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小学校入学前に身につけたい生活習慣。必要な力や今すぐ始めたいこと

小学校入学前に身につけたい生活習慣。必要な力や今すぐ始めたいこと

小学校入学前の今、すぐにでも始めたいこと

時計を見て行動できるようになろう

算数の勉強という面からも必要ですが、時計が読めるということは、自分で時間の管理ができるということにつながります。漠然と「早くしなさい!」と注意されても、なぜ早くしないといけないのかを根本的に理解できていないので、ママは毎日繰り返し怒ることになるでしょう。

時計を見て行動できるようになれば、「8時までに朝食を食べ終われば幼稚園バスに間に合う」など、早く行動したい具体的な理由が見えてくるので、ママの注意も減ってくるでしょう。

小学校に入ると45分の授業と10分の休み時間を、自分で管理する必要があります。幼児期に時計を読むことは少々難しいのでまだ読めないという場合は、今から学習を始めて入学前までに読めるようになるとよいですね。

挨拶や返事、ごめんをいえるようになろう

社会に出ると、挨拶や返事ができない大人も多いそうです。しかし挨拶はコミュニケーションの基本です。大人になってからでは遅いので、幼児期にしっかりと習慣化しましょう。

挨拶は生活リズムを作るためにも重要な役割があります。朝起きて、「おはよう!」と言葉を発することで目が覚めますし、友達や先生に挨拶することで「今日も一日楽しく過ごそう!」と思うスイッチになります。

また、「ごめんなさい」や「ありがとう」と恥ずかしがらずにいえるようにしておくと、学校生活がスムーズに送れる手助けになるでしょう。子どもの性格もありますから、無理に大きな声で挨拶することを求めなくても大丈夫です。まずはパパとママがお手本になるような挨拶をするとよいですよ。

人の話を落ち着いて聞けるようになろう

小学校に入ると、1コマ45分の授業が始まります。6歳児にとって、45分間じっと椅子に座っているのはとても難しいことです。しかし先生の話を聞き逃してしまうと、授業内容についていけなかったり、忘れ物をしてしまったりと、学校生活に支障が出ることもあります。

お友だちの話を聞かずに自分のことばかり話していると、コミュニケーションを取ることがうまくできないかもしれません。好奇心旺盛な子どもは、興味の対象が次々に変わっていきます。もちろん長所でもありますが、学校生活を送る中では、落ち着いて人の話を聞く場面も出てきます。

また、聞く力を身につけることで、忍耐力や思いやりの心、創造力やコミュニケーション能力などが伸びるというメリットもありますよ。

入学前の子どものペースも大切にしよう

周りの子どもと比較するのはやめる

小学生になると、子どもたちだけでの登下校や、身の回りのことを自分でするなど、幼稚園や保育園で過ごした環境とは大きく変わります。ですので、学校で困らないようにするためのママのサポートは、子どもにとって心強いですね。しかし、ママが熱心になり過ぎて子どもの気持ちが置き去りにならないようにしましょう。

たとえば、「〇〇ちゃんはもう時計を読めるのに」「お兄ちゃんはもっと早くできてたよ」などと、ママは周りの子どもと比較しがちです。頑張りを認めてもらえない子どもは、自分に自信を持てなくなることもあるそうです。

子どもにはそれぞれのペースがあります。ママは、結果を急がずに「次はこれやってみよう」など前向きになれる声掛けをして、子どものやる気を引き出しましょう。

子どもを否定せず、褒めて伸ばす

4月から子どもが小学校生活になじめるかどうかママは不安ですよね。子どもがスムーズに小学校生活に慣れるポイントは、「自己肯定感」だそうですよ。

自己肯定感を簡単にいうと、子どもが自分自身を認めるということです。失敗を繰り返しても成功したことや、頑張ったことなどを自分で認めることができるとやる気や自信につながります。

やる気や自信を高めるには、子どもを否定しないことが大切です。失敗しても「頑張ってるね。次はできるよ」と声を掛けたり、できたことは「おめでとう。すごいね」と褒めたりすることで、ママに認められたと感じ、次のステップに進もうという気持ちになるそうです。

子どもを否定せずに褒めることを意識し、小学校入学が楽しみになるような会話を心掛けましょう。

子どもが安心できる場所を作る

幼稚園や保育園では、子どもに寄り添った保育が行われていることが多く、安心できる環境で過ごしますよね。しかし、小学校ではより集団行動を求められます。自由時間や遊び時間が多い就学前の集団生活とは異なり、決められた時間で行動したり机に向かって学習したりします。

就学前と小学校の環境の違いを知って戸惑う子どももいます。入学が近づくにつれて不安になりストレスを感じる子どもも少なくありません。

そんなとき、子どもには安心できる場所が必要ですね。どんな些細なことでもママが用事の手を止めて子どもの話を聞くことで、安心したり心が満たされたりして信頼感が生まれます。

入学前から子どもが安心できる場所作りを意識して、コミュニケーションを取るようにしましょう。

まとめ

子どもが小学校に入ると、身の回りのお世話が大変だった幼児期が終わり、ママの育児も一段落つくでしょう。子どもが一人でできることが年々増え、徐々に自立し始めます。それは嬉しくもあり、少し寂しくもありますね。

勉強や、生活習慣の準備とともに、ママやパパと一緒に時間を過ごすことも大切です。幼児期に愛情をたっぷり受けることで安心感や信頼感が生まれ、これから迎える小学校生活に自信が持てるようになるでしょう。家族みんなで入学準備を楽しんでくださいね。
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