赤ちゃんの夜泣きにはハーブティがおすすめ!効果と飲み方について
とってもかわいい赤ちゃんですが、夜泣きが続くと睡眠不足になり、体も心もヘトヘト、というママは少なくありません。そこで今回は赤ちゃんの夜泣きに効くハーブティについて、おすすめのハーブティや得られる効果などをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
夜泣きにおすすめのハーブティとよい理由
一押しは安眠効果抜群のカモミールティ
また、カモミールティには消化を促したり、便秘を解消したりといった、胃腸のトラブルを解消にする効果もあります。赤ちゃんは消化があまり上手ではないため、便秘になりやすいですよね。そうするとお腹が苦しくなって夜泣きをしてしまうこともあるのです。
これらのことから、夜泣きにはカモミールティがよいといわれています。もちろんノンカフェインですので、授乳中でも安心して飲むことができますよ。
海外では歴史のある夜泣き対策ハーブティ
また、その安全性や有効性はドイツの厚生労働省にも認められているほどで、ママにとっても赤ちゃんにとっても、優しくて頼もしい存在です。
優しいイメージが強いカモミールですが、実は踏みつけられるほどよく育つ、といわれているほど生命力が強い花です。そのため、「逆境に負けない」という花言葉がついているそうです。
母乳経由でママも赤ちゃんもリラックス
また、慣れない育児に夜泣きで寝不足が続いてしまうと、気持ちに余裕がなくなってしまったり、落ち込んでしまったりするママは少なくありません。そのため、カモミールティを飲んで気持ちが落ち着くと、その気持ちが赤ちゃんに伝わり、結果的に夜泣きが減った、ということもあるようです。
授乳は赤ちゃんとの大事なスキンシップの時間なので、カモミールティを飲むことでより素敵な時間にしてくださいね。
赤ちゃんに飲ませるときの注意点
離乳食をしっかり食べる1歳前後から
実は日本には明確な基準はありません。しかし、離乳食をしっかり食べる1歳前後から飲ませ始めることが一般的なようです。1歳に満たない場合、まだまだ体の消化機能が完全ではありませんし、カモミール以外のハーブがブレンドされている場合、赤ちゃんにとってよくない影響が出てしまうことがあるため、注意が必要です。夜泣きがひどいからといって赤ちゃんが小さいうちは無理にカモミールティを飲ませる必要はありませんよ。
また、1歳前後になればコップで飲むことができるようになるため、簡単に飲ませることができて、ママの手間が省けますよ。
大人用より少し薄めておくことが大事
また、濃いカモミールティには苦味があります。そのため、赤ちゃんに飲ませる場合は、大人が飲むときより3倍くらい薄めて与えるようにしましょう。商品によっては赤ちゃんでも飲めるカモミールティもあるため、そのようなものを選ぶとより飲ませやすいかもしれません。
カモミールティをお湯で煎れることが多いと思いますが、赤ちゃんに飲ませるときは、ヤケドをしないよう必ず人肌程度に冷ましてくださいね。
飲むのを嫌がるならミルクを入れてみて
特におすすめなものがホットミルクです。飲みやすいのはもちろん、牛乳そのものにも安眠効果があるため、ミルクティにすることで、夜泣きせずぐっすり寝てくれます。
また、牛乳以外にも三温糖やオリゴ糖などの甘みをプラスしたり、りんごジュースやオレンジジュースなど、果汁100%のジュースで割ったりすると、比較的飲みやすくなりますよ。
はちみつはカモミールティと相性がよく、少し足すだけで甘さが引き立ちますが、1歳未満の赤ちゃんに与えると「乳児ボツリヌス症」を発症してしまうことがあります。はちみつを足す場合は、必ず1歳を過ぎてからにしてくださいね。
安眠効果だけでない!万能カモミールの効能
夜泣きだけでなく便秘や風邪予防にも効果的
ジャーマンカモミールの主要成分は「カマズレン(アズレン)」という成分なのですが、カマズレンには胃の粘膜を補修したり、消化を活発にしたりする効果があります。そのため、胃腸の調子を整え、赤ちゃんがなりやすい便秘を解消してくれます。
また、免疫力を高める作用や抗菌作用、抗炎症作用もあるため、風邪をはじめとした感染症を予防する効果や、喉の痛みといった風邪の初期症状を緩和する効果もあります。