なぜ赤ちゃんはすぐ起きるの?赤ちゃんが長く寝るためのポイント
赤ちゃんを長く寝かせるための対処法
おむつはきれいに、お腹はいっぱいに
寝る前にはおむつが濡れていないかをチェックし、きれいなおむつで眠りにつけるようにしましょう。おむつが濡れていると、気持ち悪くて目を覚ましてしまう赤ちゃんも多いです。
また、寝る前はしっかりと授乳し、お腹が満たされた状態で眠れるようにするとよいですね。寝つきが悪い場合は、母乳やミルクの量が足りているか、一度見直してみるとよいかもしれませんよ。授乳後は、ゲップを出すことも大切です。ゲップが出ずお腹に空気が溜まったままだと、赤ちゃんが苦しくて眠れないことがあります。
おくるみやスリーパーでモロー反射を防ぐ
モロー反射のせいで目が覚めてしまう赤ちゃんには、反射が起きないように体を固定すると効果があるかもしれません。おくるみやスリーパーで赤ちゃんの体を包むと、反射が抑えられ睡眠を妨げられなくなるでしょう。
また、おくるみで赤ちゃんを包むのは、反射を封じる以外にもよい効果が期待できます。おくるみで体を固定することでママのお腹の中にいたときと近い感覚になり、赤ちゃんは安心できるそうです。赤ちゃんの安全に配慮しながら、おくるみを試してみてはいかがでしょうか。
抱っこではなくお布団で寝かしつけを
抱っこでしか眠れないという赤ちゃんには、お布団で寝かしつけをするように変えてみるのも一つの方法です。始めは赤ちゃん自身も戸惑って泣くので、お布団で眠ることに慣れるまでは寝かしつけに時間がかかると思われます。
ママは、背中をトントンしたり子守歌を歌ったりして、赤ちゃんが眠れるようにサポートしましょう。焦りやイライラを感じるかもしれませんが、気長に習慣を変えていくつもりでリラックスして赤ちゃんに向き合っていけるとお布団の寝かしつけにも慣れてくれますよ。
すぐに起きる赤ちゃんにイライラするママは
規則正しい生活をしているかを見直そう
赤ちゃんが夜にまとまった睡眠を取りやすくするためには、規則正しい生活をして体内時計を整える必要があります。寝不足が続いてママも疲れてくるとお昼までダラダラ過ごしたり、お風呂の時間や寝かしつけの時間がバラバラになったりしているかもしれません。
生活リズムの乱れが眠りに影響を与える可能性もあるので、パパやママも規則正しく生活するように心がけましょう。規則正しい生活を続けることで昼夜の区別がつき、夜の寝かしつけが少しずつ楽になっていきますよ。
日中にも仮眠を取ろう
例えば、夜中に頻繁に起きる赤ちゃんの場合は、朝寝や昼寝の時間に仮眠を取るとよいですよ。日中は「赤ちゃんの寝ている間に家事を進めたい」と休まずに動くママは多いですが、睡眠不足が続くと心にも余裕を持てなくなってしまいます。
眠りが浅くすぐに起きる赤ちゃんにも笑顔で対応できるように、日中にも体を休める時間を作りましょう。短い時間でも仮眠が取れると、疲れやストレスが解消して「今日も頑張ろう」と前向きになれるのではないでしょうか。
パパとお世話を交代して休むことも大切
慢性的な睡眠不足は、ママの体や心に悪影響をおよぼします。ストレスからイライラして赤ちゃんやパパに当たってしまうママも多いので、辛いときはパパと赤ちゃんのお世話を交代しましょう。
週に何度かパパが夜中のお世話を交代してくれると、ママは「いつ赤ちゃんが起きるだろう」と不安になることなく休めますよね。パパと協力して育児をこなし体や心を休ませる時間を取ることも、ママには重要ですよ。
まとめ
赤ちゃんがすぐに目を覚ましてしまうと、ママも寝不足で疲れが取れず、イライラしてしまうときもあるでしょう。赤ちゃんが長く眠れるように、今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。
赤ちゃんが寝ている間に溜まった家事を進めたくなりますが、疲れているときはママも一緒に横になって休みましょう。