2歳の子どもが髪の毛をむしる!主な原因三つとママパパができること
2歳になるわが子の様子を見ていると、よく髪の毛をむしっているので剥げてしまうのではないかと心配しているママもいるかもしれません。そこで今回は、子どもが髪の毛をかきむしる主な原因と子どもの原因に合った対策やケア方法、病院への相談やママができるケア方法などについてお話しします。
子どもが髪をかきむしる主な原因
不機嫌そうなら頭や顔周りがかゆいのかも
たとえば頭皮に汗疹や湿疹ができていると、かゆいのが頭皮だということが分からずに、髪の毛をかきむしることがあります。眠くなると体温が上昇し血行がよくなるので、さらにかゆみを感じやすくなります。寝る前に特に激しくかいていないか観察しましょう。
頭皮に異常が見られない場合、顔周りが乾燥してかゆいということもあります。肌が乾燥しているようなら、保湿剤の入ったシャンプーを使うのもよいですね。また、お風呂の後、頭皮や顔の周りに乳液を塗るとかゆみが治まるかもしれません。
眠いときや手持ち無沙汰なときに出る癖
大人でも気持ちが落ち着かなくなると、自分の髪を無意識に触ってしまうことがありますよね。公共の場所で指で髪をいじっている人を見ることも多いでしょう。
それと同じで、子どもが眠いときや何かしたいけれど分からないといったときに現れる癖ということもあります。子どもがどんな場合によく髪をかきむしっているのか、観察していると自然と解決策が思いつくかもしれません。
癖の場合、成長とともに治まってくることがほとんどなので、心配しすぎないようにしたいですね。
環境変化やストレスなどによる抜毛症の兆候
最近子どもの生活環境に変化はなかったでしょうか?引っ越し、保育園への入園、弟や妹の誕生などの大きな変化があった場合、上手に環境の変化についていくことができず、精神的に負担が掛かっている可能性があります。
もしくは、ママやパパに叱られることに対してストレスを感じているのかもしれませんよ。
2歳だとまだ言葉では上手に説明をすることができないので、子どもの様子を見ながらママが判断してあげることが大切です。原因が分かれば、抜毛症になる前に治すことができるかもしれません。
2歳の子どもの原因に合った対策やケア方法
基本の頭皮ケアの方法
液体タイプを使う場合は、しっかりと泡立ててから子どもの頭皮を指の腹で優しくマッサージするようなイメージで洗ってあげましょう。くれぐれも爪で頭皮をかかないようにしたいですね。
泡立てるのが難しい場合は、最初から泡になって出てくるタイプのシャンプーがおすすめです。頭皮は弱酸性なので、肌に刺激を与えない弱酸性のものを選んでみてください。
髪の量が多く自然乾燥で乾かないような場合は、ドライヤーの一番低い温度で優しく乾かすようにしましょう。
無理やり止めずに気を紛らわす
ママが注意すると、余計に自分の髪に意識が向いてしまい、さらに髪をかきむしる可能性もあります。子どもが髪の毛に意識を集中させないよう、何かほかのことに気が向くようにしたいですね。
特に手を使う遊びや動作は、手が髪の毛から離れるのでよいかもしれません。手にクレヨンを持たせてお絵かきするように仕向けてみたり、ママと手遊び歌で遊んでみたりなど、何かよい解決策がないか考えてみてくださいね。子どもが興味を持てることを探してみましょう。
子どもの悩みを見つける
たとえば、引っ越しや下の子の誕生による環境の変化が原因と考えられる場合、子どもが新しい環境に馴染むことができるよう、ママやパパが優しく見守りサポートしてあげる必要があります。できるだけ子どもの心に寄り添うようにしたいですね。
ママやパパがわが子のことを思うあまり、ついしつけに厳しくなってしまうこともあるでしょう。しかし過度に叱ったり、注意をしたりすると、子どもにとっては大きなストレスになることもあります。今一度、自分たちの叱り方について見直してみることも必要かもしれません。