幼児期にたくさん抱っこをしよう!負担をかけない方法と人気抱っこ紐
抱っこには、子どもが安心感を抱いて自立を促す効果や、学習能力を高めて体の成長を促す効果があります。ただし、抱っこの仕方を間違えるとママが腰を痛める原因になってしまいます。腰に負担が掛からない抱っこの仕方を知って、思う存分抱っこをしましょう。人気の抱っこ紐もご紹介しますので参考にしてください。
幼児期の抱っこに見られる効果とは
心が安定し周囲と円満に過ごせる
たくさん抱っこをされて育った子どもは、大人になっても家族や友人とも円満な人間関係が作れることが分かってきました。また、精神的に安定してストレスにも強くなるようです。
それは、ママやパパに抱っこをされることでオキシトシンという「幸せホルモン」が分泌されるからです。オキシトシンは情緒の安定を促すホルモンで、ストレスを軽くして人間関係をよくする働きがあります。
抱っこは親子にとって欠かすことができないスキンシップです。我が子としっかり向き合って、心と体で寄り添いましょう。
学習能力や体の成長を促す
その一つが「集中力や記憶力を高める」効果です。オキシトシンには、心身がリラックスして集中力や記憶力を高める作用があります。実際に、抱っこを多くされた子どもは情緒が安定し、学習意欲や記憶力が高まるということが研究でも明らかになっているそうです。
また、オキシトシンには自律神経のバランスを整え、眠りを誘う効果もあります。「寝る子は育つ」と昔からいわれますが、睡眠中には体の成長ホルモンが多く分泌されるためです。子どもが安心して眠れるように、寝る前にハグや抱っこをすることは、とても理にかなった行動なのですね。
幼児期のスキンシップ効果は一生もの
「抱っこをし過ぎると親離れができなくなってしまう」という心配は無用です。小さいうちはスキンシップを多く取った方が、子どもの心が満たされ自立心の強い子どもに育つそうです。
抱っこによるスキンシップは、5分~10分程度でもよいのです。この短時間の「ちょい抱き」でも、オキシトシンを効率よく分泌させることができるのです。
保育園の送り迎えや家事の合間など、積極的に子どもと触れ合うとよいですよ。
幼児が抱っこして欲しいときの気持ちとは
ママに甘えて安心感を得たい
たとえば、子どもにとって抱っこは、ダイレクトにママの温もりを感じることができる最高のスキンシップです。ママにスキンシップを求めてくる場合は、ママに甘えて安心感を得たい子どもが多いそうです。もっとママにかまってほしかったり、一緒に過ごす時間が減ったりする場合などに見られるそうですよ。
また、子どもの視界は低いので景色の見え方がママとは異なります。慣れない場所や人混みなどでは、圧迫感から不安になる子どももいるそうです。そういった際に、抱っこで安心したいと感じるそうですよ。
心や体が疲れている場合も
見た目では楽しく過ごしていても、子どもなりに嫌だなと思ったり辛いなと感じることもあります。ママと過ごしている以外の時間で子どもは色々な刺激を受けて成長します。しかし、そのことで心が疲れてしまい、子どもが抱っこを求めるということは多いそうですよ。
また、体が疲れているときも子どもは抱っこをして欲しいと感じるそうです。とくに、慣れない場所へのお出かけで電車やバスに乗ったり、たくさん歩いたりすると心も体も疲れやすいですよ。
純粋に眠いというサイン
子どもの様子を見ていると、あくびをしたり目をこすったりすることがありますね。これは、子どもが示す「眠い」というサインともいわれています。ときには、眠さからぐずる子どももいますが、ママが抱っこをすることで落ち着いて、すぐに眠ってしまう子どもは多いですよ。
外出先で子どもが眠くなり抱っこをするような場面もあるでしょう。何歳までお昼寝をするのかは、子どもによって違います。普段、お昼寝をしている子どもは、外出先でも眠くなることも考えられます。できるだけ受け入れたいですね。