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幼児期にたくさん抱っこをしよう!負担をかけない方法と人気抱っこ紐

幼児期にたくさん抱っこをしよう!負担をかけない方法と人気抱っこ紐

腰痛にならない抱っこの仕方を知ろう

体の近くから子どもを持ち上げよう

家事や育児は腰への負担が大きく、腰痛持ちのパパやママは多いようです。気がつかないうちに無理な姿勢をしてしまって、腰に負担を掛けてしまうからです。

とくに、育児では泣き始めた赤ちゃんをとっさに抱きかかえたりすることも多く、不意の動きで腰を悪くしてしまいがちです。

子どもを持ち上げたり抱えたりするという動きのときは、「持ち上げるんだ」という意識をしっかりと持ち、できる限り体の近くから子どもを持ち上げるようにしましょう。

腰痛予防には、筋力ではなく骨で体を支えることが腰への負担を軽くする方法です。腰への負担を軽くするには、少しだけ猫背気味の姿勢がよいとされています。くるぶしと腰、首のラインが一直線上になるように意識してみましょう。

全身を使って抱っこし親子の重心を合わせる

抱っこをするときには、次の3点に注意をすると腰への負担が軽くなります。

1.腕だけではなく、全身を使って抱っこをするように意識しましょう。子どもの体をパパやママの胸に引き寄せてから抱っこをすると、子どもを包み込むような抱っこになります。自然と親子の重心が密着した姿勢になる抱っこ紐を使うのもよいですよ。

2.親子の重心がバラバラだと不安定で腰に無理な負担が掛かってしまいます。親子の重心が合うように意識して抱っこをするとようにしましょう。

3.同じ姿勢で抱っこをしていると、筋肉に負担が掛かってしまいます。横抱っこに疲れたら左右を逆にして抱っこをしてみたり、縦抱っこが疲れたら横抱っこに変えてみたりすると楽に抱っこができますよ。

腰が痛いときは「寝入りばなの姿勢」

抱っこをして腰を痛めてしまったときに、悪化をさせないための「寝入りばなの姿勢」をご紹介します。

布団に横になるときには、最初の10分~15分ぐらいは両膝を立てておきましょう。両膝を立てると腰の周りの筋肉が緩みます。膝の下にクッションを重ねておくと自然と両膝を立てた姿勢になり、楽に眠ることができます。

また、「四つん這いの姿勢」もおすすめです。直立二足歩行は、腰に体重や重力が掛かって疲れや痛みの原因になります。四つん這いの姿勢になれば、背骨への負担が減って腰への負担がグンと軽くなりますよ。

さらに、お腹を引き締め、背骨を真上に伸ばすイメージを持ちましょう。背骨と背骨の間を離すイメージは腰を守るだけではなく、インナーマッスルも鍛えられます。

人気の幼児向け抱っこ紐3選

重くなってきた幼児にも「エルゴベビー」

パパやママの腰の負担を軽くするためにも、抱っこひもは必需品ですよね。お出かけや家事をしているときに抱っこ紐があると便利ですよ。

人気がある抱っこひもの一つ目は「エルゴベビー」です。赤ちゃんが自然に開脚した状態で抱っこができるので、赤ちゃんにとっても快適な抱っこ紐です。

肩と腰を使って子どもの体重を支えられるので、長時間の抱っこでも負担になりにくいメリットがあります。また、外出先で強い日差しがあっても頭の部分にカバーがあるので便利ですよ。

一つ難点をいうと、折りたたんでもコンパクトになりにくく、かさばることです。とはいえ、エルゴは作りが丈夫な上に、新生児から体重が20kgになるまで使用可能なタイプもありママは助かりますね。

安心の国産で日本人向け「キューズベリー」

キューズベリーは、おんぶと抱っこの両方で使える腰ベルトタイプの抱っこ紐で、安心の国産メーカーです。日本人の体型に合わせて肩への負担を軽減した設計になっており、子どもを軽く感じられるのが特徴です。

また、畳むと15×31cm(厚み15cm)程度のサイズまで小さくなるのもママには嬉しい配慮ですね。 装着方法はエルゴと同じく、腰ベルトを留めてから左右の肩紐を肩にかけて背中のバックルを留めるだけで、サイズ調整も楽ですよ。

抱っこしながら寝てしまったら、ボタンと背中部分のファスナーを外し、抱っこ紐から足を引き抜くだけで、赤ちゃんを起こすことなく降ろせるのも魅力の一つです。

キューズベリーは、首がすわってから36カ月(体重16kg)まで使用できます。

イクメンが考えた抱っこ補助「ダッコリーノ」

ダッコリーノは、「抱っこモード」と「バッグモード」の2wayタイプの抱っこ紐です。実は、イクメンのアイデアから生まれた商品なのが驚きですよね。

普段は、ボディバッグとして使えます。子どもが抱っこをせがんできたときには、素早く変形させて抱っこができるのも優れたポイントです。

歩き始めの時期の子どもは、周りに気になるものがあるとすぐに降りたがります。そんなときでも、子どもをサッと降ろせてバッグに変身できるので邪魔にはなりません。

子どもは、2~4歳くらいになると歩くことに強い興味を示します。ダッコリーノなら「好きなときに歩くこと」と「ちょい抱き」ができるのでとても便利です。

ダッコリーノは、2~4歳(体重が11~20kg)まで使用できますよ。

まとめ

子どもにとって、抱っこは期間限定の大切な愛情表現です。抱っこは肌と肌が触れ合う最高のスキンシップですよね。子どもが抱っこを求めてきたときには、できる限り抱っこをして気持ちを受け止めましょう。

パパやママにたくさん抱きしめてもらった子どもは、精神的に安定して円満な人間関係が作れるようになります。また、抱っこには学習能力を上げ、体の成長を促すことにもつながります。

ご紹介した抱っこ紐なども使って、親子で楽しいスキンシップの時間を過ごしましょう。
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