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子どもと動物の真似をして遊ぼう!ごっこ遊びの特徴と遊び方のコツ

子どもと動物の真似をして遊ぼう!ごっこ遊びの特徴と遊び方のコツ

子どものために知っておきたいこと

年齢によっても遊び方が変わる

ごっこ遊びは子どもにとって様々なメリットがありますが、幅広い能力を使うため年齢によってできる遊び方も違います。

1~3歳の子どもは「見立て遊び」や「おままごと」はできますが、想像力がまだ未熟なので「なりきり遊び」は難しいようです。人形や積み木などのおもちゃを使ったシンプルな遊びが適しています。

4歳ごろは記憶力や想像力が発達し、自分の体験から「何をすればよいか」「相手がどう思っているか」を考えられるようになる時期です。アニメのキャラクターなどになる「なりきり遊び」ができるようになります。

5歳になると子どもだけでストーリー性のあるごっこ遊びができるようです。自分で考えたキャラクターになりきるなど遊びの内容がレベルアップします。

環境を整えることで子どもはより夢中に

何もない場所でも始められるごっこ遊びですが、遊びに使える小物などがあればさらに楽しむことができます。

例えば、段ボール箱が一つあれば「お店のカウンター」「冷蔵庫」「宝箱」「家」など様々なものに見立てて遊ぶことが可能です。バスタオルがヒーローのマントになったりドレスになったりすることもあります。

また、子どもが世界観により浸れるような小道具を手作りするのもよいでしょう。ラップの芯や割りばしなど身近なものを使って子どもと一緒に「魔法のステッキ」や「伝説の剣」を作ると気分が盛り上がりますよ。

小物は凝ったデザインや高いクオリティでなくてもかまいません。一緒に作って遊ぶという経験こそが子どもにとって重要なことなのです。

ペット役以外に興味がない場合は要注意 

子どもがごっこ遊びでペットの役をやりたがったりするのは珍しいことではありません。しかし、ペット役以外に興味がない、ペット役以外はやりたくないというときは注意が必要です。

ペットは可愛がられるだけの存在だから人気を集めています。つまり、ペットの役をやるのは「甘えたい」「可愛がられたい」という気持ちの表れです。

小さな子どもが「甘えたい」という気持ちを持つことは自然なことですが、「甘えることに強くこだわる」という行動は精神的なストレスを抱えているときにみられます。「赤ちゃん返り」がその典型的な例ですね。

子どもがペット役をすることに強いこだわりを見せるときは、子どもを取り巻く環境に変化がなかったかなど見直してみましょう。

まとめ

ごっこ遊びができるということは、子どもの観察力や表現力が育っている証拠です。真似するのが動物ばかりなのは、「今は動物に興味がある」というだけのことが多いので気にしすぎなくてもよいでしょう。

動物の真似ばかりで気になるという場合は、子どもと一緒に動物の勉強や観察をしたり、親子やお店屋さんなどの設定を加えたりしてもよいでしょう。

ごっこ遊びは子どもの様々な能力を伸ばすことができる遊びです。子どもの成長や興味に合わせながら色々な形に発展させられるとよいですね。
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