3歳息子のママっ子ぶりがすごい!自立を促す関わりポイントと注意点
ママにべったりな3歳ころの男の子は、見ていて微笑ましいものですが、当事者のママからすれば可愛いけれど「このままで大丈夫?」と不安を感じたり、家事がはかどらずにイライラすることもありますよね。今回はママっ子な3歳男の子の自立を促す関わり方とママが関わる上で注意したい点などをお伝えします。
いつまでもママっ子な息子が不安で心配
小さいうちはママっ子になりやすい
子どもに「掃除機をかけるから、1人で遊んでいてね」といっても、エプロンの裾を握って離してくれなければ、掃除にも時間がかかってしまいます。また家事が思うように進まなければ、ストレスがたまってイライラしてしまうものです。
個人差はありますが、4歳ごろまではママに依存する子が多く、とくに男の子は甘えん坊です。ママのことが大好きなので、不安がる子を無理に離さないようにしましょう。
甘えたいときにしっかりと甘えることができたという安心感が、自立につながっていくのです。
ママの愛情が子どもの自信につながる
そのため男の子に自信を付けさせるためには、ママが子どもにたくさんの愛情を注ぐことが大切といえるでしょう。ただし子どもが自分でできることまで、ママがやってしまわないように気を付けてくださいね。
ママが子どもに寄り添い、応援しながら成長を見守っていくことが大事ですよ。「いつでもママが見ていてくれる」という安心感が、子どもの自信につながっていくでしょう。
成長すれば自然と親離れをする
子どもが足にまとわりついて、ママのペースでいかないときは「早く自立してほしい…」と思ってしまうことでしょう。子どもが本格的に自立し始めるのは、小学校4年生くらいといわれていますよ。
4年生ごろになると「友だちと遊びに行くから、ママは来なくても大丈夫だよ」などといわれることもあるでしょう。まだ先のことにはなりますが、子どもが自立して手が離れると、ママは寂しく感じてしまうものです。
子どもは成長すれば自然に親から離れてゆくので、一緒に過ごせる幼少期を楽しみましょう。
息子の自立を促すためのママっ子対策三つ
子どものペースで甘えさせることが大切
しかし小さいときに甘えることのできた子のほうが、大人になって自立するといわれていますよ。ママが自分の気持ちを受け止めてくれた安心感は大人になっても覚えているものです。
生活の中で寂しいことがあったときは、精神的に不安定になり、いつも以上にママにべったりになるかもしれません。子どもが不安な気持ちのときはしっかり甘えさせてあげましょう。
子どもが「ママに甘えたい」と思うタイミングで十分甘えることができれば、子どもの自立にもよい影響を与えるといわれていますよ。
息子がやる気を出す言葉を選ぼう
男の子はママに対して「かっこいいところを見せたい」と思っていますよ。そのため、例えば「パジャマのボタン、小さくて留めづらいけどできる?」と聞いてみましょう。
「自分でパジャマ、着られるでしょう。自分でやりなさい」という声かけではなく、男の子がやる気の出る言葉をかけると、チャレンジする気持ちになるかもしれませんよ。
自分でできたときは「すごいね!」「さすが3歳だね!」など大げさに褒めるようにしましょう!
ママと離れる時間を作ろう
休日にパパに子どもを預けてみるのもよい方法だと思います。パパなら、子どもの気持ちをわかっているので、不安や寂しい気持ちを受け止めてくれるでしょう。
また短時間の習い事もママと離れる練習になりますよ。ピアノや水泳、ダンスなどは先生と話したり友だちと体を動かしたりしているうちに時間が過ぎていきます。
少しの時間でもママと離れることができたという自信が、子どもの自立につながっていくでしょう。