夫婦喧嘩でパパが帰ってこない!家出の原因を知って早く解決しよう
喧嘩をして家出をするというシチュエーションはよく聞きますよね。しかし、実際にパパが家出をして帰ってこなくなったら、ママは喧嘩による憤りと、「どこへ行ったのか」「いつ戻るのか」という心配とで、気が気でないですよね。この記事では、家出をしたパパの心境や、円満に仲直りをする方法をご説明します。
パパが夫婦喧嘩で家出してしまう原因とは?
家庭内に居場所がなくリラックスできない
喧嘩の内容や程度はどうあれ、喧嘩がきっかけで家出した経験のあるパパ・ママもいることでしょう。家出をする原因もまた種々ありますが、家庭の空気が悪いなどでリラックスできない状況であると家出の可能性は高いといえます。
また、残業や飲み会と言ってパパの帰宅が極めて遅い傾向にある場合は、家出に準ずる「帰宅拒否症」を疑った方がよいかもしれません。帰宅拒否症のパパは繊細で真面目な、大人しいタイプが多く、表面的には夫婦関係がうまくいっているように見えるため、より注意が必要です。
ママのお金の管理が厳しいと感じている
ママ一人がお金の管理を担う家庭は多いですが、そのすべての家庭がお金の管理について不満に思っているわけではないですよね。パパの出費や金銭感覚について知り、締めつけて厳しく接するのではなく、ある程度譲歩・容認する姿勢があれば、喧嘩せずに過ごせるかもしれません。
パパがお金に関する不満を漏らしているのであれば、ママは一度お金の管理について検討してみましょう。必ずしもお金の管理方法を変える必要はありませんが、パパ・ママが同じ目標を共有できるよう努めるのは大切ですよ。
仕事の疲れやストレスが溜まっている
女性は誰かに話してストレスを発散したがる傾向があるのに対して、男性は趣味に没頭したり一人で静かに過ごしたりすることを好む傾向があります。この男女差によって夫婦喧嘩が起こり、家出につながることも多いのです。
夫婦喧嘩によって家出したパパの心境は、男性心理をもとに考えると大きく二つに分類されます。「そっとしておいてほしい」場合と、「疲れているママをそっとしておいてあげよう」と配慮してくれている場合の二つです。
そのためパパが家出した理由を尋ねてみることが、仲直りのきっかけになることもありますよ。
喧嘩してパパが家出をしたときの対処法
短期間なら帰宅を急かさない
とはいえ、慌ててパパの居場所を突き止めようとするのは、よい選択とはいえません。一人になりたいと思っているところに、ママから執拗に連絡されたら、余計にパパの心は頑なになりかねないのです。
パパが家出をしてしまったときは、心配や怒りの気持ちは一旦抑えて、「パパには冷却期間が必要なのかも」とそっとしておいてあげてください。冷却期間を経ることで家出したパパも、パパを待つママも、お互いの大切さや必要性を再確認しやすくなります。
長期で連絡がつかないときは周囲に相談も
喧嘩をすると家出する癖があるパパであれば、それほど緊急性を要しないこともあります。ママが「何故パパが家出をしたのか」「何故連絡がつかないのか」について把握していることが重要なのです。
理由を把握するためには、パパ・ママの周囲にいる人に相談を持ちかけてみるのがよいでしょう。義両親に相談がしにくければ、自分の両親や友人に相談するところから始めましょう。
帰ってきたときは穏やかに迎え入れよう
帰宅拒否症でなくとも、パパは家出をした後の帰宅に不安を抱いていることが考えられます。家出の間、冷却期間とはいえ放置するのでなく、パパがいつでも帰ってこられる準備があることをさりげなくアピールしておくことが大切です。
家にいないからといってパパの持ち物を片づけると、パパが不意に帰ってきたときに「やっぱり居場所がない」と思われかねません。いつもどおりに家を整え、帰ってきたときは優しく「お帰りなさい」と迎え入れるのがよいですよ。
円満に仲直りするために気をつけたいこと
不満を押し付けずに「伝える」ことが大事
しかし、必要以上に不満を引きずって相手に押し付けてしまうのは、夫婦関係に決定的な亀裂を生むことにつながりかねないことを覚えておいてください。大切なのは、不満を押し付けるのではなく、ママの意見・考えを冷静に伝えること。
喧嘩の後、一晩経てばある程度冷静さを取り戻せているはずです。パパが家出をして複雑な気持ちになっているのは分かりますが、それはパパの方も同じでしょう。
ママが何を望んでいるのか、パパにどうしてほしいのか。丁寧に伝えることで、お互いに冷静に考えるきっかけになります。