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赤ちゃんが布団から転がるのはなぜ?注意点や便利グッズのご紹介

赤ちゃんが布団から転がるのはなぜ?注意点や便利グッズのご紹介

子どもは寝ながら移動して布団からはみ出てしまうことも多いですが、赤ちゃんはなぜ転がるようになるのでしょうか。赤ちゃんの寝相がよくない理由と布団から転がり出てしまうときの対策についてまとめました。今はまだ寝返りをはじめていない赤ちゃんのママも、今からチェックしておきましょう。

赤ちゃんの寝相がよくない理由とは

赤ちゃんは浅い眠りの時間が多い

ママやパパが寝ているときに寝返りをうったり寝言をいったりすることがありますが、この時間を睡眠の中でも眠りの浅い「レム睡眠」といいます。一方、頭も身体も深い眠りについている状態で身動きが少ないのが「ノンレム睡眠」です。

赤ちゃんが眠っている状態でも小さな物音や刺激によって起きてしまうとき、脳が活発に働いているレム睡眠中であると考えることができます。このとき、身体も無意識に動いてしまうので寝相がよくないと感じることも。

赤ちゃんの方が寝相がよくないと感じる理由は、大人よりもレム睡眠の時間が長いためです。大人では眠り全体の20%がレム睡眠なのに対し、赤ちゃんは50%と全体の半分は眠りが浅くゴロゴロ転がってしまうのですね。

体温が高いため暑く感じていることも

夏場の暑い時期、寝苦しいと寝返りをする頻度が高くなります。汗ばんだり、息苦しくなるのでゴロゴロ転がって、快適な場所やポジションを探してしまいますね。

赤ちゃんは大人よりも体温が高いため、大人が快適だと感じる室温や寝具でも暑く感じている場合があります。「寝る子は育つ」といいますが、睡眠中に分泌される成長ホルモンも肌の表面温度を上げることが分かってきました。

もともと体温の高い赤ちゃんが眠ることによってより暑く感じるので、布団を蹴ったり寝返りをうったりすることが増えます。ママが布団をかけてもかけても蹴飛ばしてしまう場合は、室温が高い可能性がありますので、赤ちゃんにとって快適な20℃から25℃であるか確認してみましょう。

寝ているときに記憶の整理をしている

睡眠中はノンレム睡眠で頭と身体を休め、レム睡眠では日中に起こったできごとや記憶の整理をしています。夢をみることも記憶の整理の一環で、不要な情報を削除したり新しい経験を記憶として定着させたりするのに役立ってします。

夢の内容は意味が分からなかったり漠然としたものであったりしますが、そこには大切な情報や深層心理で気になっていること、心の安定をもたらす効果など様々な要素が詰まっているそうです。赤ちゃんのレム睡眠が長い理由は、毎日が新しい経験であり、新しい情報に触れ合う機会が多いため膨大な量の記憶の整理をしなければいけないからではないでしょうか。

赤ちゃんは夢をみながら手足をバタバタ動かして、寝返りをうって、日中の情報を処理しているのかもしれませんね。

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赤ちゃんが寝返りを始めたら注意すること

頭周りに危険なものがないかチェックする

赤ちゃんの寝相がよくないのを無理やり止める必要はありませんが、ケガ対策は必要です。とくに寝返りをうっていると、頭をぶつける可能性がりますので頭周りに危険なものがないかチェックするようにしましょう。

赤ちゃんの頭の高さは大人が考えているよりも低く、目覚まし時計や電気スタンドなどにぶつかってしまうことがあります。布団周りにこうしたものを置いている場合は、棚の上などに移動させましょう。

ただ、棚の角や壁でもぶつかると危険です。赤ちゃんが当たってしまいそうな場所が分かっているときは、あらかじめクッションシートなどを張り付けておくと安心です。

ママは一度赤ちゃんの目線になって、どこに危険があるか確認してみるとよいですね。

ベッドの場合は落下しないように注意

柵で囲まれたベビーベッドは安全ですが、なかなかその中でぐっすり寝てくれる赤ちゃんは少ないですね。ママは授乳のたびに抱き上げるので腰に負担がかかり、夜は一緒にベッドで寝た方が楽と感じることも。

しかし、大人用のベッドで寝かせる場合は転落事故に注意しなければいけません。ベッドと壁の隙間に挟まって窒息してしまう事故も実際にありますので、寝返りをうつようになる前からしっかり安全対策をしましょう。

大人用ベッドにも設置できる柵を取り付ける、壁ぴったりにベッドをつけるなど工夫してみてください。パパとママの間に赤ちゃんを寝かせることも転落防止になりますが、ママと違いパパは寝ている赤ちゃんに意識がおよばないことがあるので避けた方が無難です。

柔らかい布団は窒息の原因になるので避ける

家事や育児で疲れた身体を、ふかふかの布団にうずめるのはとても気持ちがよいですね。ただ、赤ちゃんにとっては柔らかい布団が思わぬ事故の原因になることがあります。

とくに、身体が沈むほど柔らかい布団には注意が必要です。小さな赤ちゃんはまだ自由に身体を動かすことができないため、寝返りでうつ伏せになったまま仰向けになれない(寝返り返りができない)ことがあります。

身体が沈んでしまえばなおさら、身動きが取れずうつ伏せ状態が続いてしまいます。最初は顔を上げることができますが、疲れて顔が埋まってしまうと泣くこともできずにそのまま窒息してしまう事故の原因になります。

赤ちゃんと一緒に寝る場合はなるべく硬めの布団を用意するようにしてくださいね。
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