ママがスマホ依存になったらどうなる?子どもへの影響と予防方法とは
育児や家事の合間に、スマホを無意識のうちに手に取って見てしまうことってありませんか?片手にスマホを持っていないと、何か物足りないような気持ちになってしまうママもいるかもしれません。そこで今回は、スマホ依存について知っておきたいことや、子どもへの影響、スマホ依存の予防法についてお話しします。
スマホ依存について知っておきたいこと
スマホ依存という言葉の意味を学ぼう
しかし時間があればスマホばかり見ている状態になると、そのうちスマホ依存になってしまうかもしれません。スマホ依存になると、スマホを触ることによって日常生活に何らかのダメージを与えてしまっているのに、スマホをいじるのを自分の意志でやめることができなくなってしまいます。
たとえば、子どもが「ママ!」と話しかけているのにスマホばかり見ていてその呼びかけに気がつかない、もしくは「今忙しいから」と子どもに背を向けてしまう状態になると大変です。
気づきにくいスマホ依存の症状
スマホで夕食のレシピを探したり、疲れたときに動画を観て気分転換しているママもいることでしょう。日常的に使うものだけに、どこまでいくとスマホ依存なのかわかりづらいですよね。
気がつきにくいスマホ依存の症状としては、短い時間でもスマホに触っていないと落ち着かないということがあげられます。また、毎晩眠る直前までスマホを眺めてしまうことが多いため、画面から出ているブルーライトの影響で体内時計がずれてしまい、寝つきが悪く睡眠の質も落ちてしまいます。
スマホ依存になりやすいママの特徴
・孤独感を感じている
1日中子どもと一緒に過ごしていると、「今日は大人と会話をしなかった」と思う日も多いことでしょう。そんなとき、SNSなどで誰かとチャットしたくなるかもしれません。
・社会との繋がりが恋しい
育児家事に追われていると、社会から取り残されているような気持ちになることがあります。そんなときスマホなら流行りものやニュースがリアルタイムでわかるのでつい読んでしまいます。
・自由時間が欲しい
育児家事に忙しく、ママはなかなか自由時間を持つことができません。スマホで音楽を聴いたり、ドラマを観たりしてわずかな自由時間を満喫したくなるかもしれません。
ママがスマホ依存だとどんな影響がある?
親子のコミュニケーション不足になる可能性
子どもが赤ちゃんのうちは、たとえまだママと会話ができなくても、ママが子どもの顔を見て常に話しかけてあげることが大切です。ママの話しかけにより子どもの脳が刺激され、やがて言葉を話す日のためにさまざまなボキャブラリーが頭にストックされていきます。
ところが、ママがスマホばかりに気をとられて子どもにあまり話しかけないでいると、子どもは無表情で無口な子どもになってしまう可能性があります。そうなると、親子のコミュニケーション不足はもちろん、大きくなっても社交性の低い大人になってしまいますよ。
スマホ依存は幼い子どもの感情に悪影響
心理・教育学の専門家によると、ママがスマホを見てばかりいる家庭の子どもにこの傾向が強く、家庭内でママが子どもに構わなくなっていることが原因とされています。子どもと向き合う時間を持とうとせず、スマホばかり眺めていることが一種の虐待行為となっています。
子どもは自分の要求が通るまで泣き続けるようになってしまうので、子どもの感情に悪影響を及ぼしてしまいます。
子どもがスマホ依存になってしまうことも
子どもにスマホでアニメを見せたり、ゲームをさせたりして、その間にママが家事や休憩をすることもあるかもしれません。たとえば、レストランなどに行くと、食事中子どもにスマホを見せている親を見かけることも多いです。
このように四六時中、子どもにスマホを触らせる習慣が身についてしまうと、ママだけでなく子どももスマホ依存になってしまうこともあります。すぐにスマホを触りたがり、ママが「今はやめようね」と話してもぐずって泣いてしまうようになりますよ。
簡単にできるスマホ依存の予防方法
自分がスマホ依存になってないか確認しよう
・外出先で電池切れになるのが嫌で充電器を持ち歩いている
・電波が圏外になる場所には行かない
・自宅にスマホを忘れると遠くても取りに戻る
・常に手が届く先にスマホがある
・毎日3時間以上はスマホを利用している
・メッセージが来ていないか頻繁にチェックする
・自転車に乗りながら、もしくは歩きながらスマホを見てしまう
ママの普段の行動と照らし合わせてみて、いかがでしたか?身に覚えがある項目が多い場合は、スマホ依存になっている可能性があるので気をつけましょう。