相手や状況で違う妊娠報告!パパや会社や親と友だちへの伝え方
両家の親への報告は同じタイミングにしよう
妊娠が分かってすぐに体調が悪くなるなど、両親の助けが必要な場合は、早めに両家に報告しておいた方が安心ですね。きっと、どちらのおばあちゃんも、娘(義娘)と孫のためにできることは協力したいと思ってくれているでしょう。こういった場合、できれば両家とも同じタイミングで報告しておいた方が角が立たないですね。
ただし、義理の両親が遠方に住んでいるなどの場合、少し間をおいて、安定期に入ってからの報告でもよいこともあります。その際、先に報告していた自分の両親には、義理の両親に言わないように伝えておく方が安心ですよ。
電話や直接会って報告を
遠方に住んでいて、なかなか直接会えなければ、電話での報告になりますね。「直接報告したかったけれど、早く伝えたかったので電話ですみません」といった感じで一言添えるとよいですよ。
また、おじいちゃんおばあちゃんの世代は妊婦健診時の超音波検査が今ほど普及していなかったので、エコー写真を見せると喜ばれますよ。何よりも、家族が増えることの喜びを、みんなで分かち合える報告の方法を選ぶことが大切です。
仲がよくても難しい!友だちへの妊娠報告
友だちへの報告は安定期ごろが多い
また、妊娠初期に報告したことで、友人から祝いの連絡などがたくさん来てしまい、体調がすぐれないのに返信が大変だったという先輩ママもいます。
気持ちと体調が落ち着いてから、誰にどんな形で報告しようか、ゆっくりと考えるのがよいかもしれませんね。すでに妊娠中という友だちや、出産したばかりという友だちには、先輩ママとして相談に乗ってもらったりアドバイスをもらったりできるので、少し早めの報告でもよいでしょう。
友だちの状況も配慮しながら伝えよう
妊娠が分かって「マタニティハイ」といわれるような興奮状態の中で話をしてしまうと、相手の気持ちを考えられずに自分の幸せを押しつけることになるかもしれません。親しい友人だからこそ、相手の状況を思いやりながら伝えることを心掛けたいですね。
特に不妊治療中の友だちや、流産経験のある友だちなどに報告する際は、感情を抑えつつ、妊娠したことだけを端的に伝えましょう。最初からあれこれ伝えるのではなく、相手の反応次第で、少しずつ話を進めていくのがよいかもしれません。
SNSで報告するときの注意点
大きくなったお腹の写真、エコー写真、母子手帳の写真などを投稿しているママをよく見かけますね。手軽で便利である一方で、SNSでの妊娠報告を快く思わない友人がいるかもしれないことを、考えておいた方がよいでしょう。
「妊娠して、自分は幸せだ」という幸せアピールや、「つわりが辛い」といった愚痴などは、見る人が見れば「自慢」のように思えます。あまり事細かに報告するよりは、さらりと事実だけを投稿する方が安全かもしれません。
授かり婚の場合はどうする?伝え方やマナー
まずはママの親へ報告をしよう!報告の順番
結婚前に妊娠が分かった場合、まずはママの母親へ報告をするのが一般的のようです。母親はママの大先輩にあたりますから、不安に思う点などを色々とフォローしてくれる頼れる存在になるでしょう。ママの父親へは、母親から伝えてもらったという人も多いですよ。
次に、パパの両親にはパパ自身から伝えてもらいます。あらかじめ両家の親に事情を説明した上で、揃って挨拶に行くというのがスムーズでしょう。報告に驚きつつも、きっと孫ができることを嬉しく思ってもらえますよ。
親へ妊娠報告するときはフォーマルに手土産
パパはスーツか襟のあるシャツ、ママはスカートかワンピースで上品に着こなしましょう。ママはお腹周りを締めつけない服であることが大切です。また、ハイヒールは避け、ローヒールのパンプスを履くようにしましょう。
手土産は2,000~5,000円ほどの菓子折りが一般的です。報告が遅れると、ママの体調がつわりなどで悪くなることが考えられます。結婚前の妊娠を報告するのは勇気がいるかもしれませんが、先延ばしにし過ぎない方がよいでしょう。
なるべく直接会いに行って誠意を伝えよう
特別な理由がない限り、直接会いに行って両家の親に誠意を伝えることが大切です。「結婚前の妊娠ではあるけれど、元々家族になることを考えておつき合いする中で、子どもを授かった」「結婚と妊娠の順番が逆になってしまって申し訳なかった」という二つのポイントをしっかりと伝えましょう。
両親から反対されるケースも考えられますが、突然のことに驚いて困惑しているだけかもしれません。妊娠と結婚を心から祝福してもらえるように、誠実に説明しましょう。