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子どものストレスサインを見逃さないで!その症状と原因は?

子どものストレスサインを見逃さないで!その症状と原因は?

日常生活の中でストレスを感じている子どもは意外と多いですよね。しかし、うまくストレス解消することができずに、いつのまにかストレスでいっぱいになっていることもあります。いつもと違うと感じたらストレスサインかもしれません。子どもの変化に早く気付き手助けができるよう、体に表れる症状や対処法をご紹介します。

ストレスサインと体に出る主な症状とは

口数が減ったり食欲がないなと感じた時

普段はごはんやおやつをしっかり食べて、家族とおしゃべりをして毎日楽しくすごしているけど、中には「今日はちょっと元気がないな」と感じたり、「いつもより食欲がないな」と感じたりする日もあるのではないでしょうか。

ストレスを抱えているときは、大人でも口数が減ったり食欲がなくなったりすることがあると思います。子どもも同じように、ストレスを感じると口数が減り食欲がなくなることがあります。

体の調子は悪くなさそうなのに元気がないと感じたら、なにか心にストレスを抱えているのかもしれません。いつもと違うと感じたら注意深く様子を見守りましょう。

小さな変化にも気付けるように、普段からしっかり様子を見ておくことが大切ですね。

長引く咳や腹痛、蕁麻疹が出てきた時

強いストレスを感じると、心だけではなく体の表面にも変化が出てくることがあります。

保育園や幼稚園にへ行く前にお腹が痛くなる、という経験ありませんか?休日や楽しいことがある日は元気なのに、辛いことがある日はお腹が痛くなるという子どもも多いのではないでしょうか。

また、熱や鼻水など風邪の症状がないのに咳が治まらないときや、いつもと同じ生活をしていたのに突然蕁麻疹が出たときなど、思い当たる原因がないのに症状が出たときは、ストレスの影響があるかもしれません。

ですが、子どもに咳や腹痛の症状が出たとき、ストレスが原因と決めつけてしまうと病気を見逃してしまうこともあります。咳や腹痛や蕁麻疹などの不調が表れたらまずは病院へ行き診察をしてもらいましょう。

突然の視力低下や急に耳が聞こえなくなる

強くストレスを感じると、視力や聴力が低下することがあります。検査をしても器官に異常がないときは、心因性のものだと判断されることが多いようです。

物を見ているのは目ですが、最終的にものを認識するのは脳です。脳に強くストレスがかかると見えているものを認識するのが難しくなるため、ストレスで視力が低下します。聴力も同じように、音が耳から入り脳に届きます。音が脳に届いても、強くストレスがかかっていると認識するのが難しくなり聞こえなくなります。

見えかたや聞こえかたがおかしいと思っても、子どもは自分で気付きにくいですよね。会話の中でいつもと違うことがないか気にかけて、もし気になることがあれば早めに診察をしてもらいましょう。

子どものストレスになるその原因とは

集団生活の中で起きるストレス

集団生活がはじまると、人とかかわることや、守らないといけないルールも増えてくるのでストレスも多くなります。

今までは家族のみでしたが、保育園や幼稚園に入ると知らない子ばかりの中で集団生活が始まります。「ママに早く会いたい」「外に出たい」「嫌いな子ができた」など、様々な要因のストレスが子どもにも発生します。

特にクラス替えでなどで仲良かった子と離れてしまったり、苦手な子や先生と一緒になってしまうなど周りの環境が変わるとさらに負荷がかかります。

新しい友達や先生との出会いは楽しみや喜びがある反面、ストレスによるサインを見逃さないよう様子をみましょう。保育園や幼稚園に行きたくない!と言われる前に日頃から子どもと話をしておきましょう。

何事にも頑張り過ぎるストレス

習い事を多くさせてしまい、遊ぶ時間がないという子どもも多いのではないでしょうか。やらないといけないことが色々あって子どもも忙しいですよね。

なんでも頑張ってまじめに取り組む子どもほど、ストレスをため込みやすいです。やらなくてはいけないこと全てに「頑張らないと!」という気持ちで取り組むので、いつも気が張っている状態です。大人でも、いつも頑張っている状態はとても疲れてストレスがたまりますよね。

頑張って取り組むことは、とても素晴らしいことで応援してあげたくなります。ですが、頑張りすぎると心が疲れてしまいます。適度に力をぬいても大丈夫だということを子どもに伝えると、うまく息抜きができるのではないでしょうか。

家庭環境からくるストレス

保育園や幼稚園、友達関係など、子どもはたくさんストレスを抱えているので家ではゆったりと過ごしてもらいたいと思いますよね。ですが、息抜きできるはずの家庭内でストレスをためてしまう子どもも中にはいます。

兄弟の仲が悪くいつもけんかをしていたり、パパとママの関係がうまくいっていなかったりなど、家庭内の空気が悪いとそこにいるだけで子どもはストレスを感じてしまいます。また、会話が少なく思っていることを言えない家庭も、子どもにとってはあまりいい環境ではありません。

家庭環境が悪いと子どものストレスサインに気付きにくくなります。忙しいとイライラしてコミュニケーション不足になりがちですが、家ではゆったりと過ごせるように家庭環境を整えることが大切ですね。
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