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陰干しに適した洗濯物や干し方とは?子どものハウスダスト対策にも

陰干しに適した洗濯物や干し方とは?子どものハウスダスト対策にも

「陰干し」は洗濯物の干し方の一つですが、具体的にどのように行うのか、どういったアイテムが陰干しに適しているのかは知らないというママもいるのではないでしょうか?今回は、ハウスダスト対策としてもおすすめな陰干しについて、その方法や役立つアイテムをご紹介していきます。

陰干しとは?屋外と室内の陰干しの方法

洗濯マークを確認し日陰の場所で干す

「陰干し」とは、洗濯物を日光に当てずに日陰の場所で干すという干し方です。屋外であっても屋内であっても、日光の当たらない場所に干すのであれば、陰干しといえます。室内に洗濯物を干す「部屋干し」も陰干しの一つです。

ただし、屋根のある室内であっても、日差しの差し込むところで干す場合には陰干しということにはなりませんので注意しましょう。

洗濯物を干す際は、衣類についている洗濯表示を確認しましょう。洋服のイラストに斜線が入っているマークや、正方形の左上に斜線が入っているマークは、陰干しを意味しています。マークの形が違うのは、2016年に洗濯表示が新JIS規格に改正されたためで、旧マークと新しいマークがあるのです。

屋外の陰干しは太陽の位置を考えよう

屋外で陰干しをする場合には、時間の経過とともに変わる太陽の位置に注意しましょう。朝のうちは日陰になっている場所でも、午後には日差しが照りつけるかもしれません。洗濯物を日光に当てて乾かすと、紫外線によって細菌の繁殖が防げるというメリットもありますが、衣類の繊維はダメージを受けてしまうのです。

まずは、日陰となる部分に洗濯物を干すスペースを確保しましょう。なお、干すときは衣類を裏返しにしておくと、繊維の傷みや色落ちなどを最小限に抑えられます。

干す時間帯は、早朝から午前10時くらいまでがおすすめです。天気や気温によってはこの限りではありませんが、あまり長い時間干すと、衣類の繊維が外気にさらされて傷みやすくなるので気をつけてください。

室内の陰干しは風通しのよい場所で干そう

室内で陰干しする場合には、風通しが悪くなりやすいので生乾きの臭いが発生しやすいです。そのため、窓を開けて換気をしながら干したり、できるだけ風通しのよい場所で干したりするようにしましょう。

洗濯物同士の距離をとって、湿気がこもらないようにするのもコツです。扇風機やサーキュレーターを活用して、2~3時間、洗濯物に風を当て続けるのもよいですね。基本的に、室内で陰干しをするのであれば、可能な限り乾燥した環境を作るようにするのがポイントとなります。

特に、湿度の高くなりがちな梅雨時期や夏場は、エアコンをドライ設定にしておくという方法もありますし、浴室乾燥を使って干すという工夫をしているママもいるようですよ。

陰干しに適したものとハウスダスト対策

日光による傷みを避けたいママの勝負服

前述のとおり、衣類は太陽の紫外線に当てることで細菌の繁殖を防ぐというメリットがある一方で、紫外線によって繊維がダメージを受けるというデメリットもあります。

もちろん、日光に当てて乾かした方が洗濯物の乾きはよいですが、デリケートな素材を使用しているママの勝負服などは陰干しをするようにしたいですね。たとえば、シルク素材のブラウスなどは、紫外線に当てると変色してしまうケースもあるため気をつけましょう。

ほかにも、麻や綿、ウール、ナイロンなどカジュアルな洋服に多く用いられる素材も、実は生地が傷み強度が落ちる場合があるので、陰干しの方がおすすめです。家族がお気に入りで長持ちさせたい洋服は、陰干しを意識しましょう。

ハウスダスト対策にマットレスも陰干し

毎日使うマットレスも、定期的な陰干しによるお手入れがおすすめです。マットレスを窓の近くの風通しのよいところに立て掛けたり、移動が難しい場合は、マットレスとベッドの間に本などを挟んで持ち上げ、扇風機などの風を送ったりするとよいでしょう。

また、上下や表裏と向きを変えながら使うだけでも、湿気がこもってしまうのを防げます。マットレスは湿気によってカビやダニなどのハウスダストが繁殖する恐れがあるため、家族の健康のためにも3カ月に1回は陰干しをしたいですね。

夏など寝汗が気になるときは、扇風機の風を当てるなどして、こまめに乾燥させてください。ちなみに天日干しは、マットレスの劣化が早まるとされているのでしないようにしましょう。

赤ちゃんの布団もカバーをつけて陰干し

体の調節機能が未発達であるため、赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいです。布団をこまめに干して清潔を保つことで、赤ちゃんが毎日快適に眠ることができるようにしたいですね。

羽毛布団は吸湿性と放湿性に優れているため、日ごろのお手入れとしては風通しのよい日陰に干すだけでよいでしょう。ただし、月に1~2回ほどは、カバーをつけて天日に干すようにするのがおすすめです。

綿布団も放湿性に優れていますが、日光に弱いデリケートな素材であるため、風通しのよい日陰にカバーをつけて干しましょう。

片面1時間ずつで、表裏合計して2時間ほど干せるとよいですね。外に干すのが難しければ、風通しのよい部屋で布団を広げ、風に当てるだけでも十分に効果が期待できます。

屋外や室内の陰干しを楽にするアイテム3選

ベランダ用の遮光カーテンは紫外線もカット

風通しがよく、洗濯物を干すには最適なベランダが自宅にあるのであれば、ぜひ活用したいですね。とはいえ、ベランダは直射日光にさらされやすい場所でもあるため、陰干しをするには一工夫が必要です。

そこでおすすめなのが、ベランダ用の遮光カーテンです。洗濯竿に簡単に取りつけられる仕様のものが多く、これを使えば陽の当たるベランダでも陰干しすることができます。カーテンの一部がメッシュ仕様になっているので、風通しが悪くなることもありません。

紫外線をカットするのはもちろんのこと、土埃や黄砂などの汚れが洗濯物に付着するのも防げます。また、洗濯物をご近所さんの気になる視線から守ってくれるので、プライバシーの保護にも役立ちますよ。
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