食事をするようにするとよいかもしれませんよ。
まだお腹が空いていないから
しかし、おしゃべりのできない月齢の赤ちゃんの場合には、お腹が空いていないことを伝えられず、食べムラとしてアピールしていることもあります。なかなか食事が進まないときは、無理に食べさせようとするとママも焦りやストレスを感じる原因にもなります。
そんなときは一旦食事を切り上げて、時間をあけて食べさせたり、食べムラが何日も続く場合には食事の時間を見直したり、授乳の時間を変えるなどの工夫をしてみるのもよいかもしれませんよ。
食感や味つけが苦手なことも
赤ちゃん用の食事を調理する場合には、月齢に応じた柔らかさやカットの大きさ、味つけの濃さなどを離乳食本やインターネットの情報などを参考にしているママも多いと思います。もちろんこの工程も大切なことです。
しかし、すべての赤ちゃんがマニュアルどおりにいくわけではありませんので、赤ちゃんの食べるペースや表情を見ながら工夫してみるのもよいかもしれません。同じメニューでも食感や味つけを少し変えるだけでもパクパク食べてくれることもありますからね。
赤ちゃんの食ベムラがおさまる時期や特徴
いつまで続くかは個人差がある
食べムラがいつまで続くのかは赤ちゃんによって個人差が大きく、一概にこのタイミングを過ぎたら改善する可能性があると予測することは難しいです。赤ちゃんの食べムラのことを気にしたり心配したりするママの思いがあるのも仕方のないことではありますが、少しだけ肩の力を抜いて考えるようにすることも大切ですよ。
まずは「食」に慣れることが大切
しかし食べムラがある赤ちゃんの場合、栄養バランスや食事の量よりも、まずは「食」に慣れるということを優先的に考えてみませんか? 離乳食期の場合であれば、母乳やミルクを飲んでいますよね。
ですから、食べムラがあるからといって過度に心配しなくてもよい場合がほとんどです。ママとパパが「食」を楽しんでいれば、赤ちゃんも自然と食べてみようかなという意欲が湧いてくるでしょう。
赤ちゃんの好む食べ物だけでもよいですし、時間帯によって変動があるということも割りきってみましょう。
無理強いはせずゆっくり進めていこう
しかし、一生懸命準備した食事を赤ちゃんがほとんど食べてくれないことが続くと「なぜ?」と思うこともあるでしょうし、何度か連続する場合イライラを感じてしまうことがあるかもしれませんね。
だからといって赤ちゃんに無理強いすることは好ましいことではありません。無理に食べさせようとすればするほど、赤ちゃんは嫌がったり、ママの焦る気持ちを大きくしてしまったりする原因にもなりますからね。
「マイペースでいいや」くらいの気持ちでいましょう。
いつまでも続く食べムラへの三つの工夫
食材の硬さや味つけを変えて調理しよう
しかし、しばらく続けて食べさせても一向に食べてくれる気配がない場合には、いっそのこと大きく変化をつけて調理をしてみてはいかがでしょうか。もともと硬めで調理していた場合であれば、少し柔らかめにしてみる。薄い味つけであれば、少しだけ濃いめ、思い切って味つけをしないで食べさせてみるというのも効果があるかもしれません。
離乳食本やインターネットなどからのレシピはあくまでも参考程度にしておいて、赤ちゃんの好みを見つけることを意識してみましょう。