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2歳児はどんな遊びが好き?おすすめの遊びと片づけをしてもらう方法

2歳児はどんな遊びが好き?おすすめの遊びと片づけをしてもらう方法

2歳は自我が芽生え始める時期です。どんな遊びを好むようになるのでしょうか。好きな遊びを通して成長を促し、進んで片づけもしてくれるような方法はあるのでしょうか。2歳児の平均的な発達、おすすめの遊び方、進んで片づけをしてくれる方法をご紹介します。

2歳児の平均的な発達の目安は?

2歳児の平均の体重と身長

2歳になると身長と体重の伸び方が緩やかになり、活発に動き回るため1歳のころよりややスマートになった印象がしてきます。

2歳児の平均の身長と体重は、

【男の子】
身長85.4~92.7cm
体重11.6~13.5kg

【女の子】
身長84.3~91.6cm
体重11.0~13.0kg

になります。身長と体重の平均の数値と我が子の数値が違っていると、不安になることもありますよね。でも、身長も体重も個人差があって当然ですので、違っていても気にし過ぎないようにしましょう。

2~3歳までに体重が2~3kg、身長は7~8cm増えたら平均的な成長と見ることもできますし、それぞれの子の成長のスピードがありますので、自分の子どもの成長のスピードも大切に見守りましょう。

魔の2歳児と呼ばれる時期

2歳になると自我が芽生えて「自分はこうしたい!」という意志が強くなってくる時期になります。その一方で、自分で色々としようとしても、うまくできないことが多く、イライラして怒って泣き叫ぶことも多くなります。

好き嫌いを言ったり、ママに言われたことも「イヤ!」と言ったりすることが多くなり、親もイライラさせられてしまうことが増える時期ですので、「魔の2歳児」と呼ばれるのです。

第一次反抗期ともいわれる時期で、子どもの心の成長には欠かせない大事な時期でもありますので、「この状態は永遠に続かない」と思って、できるだけ子どものしたいことを優先して見守りましょう。3~4歳になれば、自然と反抗期も治まってきますよ。

2歳児ができるようになること

人が成長する過程の中で、特に成長が著しいのが2歳といわれています。歩くこともすっかり安定して、走ることができるようになります。手先も器用に動かせるようになりますので、スプーンやフォークを使って自分で食べられるようになり、服も自分で脱いだり着たりできるようになります。

遊びの中では、積み木やブロックを車や電車に見立てて遊べるようになったり、大人のまねをして人形をあやしたり、お友だちにも興味を示して一緒に遊ぼうとする姿も見られるようになってくるでしょう。言葉も、二語文を話すようになりますので、コミュニケーションが取りやすくなります。

少しずつ身の回りのことができるようになるのが嬉しくて、より一層自分でしてみたくなるのでしょうね。

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触覚や聴覚から脳が喜ぶ楽器遊び

2歳になるまでは、音や音楽は聴くことが中心になりがちですが、手先が器用になり理解力もついてくる2歳児になると、太鼓を叩いたり、鈴を鳴らしたりと自分で音を出して遊ぶことができるようになります。

自分が触れた楽器から音が出ると、音を楽しみながら音の大きさを変えようとして叩き方や振り方の強さをコントロールするようにもなります。

楽器遊びをしながら、体のコントロールの仕方を覚えたり、楽器を鳴らすことで自己表現をしたりするようになりますよ。また、ママから褒められることで満足感を味わうこともできるでしょう。

音楽に合わせてきちんと音を出すよりも、自分の好きなように楽器を鳴らして、音を楽しむ方が子どもたちにとってはよい刺激になりそうですね。

手や指先を使って感覚を刺激する粘土遊び

2歳までは粘土を口に入れてしまう心配もあり、なかなか粘土遊びにチャレンジできないという場合もありますが、2歳児になれば粘土を口に入れることなく遊べるようになってきます。それでも口に入れるのが心配な場合は、口に入れても大丈夫な粘土も売っていますので、それから試してみてもよいかもしれませんね。

粘土をこねたり丸めたりすることで五感が刺激されますし、手先の細かな動きもできるようになってきます。何を作るかを考えることで、想像力や発想力も養ってくれ、子どもの体と心の成長を促してくれるでしょう。

ママが一緒に見本を見せながら遊ぶと、子どもも抵抗なく遊び始めることができ、コミュニケーションも取りやすくなりますよ。

想像力を育むお絵かき

1歳のころは、画用紙にぐるぐるとなぐり描きをすることが多いのですが、2歳になると次第にイメージを持って絵を描けるようになってきます。絵を見ただけでは分かりにくくても、子どもに聞いてみると「ビューンと飛んでいるところ」「ぴょんぴょん跳ねているの」などと意味を持たせながら絵を描くようになります。

絵を描くことによって、手首をしなやかに動かしたり、手先の器用さを育てたり、手先の運動を促進できたりできるほか、色や形の名前を覚えることも遊びを通してできるようになります。

きちんと描こうとするよりも、自由に好きなように描くことが大切な時期でもあります。クレヨン、色鉛筆、クーピーなど描くものを変えてみるのも刺激が変わっておもしろいですね。
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