赤ちゃんと快適な夏を過ごそう。夏の服装からお出かけ対策までご紹介
赤ちゃんとのはじめての夏をむかえるにあたり、赤ちゃんが過ごしやすい服装、布団の必要性、お風呂の入り方、エアコンの温度など気になることがたくさんありますよね。赤ちゃんが夏を快適に過ごせるようにするには、どのようなことに注意していけばよいのかご紹介していきます。
目次
- 月齢別にみる赤ちゃんの夏の服装
- 1カ月~3カ月ころの赤ちゃんの夏服
- 4カ月~8カ月ころの赤ちゃんの夏服
- 9カ月以降の赤ちゃんの夏服
- 赤ちゃんに靴下や肌着、布団は夏でも必要?
- 【靴下】足の裏で体温調節をするから不要
- 【肌着】赤ちゃんは汗っかきだから必要
- 【布団】薄く通気性のよいもので寝冷え防止
- 赤ちゃんは夏でもお風呂に入った方がよい?
- お風呂はぬるめの温度で短時間で切り上げて
- お手軽にシャワーで済ませても大丈夫
- 赤ちゃんの保湿は夏も忘れずに
- 夏を快適に過ごすために注意したいこと
- エアコンの設定温度は赤ちゃん基準で考えて
- お部屋の湿度にも気を配ろう
- おむつかぶれや汗疹に気をつけよう
- 赤ちゃんと夏の旅行を快適に楽しむコツ
- 長時間の外出は控えよう
- 抱っこ紐を多用するなら通気性を重視して
- タオルや着替えを多めに持って行く
- 夏のお出かけはしっかり準備をしよう!
- 紫外線や熱中症対策に欠かせない帽子
- 赤ちゃんのデリケートな肌を守る日焼け止め
- 水分は常温のものをこまめに飲むように
- まとめ
月齢別にみる赤ちゃんの夏の服装
1カ月~3カ月ころの赤ちゃんの夏服
赤ちゃんに適した服装は月齢や過ごす場所によって変わります。生後1カ月健診が終わるまで外出をさけたい新生児であれば、家の中で1日を過ごすことになります。エアコンや扇風機を使って温度や湿度の調整をし、通気性のよい綿100%のコンビ肌着1枚、短肌着を重ねる、ロンパース1枚にするなどして調節しましょう。
生後1カ月〜3カ月の赤ちゃんであれば、室内ではコンビ肌着1枚かロンパース1枚、外出時には薄手の肌着1枚に薄手のロンパースを着せるとよいですよ。
4カ月~8カ月ころの赤ちゃんの夏服
お座り前までは前開きタイプの肌着、お座りができるようになれば上からかぶせるタイプの肌着を1枚着せて過ごし、外出時にはその上に薄手のロンパースや上下セパレートの服を着せるとよいでしょう。
4カ月以降の赤ちゃんは大人より1枚少なめに着せるのが目安とされていますが、寝返りやずりばい、お座りやハイハイができるようになる時期ですので、お子さんの成長に合わせて動きやすい格好にすることにも配慮するとよいでしょう。
9カ月以降の赤ちゃんの夏服
デザイン性だけでなく、吸湿性のよい薄手の素材か、着せやすいものか、動きやすいものかなども確認して、お子さんの成長に合わせて服や肌着を選ぶとよいですよ。
外出時にエアコンが効いたところに行く場合には、薄手のはおりものやブランケットを持ち歩いたり、汗をかくたびに着替えさせるのが大変であれば汗取りパッドを活用したりして、赤ちゃんの汗のかき具合を見ながら衣服の調整をするとよいでしょう。
赤ちゃんに靴下や肌着、布団は夏でも必要?
【靴下】足の裏で体温調節をするから不要
体温調整機能がまだまだ未発達な赤ちゃんは、足の裏から熱を放出することで体温を調整しています。靴下をはかせてしまうと熱がこもり、汗を大量にかいてしまったり体温が上がったりしてしまうのです。室内で靴下をはいていると滑って転ぶ危険性もあるので、はかせないほうがよいでしょう。
エアコンが効いた室内で足が冷えてしまわないか心配であれば、靴下のかわりに薄手のレッグウォーマーを活用してみてはいかがでしょうか。ハイハイのときにひざを守ってくれたり、外出時の紫外線対策としても使えたりするので便利ですよ。
【肌着】赤ちゃんは汗っかきだから必要
肌着は赤ちゃんの汗とりの役目を果たしてくれるとても大切なもの。赤ちゃんは新陳代謝が活発ですぐに汗をかいてしまいますが、肌着があることで大量の汗をすぐに吸収して肌をさらっと快適に保ってくれるので、あせもができにくくなるのです。
ガーゼ、天竺(てんじく)、フライスなどの吸湿性や通気性に優れた「夏素材」でできた綿100%の肌着はとくにおすすめです。汗をすばやく吸収してくれるのでベタつきにくくなり、暑い夏でも快適に過ごせるようになりますよ。
【布団】薄く通気性のよいもので寝冷え防止
【汗を大量にかく場合】
- 背中に汗とりパッドをはさみ、汗をかいたら取りはずす
- ベビー用の冷感マットや寝ゴザを使用する
【エアコンを使用する場合】
- 夜中にエアコンを使用するときは「おやすみモード」にする
- 薄手のスリーパーやガーゼケットを使用する
- 手足が冷えていないか確認する