2歳の子どもがいるママは不安が多い。イヤイヤ期の特徴や対応のコツ
2歳ごろは徐々に自我が芽生え始め、第一反抗期である「イヤイヤ期」がやってきます。魔の2歳とも呼ばれるママを悩ます行動に、不安や悩みを抱える方も多いでしょう。育児に悩むママのために、イヤイヤ期の上手な対応方法や先輩ママの大変エピソードなどをご紹介します。
目次
- ママの不安が倍増!2歳児が大変な理由
- できることが多くなり自己主張が強くなる
- 感情を上手にコントロールすることが難しい
- 自分でやりたい!でも甘えたいという葛藤
- イヤイヤ期によくある2歳の大変エピソード
- じっとするのが苦手!いなくなることも
- 外出中でも大声で奇声を上げる
- 一度泣き出すとエンドレスにぐずる
- イヤイヤ2歳児、ママの上手な対応のコツ
- 主張と感情を受け止めることが大切
- できたら褒める、達成感が持てるように
- 叱った後は大好きな気持ちを伝えよう
- 子どもと一緒にママもリフレッシュが大切
- 公園で体を動かしてストレス発散
- 子どもと一緒に寝てイライラを解消
- 休日は家族とお出かけして気分転換する
- まとめ
ママの不安が倍増!2歳児が大変な理由
できることが多くなり自己主張が強くなる
色々なことに果敢に挑戦する姿は頼もしくもありますが、ママの心配は絶えませんよね。また、2歳後半から3歳にかけては、急速に言葉の幅が広がっていくでしょう。言葉の発達が進むとともに、自己主張する言葉も増えていきます。自己主張が強いとママとぶつかることもあるので、「うちの子大丈夫かしら」と不安になってしまいますよね。
自己主張の激しい子どもと過ごしていると、イライラすることもあるでしょう。しかし、自己主張は自分の意思を持っている証拠だと前向きに考えられると、ママの心に余裕が生まれるかもしれませんよ。
感情を上手にコントロールすることが難しい
子どものイヤイヤが始まると、ママはイライラしてつい怒りたくなるときもあるでしょう。しかし、ママはイヤイヤを無理に止めようとせず、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。成長とともに脳が発達して感情のコントロールができるようになるので、それまで優しく見守りましょう。
子どもは思うようにできないと、癇癪を起こして泣くこともあるでしょう。失敗を経験することで、成功したときに満足感を得たり自信を持ったりするようになっていくのです。
自分でやりたい!でも甘えたいという葛藤
自分の中での葛藤を、感情を爆発させることでママに伝える子どももいます。ママは子どもの「自分でやりたいけどまだ甘えたい」という気持ちを汲むことが大切ですよ。
子どもは自分にとって信頼できる人に感情をぶつけます。中には「ママじゃなきゃダメ」と、こだわりを強く見せる子もいるでしょう。子どもの心が満たされるように、できる限り気持ちを受け止めていきたいですよね。「自分を受け入れてくれた」という経験の積み重ねは、ママへの信頼を強くすることにもつながりますよ。
イヤイヤ期によくある2歳の大変エピソード
じっとするのが苦手!いなくなることも
・座っていられない
絵本の読み聞かせなどを座って聞くのが苦手。1人だけうろうろして恥ずかしかった
・落ち着いて買いものができない
ベビーカーやショッピングカートを断固拒否。スーパーの中を走り回るので周りの目が気になる
・目を離したすきにいなくなる
レジでお金を払っているあいだや、玄関の鍵を開けるあいだでもいなくなる
少し目を離したすきに子どもがいなくなり、恐怖を感じたという経験をしたママは少なくないようです。少しの時間でも子どもから目を離さないように心がけることが大切ですね。
外出中でも大声で奇声を上げる
・相手にしない
子どもは大人の反応を面白がって行動を繰り返すことが多いので、親が無反応を示すとつまらなくなりやめる可能性が高い
・優しく抱きしめる
奇声を上げられると「静かにして」と大人も大声で注意しがちですが、反対に興奮させる可能性がある。落ち着くように優しく抱きしめるのも一つの方法
・ストレス発散だと思って好きなだけやらせる
こちらの対処法は場所によっては周りの迷惑になるので、公園など、大声を出してもよい場所に行くのがおすすめ
一度泣き出すとエンドレスにぐずる
・「あ!あれなんだろう」と気をそらす
ぐずぐずを止めるきっかけがつかめない場合は、子どもの気分をそらすのが効果的
・泣いている子どもの横で、ママも一緒に泣いてみる
ママが泣く姿はあまり見かけないもの。驚いたり、心配したりして泣きやむ可能性がある
・ぐずぐずしている様子を撮影し子どもに見せる
自分の姿に面白がって泣きやむ子が多い
ぐずる理由は様々なので毎回は通用しませんが、困ったときは試してみるのもよいでしょう。
イヤイヤ2歳児、ママの上手な対応のコツ
主張と感情を受け止めることが大切
言葉でうまく伝えることができないため、癇癪を起こしたり、ぐずったりしてしまうことを理解しましょう。イヤイヤが始まったら「いい加減にしなさい!」などと怒るのではなく、子どもの主張と感情を受け止めようとする姿勢を示すことが大切です。
「こうしたかったんだよね」「うまくできなくて悔しかったね」と子どもの気持ちに寄り添うことで、子どもの心は満たされます。「お手伝いがいるときはママを呼んでね」「抱っこしようか?」と、いつもママは子どもの味方ということも伝え続けたいですね。