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2歳児の髪の毛の静電気がすごい!発生の原因や試してみたい対処法

2歳児の髪の毛の静電気がすごい!発生の原因や試してみたい対処法

木やコンクリートや砂場を触り放電させる

洗濯機や冷蔵庫など、水回りで使う家電製品には「アース線」という線が付いています。この線は、家電製品が万が一漏電したときに電気を地面に逃がす役割を持つ「アース」につなげるものです。

住宅や工場などに備え付けられた人工的なアースは銅製の棒ですが、地面に接している木やコンクリートなどもアースの役割を果たします。体に電気がたまったときはアースを利用して放電させましょう。

例えば、金属製のドアノブなどに触る前に木やコンクリートを触っておけば、人間の体や衣服にたまった電気が放電されるため、静電気で「バチッ」とくるのを防ぐことができます。

また、周りに何もないときは地面を直接触るのも有効です。ただし、放電させるときは素手で触るようにしてくださいね。

静電気防止スプレーをひと吹き

衣類に静電気がたまるのを防ぐ方法は、「柔軟剤を使って摩擦を減らす」「静電気が起きにくい素材を組み合わせる」などがありますが、より手軽なのが静電気防止スプレーを使うことです。

一般的な静電気防止スプレーに含まれている界面活性剤には静電気防止効果があります。衣服にスプレーして全体を覆うことで静電気がたまるのを防ぐことが可能です。

また、一般的なトリートメントやリンスにも静電気防止効果がある界面活性剤が使用されています。水100mlにトリートメントを5滴ほど加えたものをスプレーのかわりに使ってもよいでしょう。

界面活性剤は肌が荒れそうで気になるというときは、水100mlにグリセリンを5ml加えたものでも代用できますよ。

静電気で髪の毛が毛玉になったときの注意点

無理にくしを通さない

子どもの髪の毛に毛玉ができないように気をつけてはいても、できてしまうときもありますよね。より髪の毛の細い赤ちゃんのころのほうが起こりやすい現象ですが、2歳ともなると子どもによっては毛量が多く、一度できるとほどくのが難しいときもあるでしょう。

毛先のほうにできたものなら、毛玉の部分だけをカットすれば解決しますが、頭皮に近い根本付近にできるとカットできませんよね。

根元付近にできてしまった場合は、時間をかけてくしでとかす必要があります。ただ、いきなり根元からくしを通そうとすると引っ掛かって痛いので、まずは毛先に近いほうから順番にとかしましょう。そのとき、根元を引っ張らないように、指で根本髪の毛をつまんで頭皮に負担をかけないようにするとよいですよ。

ヘアオイルをつけてとかす

毛玉をほどくために何度もくしを通すと摩擦で髪への負担となりますし、先ほどご紹介したように静電気が起きる原因となります。静電気が起きると、ほどいたあともまたすぐに絡まってしまうので、毛先を中心にヘアオイルをつけてとかすようにしましょう。

ただ、子どもは大人に比べて毛量が少ない子もいます。つけ過ぎてベタつかないように気をつけましょう。また、毛玉ができている場合は、そのほかの部分も乾燥して絡まりやすい状態なのかもしれません。髪の毛全体の毛先にもヘアオイルをつけて全体的にも絡まないようにしましょう。

毛玉が固まり過ぎてくしが通らない場合は、くしの持ち手が細くなっているものや竹串などを使い、毛玉の中心部に刺し込む方法も試してみてくださいね。

毛玉のまま放置しない

毛玉ができてもそのうちほどけると思って放置しているママもいるのではないでしょうか。しかし、毛玉が自然にほどけることはほとんどありません。

毛玉がある状態のまま放置すると、毛玉がほかの場所にもたくさんできたり、より大きくなったり、固くなったりする可能性があります。どんなに頑張ってもほどけない場合は、根元からカットするしか選択肢がないということにもなりかねません。

毛玉をほどくのは時間がかかりますし、子どもが痛くて嫌がることもありますが、状況の悪化を防ぐためには早めに対策をおこなうことが大切です。ママが気づかない間に毛玉ができていたということがないよう、毎朝くしでとかす習慣をつけるのもよいかもしれませんね。

まとめ

乾燥する冬は静電気が起こりやすく、髪の手入れがしにくくなったり手をつないだときに痛みを感じたりすることが増えます。しかし、発生の原因を知って対処すれば、静電気で不快な思いをするのを防ぐことも可能です。

静電気への対処法は髪や肌の保湿ケアにもなりますので、子どもと一緒にママも取り組んでみてはいかがでしょうか。

また、静電気が発生したときは、ゲーム感覚で「木にタッチ」「石にタッチ」などして放電させるとよいでしょう。
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