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子育てのストレスはお風呂!子どもが楽しく入浴するための対策とコツ

子育てのストレスはお風呂!子どもが楽しく入浴するための対策とコツ

子どもがお風呂を嫌がると、毎日の入浴タイムが憂鬱になってしまいますよね。大泣きして嫌がる子をお風呂場に連れて行くのも大変です。どうすればお風呂を好きになってくれるのでしょうか。この記事では、子どもがお風呂を嫌いになる理由とお風呂嫌いを克服するコツ、お風呂の時間を楽しむためのヒントを紹介します。

子どもがお風呂嫌いな理由を知ろう

暑いお風呂場、お湯も熱くて嫌

お風呂が嫌いだというのには、何か理由があるはずです。お風呂に行くと、何か嫌なことや不快な思いをすることがあるのでしょう。

水遊びは平気なのにお風呂を嫌がる子の場合、お湯の熱さやお風呂場の蒸し暑さが嫌だ、ということが考えられます。

お湯の温度が熱すぎることはないでしょうか。また、お湯がたっぷり張ってあると、身長の低い子どもは常に全身浸かっているため、のぼせやすくなります。子どもが半身浴できるくらいの少なめの湯量にして、お風呂を浅くしてあげるとよいかもしれません。

夏場には、お風呂の湯気や熱気でお風呂場が蒸し暑く不快な場所になることもあります。お風呂場の扉を開けるだけでも、熱気が外に逃げて少し過ごしやすくなるかもしれませんよ。

シャワーやお湯が怖い

シャワーをかけられるのが怖くてお風呂が嫌いになる、という子も多いようです。頭や顔を洗うとき、シャワーを上からかけてはいませんか?

お風呂自体は嫌がらないけれど、シャワーを浴びるのを嫌がる場合は、赤ちゃんの沐浴のようにガーゼにお湯を含ませて顔をぬぐってあげるとよいかもしれませんね。シャワーの水圧を低くしてみてもよいかもしれません。

シャワーを浴びることに慣れさせなければ…と無理にかけるのは逆効果です。嫌がるけど一瞬だし、と無理やりシャワーを頭からかけていると、息を吸った瞬間に鼻に入って痛い思いをしたり、口から吸いこんでしまったりして、水が顔にかかることを極端に怖がるようになり、プールや水泳が苦手になってしまうこともあるそうですよ。

シャンプーが目にしみて痛い

シャンプーの泡が目に入ってしまい、しみて痛い思いをしたのが原因でお風呂が嫌になってしまうこともあるようです。とくに大人用のシャンプーを子どもにも使っている場合、しみて痛い思いをすることが多いのだそうです。

子ども用の刺激の少ないシャンプーを使ったり、シャンプーハットをかぶせてみたりしてもよいでしょう。パパやママが座った状態で膝の上で横抱きにして、美容室で頭を洗ってもらうときのように顔に水がかからないよう頭を洗うというのも一つの手です。

子どもは汗をたくさんかきますし、頭や髪の毛は清潔に保ってあげたいものですよね。いろいろなシャンプーの仕方を試してみて、嫌がらずに洗える方法が見つかるとよいですね。

子どものお風呂嫌いを克服するコツ

お風呂を遊び場で楽しい場所だと認識させる

「お風呂だよ」というと「ヤダー!」と逃げ出してしまうお風呂嫌いの子をお風呂に誘うには、お風呂が楽しい場所だと認識してもらうのが一番です。

おもちゃを持って入って、お風呂=遊び場だと思ってもらうのが一番手っ取り早いかもしれませんね。お風呂だけで使えるおもちゃを用意してもよいですし、お気に入りのおもちゃをお風呂場に持ち込んでもよいでしょう。

おもちゃを持ち込みたくない家庭であれば、ガーゼやタオルで遊んでみましょう。空気を含ませて風船のように包むと子どもは大喜びですよ。お風呂用のポスターを壁に貼って、絵さがしゲームなどをしても楽しめます。

ママやパパと歌を歌ったり、お話しをする時間にしたりして、楽しい雰囲気づくりをしてみましょう。

夜がダメなら昼間にお風呂に入れてみる

思い切ってお風呂に入る時間帯を変えてみる、という手もあります。「お風呂は夜に入るもの」という固定観念を捨てて、昼間に入ってみるのはいかがでしょうか。

お風呂の時間になると眠くなってぐずり出し、機嫌が悪くなることも多いですよね。また、古い家屋などでは、夜になるとお風呂場や脱衣所が暗くて嫌だということもあるかもしれません。

夜、眠気がピークになって機嫌が悪くなった子どもを一生懸命励ましたりあやしたりしながらお風呂に入ると、ママもぐったり疲れてしまうことでしょう。毎日の入浴という一仕事が憂鬱になってしまいますよね。

昼間に遊びの一環として入浴を済ませてしまえば、夜の時間にゆとりが持てるかもしれませんよ。

小さいときがカギ!習慣化すれば拒否しない

お風呂嫌いが大きくなるまで続いたらどうしよう…と心配になるパパやママもいることでしょう。でも、パパやママが物心ついたころには、当たり前のように毎日お風呂に入っていたのではないでしょうか?

大切なのは、小さいころから習慣づけるということです。夕飯→お風呂→就寝、あるいは、帰宅→お風呂のように習慣づければ、自然にお風呂に向かうようになることでしょう。

ある友人ママさんの家では、寝る前にお風呂に入るのを習慣にしているそうです。日帰り温泉に行ったある日、夜はお風呂に入らずに寝かせようとしたら、いつもお風呂を面倒がる子どもが「お風呂に入らないと眠くならない!」といい出し、結局いつもどおりお風呂に入ったといっていました。

楽しいお風呂のおもちゃを取り入れよう

お風呂でしか遊べない特別感を出そう

お風呂タイムを楽しむために、お風呂ならではのおもちゃで特別感を出すのもおすすめです。

水鉄砲やシャワーのおもちゃなど、プールなどで遊べるような水遊びおもちゃは定番ですよね。お風呂でシャボン玉遊びをするというママもいました。魚釣りやボールすくいのようなおもちゃもお風呂で遊ぶのにぴったりです。

そのほか、お風呂の壁にくっつけて遊べるおもちゃや、お湯をかけると色が変わるおもちゃ、絵が浮き出してくる絵本やポスターなどもあります。お湯で簡単にきれいになるお風呂用クレヨンで、壁いっぱいに思い切りお絵かきして遊ぶのもいいですね。

お部屋ではできないお風呂ならではの遊びで、お風呂タイムが楽しみになるとよいですね。
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