魔の2歳児の上手な接し方。特徴やコツを知りイヤイヤ期を乗りきろう
活発に遊んだり、簡単な会話ができたりと成長が見られる2歳児ですが「最近子どもが反抗するのでやりづらい」「嫌なことがあるとすぐに泣くから大変」など、子育てに悩んでいるママもいますよね。ここでは、魔の2歳児といわれる時期を、どのように乗り越えていくとよいのかをご紹介します。
「魔の2歳児」といわれる理由や特徴は
イヤ!を連発する第一次反抗期の始まり
第一反抗期は始まる時期が子どもによって違い、すくすくと心が健康に成長していくためには、ママに反抗をするのも大切なことですよ。ママが「朝ごはん食べようか」「着替えようね」「お風呂入ろうね」など、ささいなことでも「イヤ」と言って反抗するため、お世話をするのに時間がかかって大変ですよね。
イライラすることもありますが、いつかは終わるものなのでおおらかな気持ちで接しましょう。
自分でやる!でも甘えたい心の葛藤がある
また「自分でやる」という自立心が成長する反面、まだ2歳なので赤ちゃんのように甘えたい年齢ですよね。子どもは「自分でやりたいけれど、ママに抱っこもして欲しい」「今日はママにして欲しい」など、心の葛藤がある時期なので、そのときの子どもの様子に合わせて対応を変えることが大切ですよ。
子どもの心が安定するように、親子でたくさんスキンシップを取りましょう。
言葉で伝えられずかんしゃくを起こす
さっきまではご機嫌で遊んでいたのに急に「ギャー」とおもちゃを投げて泣き叫ぶ、お出かけ中に嫌なことがあるとお店の床に寝そべって泣く、怒って暴れるなど、子どもによって行動は様々ですが、対応するママは大変ですよね。
ママの中には「子どもの機嫌がコロコロ変わるので、お出かけするときは不安で仕方がない」「急にかんしゃくを起こすので、電車に乗れない」など、急に感情が爆発する子どもと外に出るのが不安なママも多いようです。
自己主張のある2歳児の接し方のコツは
まずは子どもの話に「共感」を
子どもはママに共感してもらうだけで、心が少し落ち着きます。感情が不安定なときに「こうしなさい」と怒ると余計に反抗がひどくなるため、まずは優しく共感をしてくださいね。
共感をして子どもの気持ちが落ち着いてから「こうやってみるのはどう?」などと、子どもが「やりたい」と思えるように導いていくと、反抗することなくスムーズに進みますよ。
ときには子どものペースにつきあって
子どもの気持ちになってみると「もっと遊びたいのに、帰るって言われた」「今はお風呂に入りたくないのに、無理やり入れられた」など、小さなストレスが少しずつ溜まっている可能性があります。時々子どもが満足するまで遊びにつきあうことで、子どもの心が満たされますよね。
親子の信頼関係を深めることができると大変な時期も乗り越えていけるので、家事を手抜きしたり、パパと協力したりして時間を作り、子どものペースで過ごしてみましょう。
「ダメ」は家庭で一貫性を持って
たとえば、ママは決まった時間しかおやつはダメと言っているのに、パパはいつでもおやつOKだとします。パパとママで言うことに違いが出ると、ママが「夜はおやつダメよ」と言ったときに子どもは「パパはいつもくれるのに」と、納得いかずに反抗するでしょう。
子どもに対して「◯◯はダメ」と思うことはパパとママでも違いがあるので、あらかじめ夫婦で話し合って家庭の中での「◯◯はダメ」を決めておくとよいですよ。一貫性があると子どもも戸惑うことなく過ごせますよね。
ママの心構えやおすすめの対処法を紹介
家事や育児はたまに休憩しよう
パパや祖父母など、周りに頼れるときはサポートをお願いしましょう。無理に頑張り続けるとママの心が疲れてしまうので、体や心を休めながら子どもと向き合ってくださいね。
子どもと離れる時間を少し取れると、ママの心にもゆとりを持つことができますよ。ママが笑顔で子どもに接するだけでも子どもは安心して過ごせるので、ママは自分自身のことも大切にしましょう。