産後のママは不安定になりやすい!ママの悩みや対処法を知ろう
我が子を無事に出産したママは、子育てという大仕事が待ち受けています。それまでの生活とは大きく変わった中で、産後ママは不安定になりがちです。そこで、今回は子どもを育てることに対してのママの悩みや対処法、さらには義実家との付き合い方についてご紹介します。
子どもを育てることに対しての悩み
子育てにかかるお金を把握する
子育てにかかる代表的な費用には、養育費と教育費があります。養育費とは、子どもを育てる上で必要な教育費以外の費用です。食費や洋服代、保育園費、レジャー費用などが該当します。
この養育費は毎年80~100万円が一般的で、出産してから大学卒業まで約1,640万円が平均総額の費用です。
教育費は子どもの教育にかかる費用で、授業料や給食費、習い事にかかる費用などがあります。大学卒業まですべて公立に進学した場合の教育費は約1,304万円、すべて私立に進学した場合の平均が約2,650万円という調査結果が示されています。
子どもの個性はそれぞれ!教科書どおりは無理
育児書は子育ての参考にはなりますが、書かれている内容にとらわれすぎてしまうとうまくいかないことがほとんどです。子どもの個性や育つ環境がそれぞれ異なるわけですから、教科書どおりにいかないことも多くあるでしょう。
子育ては知識に頼りすぎるのではなく、子どもの個性を注意深く観察して接することが大切です。我が子の個性を受け入れることができれば、何をしてほしいのかに気づくことができるかもしれません。
赤ちゃんの成長はそれぞれなので焦らない
赤ちゃんの成長の仕方はそれぞれ違います。赤ちゃんの中にはハイハイをせずにつかまり立ちをする子がいるなど、成長の仕方に決まりはありません。
月齢の成長の目安とずれていても、ほとんどの場合は焦る必要はありません。成長の違いもその子の個性の一つだと考え、我が子の成長を温かく見守ってあげましょう。
日常の小さな変化に気づく心のゆとりが大切です。もし成長の仕方が心配なようであれば、定期健診のときに相談してみてください。
不安だらけのママのための対処法
赤ちゃんと一緒に夜型になってみる
生まれてすぐの赤ちゃんが夜寝ない原因は、まだ昼と夜の区別が付いていないことが考えられます。一般的には、赤ちゃんは生後3カ月を過ぎたころから昼と夜のリズムができてくるようです。
もちろん、赤ちゃんの中には生まれた直後から夜ぐっすり眠る赤ちゃんもいます。夜ぐっすり寝る子かなかなか寝ようとしない子かは、赤ちゃんの個性の一つです。
もし我が子が夜寝てくれないときには、ママも赤ちゃんと一緒に夜型になってみるのも一つの方法です。ママのストレスが和らぐかもしれません。
趣味の時間見つけてリフレッシュ
ネット環境が整っていれば、パソコンを利用してリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。スカイプを利用すれば無料でママ友と会話が楽しめます。日記を付ける要領でブログを始めれば、読者と繋がるかもしれません。
また、ダイエットを兼ねてウォーキングや筋トレにチャレンジすれば、心身ともにリフレッシュできます。
そのほかにもお菓子作りや裁縫、楽器の演奏にチャレンジするのもよいでしょう。趣味を続ける中で新しい自分に出会えるかもしれません。新しい友だちができることだってあります。
何をしてほしいかパパに伝えることが大切
子育てで大切なことは、ママやパパのどちらとも不公平感を持たないようにすることです。特に、ママはパパに何をしてほしいかを言葉で伝えることが大切です。
パパは、育児や家事に協力したくても何を手伝えばよいのかがわからないことが多いようです。パパにしてほしいことを具体的に伝えてください。
仕事が忙しくて帰宅時間が遅いパパでも、休日には赤ちゃんとお風呂に入ることならお願いできます。ママが洗濯物を干している間に部屋の掃除を頼んでもよいでしょう。
なお、パパにお手伝いをお願いしたときには「ありがとう」の一言を忘れないでくださいね。
何かと多くなる義実家との付き合いの悩み
出産後のイベントはがんばりすぎない
赤ちゃんが生まれてから1歳を迎えるまでは、すべてが初めてのイベントです。おめでたいことだけに、家族や親戚との大切な思い出作りになります。
でも、出産後のイベントでがんばりすぎるとママの心と体はバランスを崩し、ストレスがたまってしまいます。特に義実家の風習や考え方の違いにストレスを感じ、体調を崩してしまうママは多いようです。
ですから、すべてのイベントを完璧にこなそうと思わない方がよいでしょう。パパと相談し、いくつかのイベントを簡略化することも大切です。