子どもが綺麗な字を書くには?教えるときの注意点やコツについて
始めは持ちやすい太めの鉛筆を選んで
「文字に興味を持ってほしいから、子どもの好きなキャラクターが書かれている鉛筆にしようかな」という意見もあるかもしれませんが、始めのうちは子どもの小さな手でも持ちやすいように、太めの鉛筆がおすすめです。
未発達な小さな手で細い鉛筆を持った場合、鉛筆が安定しないので親指でギュッと握ってしまいます。鉛筆を動かしにくくなったり、筆圧の強いクセ字になりやすかったりするため、細めの鉛筆はあまり好ましくありません。
子どもが書いた字が太すぎる場合にはHBの鉛筆を、薄い場合には2B以上の鉛筆にするなど、子どもの筆圧も考慮して選びましょう。
いっぱい褒めて子どものやる気を引き出そう
未就学児と字の練習をするときは、ママも子どもの隣に座ってノートを広げ、一緒に文字を書いてみるとよいですよ。ママと一緒に鉛筆の持ち方や座るときの姿勢を確認しながら文字練習をすることで、「楽しい!」と意識が変わってくるでしょう。
その際、「鉛筆をゆるく持てているね」「文字の最後をピタッと止められたね」などと、具体的に褒めることも大切です。失敗した部分に注目するのではなく、頑張った部分に目を向け、褒めることで学習意欲を伸ばしていけるとよいですね。
まとめ
上記のように、まずは文字に興味を持ってもらう、関心がもてたら次は言葉かけに注意しながらママも一緒に書いてみるなど、ポイントを押さえて教えてみましょう。
子どもにとって、文字を書くということは大人が思う以上に大変な作業です。子どもの目線に立った練習を実践し、親子で楽しく学んでいけるとよいですね。