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子どもの歌で感動を呼ぼう!発表会へ向けての練習法や選曲ポイント

子どもの歌で感動を呼ぼう!発表会へ向けての練習法や選曲ポイント

高低の発声や表現力が必要な曲

年少さんや年中さんに比べると、年長さんが歌える音域は広くなりますよ。無理なく歌える楽曲が増える分、選曲できる楽曲も増えますね。

このころには歌に苦手意識を持つ子どもが出てくる一方、歌が得意で歌唱力が高い子どもが出てきます。上手に歌える子どもが歌が苦手な子どもをカバーして、全体として美しく響く合唱に仕上げられることも多くなりますよ。

また声の特徴に合わせて、低音を出しやすい子どものグループと高音を出しやすい子どものグループを作るなど、パート分けできる曲を選ぶこともおすすめです。歌が苦手な子どもは、周りに合わせることで歌いやすくなることがあります。同じパートの子どもが近くに集まれるよう、パートごとにまとまって歌うようにするとよいですね。

卒園式でも歌えそうな感動を呼ぶ曲

年長さんは卒園式も控えています。音楽発表会から卒園式までの日程が詰まっている幼稚園も多く、発表会で歌う歌と、卒園式で歌う歌とを別々に練習するのが難しいケースもありますよね。

発表会と卒園式とで同じ歌を歌うことで、一つの曲に二つの思い出が重なります。子どもにとっても、ママにとっても思い出深い一曲となりますよね。卒園式の雰囲気にも合う曲を一度発表会で披露し、さらに上達した歌声を卒園式で披露するといった2段階での発表もすてきですよ。

少し難易度が高い曲をみんなで頑張って仕上げたという経験は、子どもへの成長に大きな作用をもたらします。一緒に作り上げた曲という思い出も加わり、子どもの心に長く響く曲となればよいですよね。

まとめ

あまりにも歌の練習に力を入れ過ぎてしまうと、子どもは歌は嫌なもの、楽しくないものと思ってしまいます。難しい歌に挑戦をするときには、一気に上達するようにと無理強いするのではなく、ステップアップしながら「できた」という体験を積み重ねることが大切ですね。できたときには、たくさん褒めることが大切です。

発表会の歌ですが、「きれいに歌う」ことよりも「楽しく歌える」という視点にたった曲を選ぶと、生き生きと充実感を持って子どもは歌えるでしょう。
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