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花を育てる道具を用意しよう!子どもと花を栽培するメリットやコツ

花を育てる道具を用意しよう!子どもと花を栽培するメリットやコツ

子どもと一緒に花を育てることは、花育といってさまざまなメリットがあります。どのような効果が期待できるのか、また花を育てるために必要になる道具はどのようなものを用意したらよいのかをご紹介します。子どもと一緒に花を育てるためのポイントもまとめました。

子どもと花を育てるメリットとは?

探求心や好奇心が伸びる

小学校の先生を対象に、レキットベンキーザー・ジャパン(薬用せっけん「ミューズ」を展開する会社)が「好奇心旺盛な子どもの育成」に関する調査を行っています。この中で「好奇心旺盛な子どもを育むために必要なことは?」という設問に対して、94.3%の先生が「自然に触れること」と回答したそうです。ついで87.0%の先生が「外遊びをさせること」とも回答しています。

自然に触れることは、子どもの好奇心を伸ばしていくために大切ですね。身近に自然を感じさせるために、花を育ててみてはいかがでしょうか。「どうして種から葉っぱが出てくるの?」「お花ってどうやって咲くの?」このような小さな疑問を次々と持ち始め、探求心や好奇心が花と一緒に伸びていきますよ。

植物への関わり方や優しさを育む

植物とは会話をすることができないため、植物がどうしてほしいのかを察してお世話をする必要がありますよね。自分がお世話をしてもらうことに慣れている子どもにとって、お世話をしてあげる経験は貴重で、優しい気持ちが育っていきます。

子どもは好奇心から葉っぱを引っ張ってちぎってしまうこともありますが、ちぎってしまった葉っぱは元に戻りません。テープや糊をつかっても元に戻らないなど、植物の儚さも学べます。

お話をすることができない植物でも、自分が愛情をかけて育てるときれいな花を咲かせてくれるということを実感できます。「お花を咲かせるために何が必要なんだろう」「どうしたらいいのかな」と思いやる気持ちを育んでいけますね。

生と死について学ぶことができる

1年草は、花が咲き種を実らせた後は枯れてしまいます。また、ちょっとお世話を怠ったり、ぞんざいな扱いをしたりしても枯れてしまいます。生き生きとしていたはずの植物が、枯れて死んでしまうというサイクルを短期間で分かりやすく学べます。

お話ができない植物にも命があり、命は永遠に続かないということを子どもは身をもって知ることができますね。命を大切にしないといけないことなども一緒に学べます。

感受性が強い子どもは、花が枯れてしまったことを重く受け止め、自分を責めてしまうかもしれません。そのようなときには子どもの悲しみに共感しつつも、自然の摂理について一緒に考える良い機会ととらえて寄り添うとよいですね。

子どもと花を育てるために必要な道具は?

ベランダやお庭で育てるための道具

身近に自然を感じ、日ごろから子どもがお世話ができるように、お庭やベランダなどで花を育てたいと思うママも多いですよね。そこで、一から花を育てるために必要な道具を揃えていきましょう。育てる花によっても必要な道具は変わってきますが、基本となるものは同じです。

・植木鉢またはプランター
・培養土
・肥料
・種または苗
・じょうろ

背が高くなる花を育てる場合は支柱が、ツルが伸びる花なら螺旋支柱などが必要になります。たくさん花をつける植物の場合、咲き終わった花殻を取り除くための花ばさみや、見た目を整える剪定ばさみがあると便利です。手に汚れが付いたり、爪の間に土がはいったりするのを防ぐために、園芸用グローブもあるとよいですね。

子ども用の園芸グッズでやる気もアップ

ママが使う道具以外に子ども用の園芸グッズを揃えると、子どものやる気がアップします。園芸用の道具の中には、先がとがっていて子どもが使うのは危険なものもありますので、子ども用のグッズを揃えることで怪我防止にも役立ちます。

100円均一のお店に行くと、象さんの形をしたじょうろや柄のないスコップなど、子どもが扱いやすいグッズを揃えられます。洋服の汚れが気になるママなら、ガーデニング用のエプロンやスモックなどを用意するとよいですね。

水やりの際には、足元が水浸しになったり、誤って自分の足に水をかけてしまったりすることもありますので、レインブーツや長靴などを準備しておくとママのストレスを減らせますよ。

栽培キットなら必要なものが揃っていて便利

今まであまりガーデニングをすることがなく、一から道具を揃えるのは大変だと思うママは、栽培キットを購入してきてもよいですね。

栽培キットのよいところは、植木鉢や土や種といった栽培に必要なものが揃っている点です。不要なものを買わずにすむのも、無駄にならずによいですね。

さらに、花をどのように育てればよいかという手引書も入っていることが多いのも、初心者にはうれしい点です。植物ごとに好む気温や日当たりが異なります。それを知らずに栽培を始めると、思ったように成長せず花が咲かないこともあります。

子どもは花が咲くのを楽しみにお世話をすると思います。きれいな花を咲かせられるように、手引書を参考にして育てていくとよいですね。

子どもと花を育てるときのポイントは?

初心者でも育てやすい花を選ぶ

子どもと一緒に花を育てるときは、ガーデニング初心者でも育てやすい花を選ぶとよいですよ。育てやすい花をご紹介します。

・朝顔
小学生のころに育てた経験を持つママも多いのではないでしょうか。大きな花をたくさんつける朝顔は華やかですし、子どもも好む花です。「早起きをすると元気なお花が見られるよ」と生活のリズムを整えるのにも役立ちます。

・ミニひまわり
夏に鮮やかな黄色の花を咲かせるひまわりもきれいです。普通のひまわりだと背丈が大きくなってしまいますが、ミニひまわりならベランダでも育てやすいかもしれません。

・ゼラニウム
乾燥に強いため、ついうっかり水やりを忘れてしまっても大丈夫です。虫よけ効果もあるので、子どもがいる家庭にはぴったりですね。
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