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2歳児はどんな遊びが好き?おすすめの遊びと片づけをしてもらう方法

2歳児はどんな遊びが好き?おすすめの遊びと片づけをしてもらう方法

2歳児と楽しむ家にあるものを活用した遊び

布団を使ったアスレチック

ママやパパが使っている掛け布団を丸めて障害物を作ったり、敷布団を折り曲げて小さな山を作ったりと、布団なら自由な形のアスレチックを簡単につくることができます。

その上を登ったり転がったりするだけで十分楽しめますよ。友人ママの子どもは布団の下に隠れて遊ぶことにはまっているそうです。子どもの布団や枕、毛布、座布団など、色々なものを組み合わせてアスレチックを作るのもよいでしょう。布団は柔らかいので、2歳児が多少はしゃいでもケガをする心配がなく安心して見守っていられます。

昼間、眠たいけれど遊びたいという感じのときの遊びとしてもおすすめです。布団の上で動き回っているうちに疲れて体力の限界がきたらそのままゴロンとできますよ。

バスタオルで電車ごっこ、魔法のじゅうたん

大きめのバスタオルを広げて、その上に子どもに座ってもらい、パパやママが端を持って引っ張ります。2歳になるとバランス感覚も身についてきている時期ですので、バスタオルから落ちないように姿勢を変えたりバスタオルを掴んだりと、楽しそうにしてくれますよ。

この遊びを盛り上げるためにはママのかけ声も大切なポイントです。「出発するよ~!ビューン」「ちょっと曲がりまーす!」など明るく声かけをしてみてくださいね。子どもも喜んで何度もチャレンジしたがりますよ。

普通に座って乗る以外にも、うつ伏せで乗ったり、お気に入りのぬいぐるみを抱っこして一緒に乗ったりするのもよいでしょう。落ちてケガをしないように、様子を見ながらゆっくり引っ張ってくださいね。

ちぎって投げて自由に遊べる新聞びりびり

新聞やチラシなどをただ自由にちぎったり投げたりする遊びです。指先を器用に動かす練習にもなりますよ。新聞を思いっ切りちぎるときの爽快感、散らかしまくってもママに注意されないなどで、子どもはどんどんちぎることに夢中になるでしょう。

ちぎって小さくなった新聞紙は集めると紙ふぶきにもなりますよね。ちぎった新聞紙を集めるための箱を用意して、子どもの頭にかかるように散らしてみるのもおもしろいですよ。

また、新聞紙のほかに折り紙もあるとカラフルになって喜んでくれるのではないでしょうか。子どもに「これは何色?」と質問しながら遊ぶのもよいですね。

ママも後片づけのことはひとまず考えずに、一緒にちぎってストレス発散してみてはいかがでしょうか。

2歳でも遊び終わったらお片づけできる子に

2歳児のお片づけに悩む親は多い

2歳児はできることが増えて遊び方にも広がりが見られるようになり、散らかし方も1歳のころより広範囲になる一方で、お片づけがまだ身についていないため、自分からお片づけするのは難しいようです。

ママが片づけても片づけても散らかされるというのはよくあることですね。片づける習慣をつけなくては、外に出たときに困るのではないかという心配と、片づけないことへのイライラでつい声を荒げて怒ってしまうことも少なくないでしょう。

ただ、怒るのは逆効果で、子どもには「片づけは嫌なもの」としてインプットされるだけの可能性が高いです。怒りたくなる気持ちは一度深呼吸で落ち着かせて、気持ちに余裕を持って対応してくださいね。

片づけてくれるようになる魔法の言葉

2歳児に「片づけなさい」と言っただけでは、片づけるのは難しいと分かっている親は多いと思います。子どもが片づけたくなる魔法の言葉として「ママに片づけ方を教えてくれる?」という言葉があります。

これを言われると、子どもは得意気になって、親に教えながら片づけ始めてくれるでしょう。きちんと片づけられた後には、「すごいね」「きれいになったね」とたくさん褒めましょう。おもちゃを片づけると褒めてもらえるということがよい体験としてインプットされ、その後にも進んで片づけてくれるようになってくれるでしょう。

子どもが片づけないと、親はついつい怒ってしまいがちですが、言い回し一つで行動が変わるのであれば、積極的に取り入れていきたいですね。

片づけやすいように環境も整える

2歳児が自分から片づけるようになるためには、片づけやすいように周りの環境を整えることも大切です。まずは、親が片づけ方の見本を見せて、片づけの流れを子どもにも知ってもらいましょう。

おもちゃには指定席を作り、どこに戻すのかを分かりやすく見えるようにし、小さいものは同じジャンルのものをまとめて箱に入れてしまいましょう。人形はベットに寝かせたり、車は車庫に入れたりと片づける場所にストーリー性があると覚えやすいですし、遊び感覚で進んで片づけてくれるでしょう。

また、遊んだままの状態で残しておきたいということも出てくると思いますので、作りかけのものを置く場所を決めておくと安心して、組み立ての途中でも片づけをしてくれるようになるでしょう。

まとめ

2歳児は体も心も大きく成長する時期であり、遊びを通して多くのことを学んだり、発達を促すことができる時期にもなります。子どもそれぞれの個性も出始める時期ですし、成長の仕方も好きな遊びもそれぞれに違いますので、子どもの個性や意志を尊重して見守りつつ、体を使った遊びや集団でする遊びなど色々な遊びをしてみましょう。

同時に、自分から片づけができるように環境設定をしたり、親の対応を変えてみることで、片づけもできるように成長を促して、遊びも片づけもできるようサポートしていけるとよいですね。
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