よく泣く赤ちゃんには特徴があるの?泣くことのメリットや性格の違い
我が子が泣いてばかりいると、機嫌がよくていつもニコニコしている赤ちゃんのママが羨ましいと感じるかもしれません。よく泣く赤ちゃんをあやすのは大変でママは自信をなくすこともありますが、よく泣く子にはよい点もありますよ。ここではよく泣く子の特徴やよく泣くことのメリット、対処法などについてご紹介します。
赤ちゃんにも性格がある!よく泣く子の特徴
感受性が強く些細なことが気になりやすい
赤ちゃんにも生まれつきの性格に違いがあり、ひとりで機嫌よく遊んでいたり眠っていたりしてあまり泣かない子もいます。一方ひとりで遊ぶことが少なくかったりあまり眠らなかったりして、すぐに泣く子もいますよね。
よく泣く赤ちゃんは感受性が強い子が多いです。感受性が強い子は些細なことが気になりやすいために、ほかの子ならば泣かないようなことでも泣く場合があります。また、ママの気持ちを敏感に感じているような子も多いですよ。
周りの環境に神経質になっていることも
赤ちゃんが寝た後になるべく静かにしていても、小さな生活音がする場合もあります。たとえばガスコンロをつけたり袋を開けたりしたときの音です。大人はコンロを使っている、なにかの袋を開けていると分かりますが、赤ちゃんはなんの音か分からないので驚いたり不安になったりして泣く子がいるのですね。
自分を守ってくれるママが近くにいないというのも、感受性が強い子には不安材料となります。周りの環境に神経質になっている子は、少しのことでも不安を感じてすぐに泣いてママを呼んでいるのかもしれませんね。
自己主張や喜怒哀楽がハッキリしている
このタイプは環境に順応するのに時間がかかり不機嫌なことが多く、泣き声や笑い声が大きいなどの特徴があります。また、思い通りにいかないとかんしゃくを起こすといった物事に強く反応する傾向がありますよ。
自己主張や喜怒哀楽がはっきりしている赤ちゃんなのですね。泣いてばかりいる赤ちゃんのママは泣いている理由をいつも探すようになります。
けれども思いつく限りのいろいろなことをしても、赤ちゃんが泣き止まない場合がありますよね。するとママはイライラし、ときには自信を失ってしまうことがあるかもしれません。
泣くことは悪くない!可能性やメリットも
泣くことで不安や不快がママに伝わる
ただ、体の不快感以外の理由で泣いているケースもあります。たとえば外出するようになった赤ちゃんは、外で見た光景を思い出して怖さや不安を感じて泣く場合があります。
6カ月くらいになると自我が芽生えるために思い通りにならずに怒りを感じたり、急にさびしい気分になったりして泣く子もいますよ。ママはお世話が大変ですが、言葉にできない気持ちをママにたくさん伝えてくれているともいえます。
赤ちゃんの不安やさびしさなどの気持ちにも、なるべく寄り添えるとよいですね。
よく泣く子は感情豊かな子に育つ可能性も
楽しく遊べない赤ちゃんは「知らない子がいて不安だ」「大きな音楽が鳴っていて怖い」などと見知らぬ環境に不安を感じています。そのときに「あの子たちは自分と同じようにハイハイしている」「あの音楽はママが歌っていた」などと観察しているかもしれませんよね。
不安を感じやすい子は、大丈夫かどうかを見極めるためによく観察します。観察力はほかの人の気持ちや環境の変化を察する力を高めやすいために、感性が豊かな子に育つ可能性もありますよ。
ママとの信頼関係を築いている証
赤ちゃんがたくさん要求してママがそのたびに答えるという繰り返しは、赤ちゃんとママとの信頼関係を深くするのですね。赤ちゃんが「困っているときやつらいときはママが助けてくれる」という信頼感は、大きくなったときの人間関係にもよい影響を与える場合が多いですよ。
ママに放置されてばかりいる赤ちゃんは「泣いてもママは助けてくれない」と学ぶ可能性もあります。これでは信頼関係は築きにくいですよね。赤ちゃんはママを信頼しているからこそ思いきり泣けるのかもしれませんね。