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ママ友への妊娠報告は不要?報告するか迷ったときの注意点とは

ママ友への妊娠報告は不要?報告するか迷ったときの注意点とは

妊娠は喜ばしい出来事であるため、親しい人には早めに知らせたいものです。一方で、報告する相手の置かれている状況によっては、急いで報告する必要がない場合もあります。今回は、つき合い方に慎重になりたい「ママ友」への妊娠報告について考えていきましょう。

妊娠報告が不要かどうか迷うケースとは

不妊治療中のママ友には伝え方の配慮を

上の子ども関係で、子育てなどのよき相談相手としてママ友とつき合いがあるという人は多いでしょう。中でも、特に親しくしているママ友には、妊娠したことを早めに伝えたいと考えるママは少なくありません。

しかし、この場合に気をつけたいのは相手のママの状況です。もし、ママ友が不妊治療に取り組んでいるなら、あえてこちらから妊娠報告はしないというのも選択肢の一つです。

新しい命を授かったことは素晴らしいことですが、不妊で悩んでいる人にすると辛い話題であるかもしれません。一方で、ひた隠しにすると「水くさい」と受け取られてしまうこともあるため、妊活に前向きなようなら早めに報告し、落ち込んでいるようなら折を見て報告するなどの配慮をしたいですね。

口が軽いママ友は要注意

自分の口から妊娠報告しようと考えている相手がいる場合には、まずは優先順位を考えましょう。万が一、口が軽いママ友に妊娠のことを伝えてしまったら、そのママ友から周囲に報告される可能性があるためです。

妊娠は悪いことではないので、人に知られても問題はないことですが、勝手に自分のことを噂されるのは気持ちのよいものではないでしょう。普段から他人の噂話が好きなママ友や、相手のプライベートを細かく知りたがるママ友は、口の軽い「スピーカーママ」かもしれません。

積極的に話し掛けてきて、個人的なことを色々聞き出そうとするタイプのママ友と話をするときは、とにかく聞き手に回って当たり障りのない会話をするように心掛けてくださいね。

関係が薄いママ友へは気づかれたら話す

「上の子と子ども同士が同じクラスである」「子どもの習い事の送迎でたまに会う」など、それほど親しいつき合いはなく、顔を合わせたら挨拶をする程度という関係の薄いママ友へは、積極的に妊娠報告をする必要はないでしょう。

日ごろ、あまりつき合いがなければ、相手の状況などもわからない面が多いですよね。前述のように、深いつき合いをしていないママ友の中には、不妊治療の最中で悩んでいる人もいるかもしれないのです。

そのため、あえて自分の方から積極的に報告することは控えた方がよいでしょう。妊娠の週数が進み、お腹が膨らみ始めるなどして、ママ友の方から妊娠に気がついた場合に初めて話をすると、わだかまりがないのではないでしょうか?

早めに報告しておきたいママ友とは

幼稚園などで同じ係の仕事をしているママ友

上の子どもが通う幼稚園などで、係の仕事を引き受けているママもいるでしょう。そこで、同じ係で一緒に仕事をする機会があるママ友には、早めに妊娠報告をしておくとスマートです。

もしかしたら、思いのほか悪阻がひどかったり、妊娠によって急に体調を崩してしまったりすることがあるかもしれません。このような場合に、同じ係のママ友に迷惑を掛ける可能性を考えて、早めに妊娠のことを伝えておくと不要なトラブルを避けることができます。

また、係の仕事内容によっては、重いものを持つ必要があったり、ハードに動く必要があったりすることもあるでしょう。早めに妊娠のことを伝えて相談し、無理のない範囲で配慮をお願いできるとよいですね。

信頼できるママ友はいざというときに助けに

信頼できるママ友へは、早めに妊娠の報告をしたというママが多いです。悪阻がひどいときに病院に送迎してくれたり、代わりに上の子の幼稚園の送迎をしてくれたりと、辛いときに助けられたという体験談も聞かれました。

ママ友というのは、同じように人生の大イベントである妊娠、出産、子育てを経験してきているため「同士」ともいえる関係です。育児をする中で味わう幸せな瞬間や辛い瞬間も、同じ「母親」という立場だからこそ理解できる面も多いですよね。

子どもを出産したからこそ出会えた信頼できるママ友は、いざというときに助けをお願いできる心強い存在となるでしょう。もちろん、逆の立場になったら、今度は積極的にママ友のフォローをしたいですね。

同時期に妊娠中のママ友とは情報交換を

気分が不安定になりがちな妊娠中は、ママ友とおしゃべりすることでストレスの発散になるでしょう。特に、二人目以降の妊娠という同じ環境で過ごしているママ友が相手であれば、より共感できる話題も多く気分転換になりますね。

お互いにリアルタイムで出産までの日々を過ごしているため、最新の産院や育児アイテムなどの情報交換ができる点もメリットです。

ただし、子どもが生まれる前に絶対にママ友を見つけようと意気込むと、それが余計なストレスになってしまう場合もあります。何気ない会話やマタニティマークをつけていることなどから、偶然に妊娠中であることがわかった場合に、そのママ友に話し掛けてみる、というくらいの心持ちで過ごすのがおすすめです。

ママ友に妊娠報告するメリットとデメリット

悪阻を理由に面倒なママ友づき合いを断れる

「子どもの年齢が同じ・近い」ということがきっかけでつき合いが始まるママ友の関係は、ママ同士の相性が合わないというケースもよくあります。共通しているのは子どもに関することだけなので、性格や価値観が合わないのは無理もないことです。

それでも、ママ友が集まるランチや茶話会など、最低限のつき合いが必要な場合がありますね。幼稚園や保育園関係の行事に関する準備などで、頻繁に集まる機会があるというケースも珍しくはありません。

つき合い自体はうまくいっていても、適度な距離を持って接したいと考えるママには面倒に感じてしまうでしょう。そういった場合には、あえて妊娠の報告をしておくと、悪阻などを理由につき合いを断れるので角が立たずに済むでしょう。
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