消費税が10%に増税で家計圧迫!家計への負担を軽減する方法とは
消費税の増税後、やはり家計の負担が増えたと感じているママも多いのではないでしょうか。この記事では、増税によって実際どのくらい家計に影響が出るのかを知り、負担を軽減する方法について考えていきましょう。また、増税にともなってお得になった点も紹介しますので、少しでも前向きに増税を乗り切れたらよいですね。
消費税が10%で家計の負担はどのくらい?
ママが気になる年収別でみる増税の影響
月々に割り振るとそこまで大きな金額ではありませんが、それでも負担額が増えた分、家計収支の中で削って捻出したり、貯金に回す分を減らさざるを得なかったりするでしょう。
また、収入が低いほど年収に占める消費税支出の割合が高くなることが分かっています。小さな子どもがいれば、おむつや子ども服などどうしても買わなければならないものもあるので、負担に感じる部分は大きいでしょう。
年間で約7万円増税の影響がある
食品については消費税率8%のまま据え置かれるものがほとんどなので、実際はもう少し少額に収まるかもしれませんが、それでも負担は大きいですよね。
増税後の10月の家計簿を振り返り、やはり家計が厳しいと感じる場合には、毎月必ず出ていくお金や通信費、水道光熱費を見直してみるとよいでしょう。増税分を少しでも節約したいママは、生活に不自由を感じないように節約する項目を考えることが大切です。
軽減税率とはどんな制度かを知ろう
対象となる商品は食べ物、飲み物などの食品をはじめ、週2回以上発行される定期購読の新聞料金も含まれています。「生活をする上で欠かせない」といえるかどうかを基準としているようですね。
一方で、酒類、外食などについては軽減税率の対象とならず、消費税率10%が適用されます。そのため、普段からよくお酒を飲む人や外食をする人は増税による影響を受けやすいといえます。食費が上がってしまったというママは、軽減税率対象外の項目を確認してみましょう。
増税にともないママが助かるお得ポイント
3歳から5歳の幼児教育が無償化される
この制度により、3~5歳の子どもの幼稚園、保育所、認定こども園、幼稚園の預かり保育、認可外保育施設などの利用が無償化の対象となります。これから入園を考えているママにとっては嬉しい制度ですよね。
ただし、施設によっては上限があるので注意しましょう。幼稚園は月25,700円まで、幼稚園の預かり保育は、幼稚園の利用に加え月11,300円まで、認可外保育施設は月37,000円までとなります。また、給食費については原則実費負担なので、手放しに喜べないというのが現状のようです。
キャッシュレス決済でポイント還元を活用
例えば5%還元の場合、消費税10%では実質5%で購入できることになります。消費税8%のときよりも安く買えるのは嬉しいですよね。中小規模の小売店や飲食店は5%還元のところが多く、ガソリンスタンドなどは2%還元が基本となっているようです。
利用の基本的な流れは機械にスマホやカードをかざして読み取るだけなので、目を離せない子どもがいるママにとっては助かりますね。
消費税8%と10%の商品の見分け方
そのため、一部の飲食店やファストフード店では、同じメニューを注文しても店内飲食の場合は税率10%、テイクアウトの場合は8%と支払う金額に差が出るでしょう。
税率を見分けにくいものとして、酒類があります。基本的に酒類は税率10%ですが、甘酒やアルコール分1%未満のものは軽減税率の対象になります。また、子どもが好きな玩具つきのお菓子も、玩具部分の割合によって税率が変わってくるので注意が必要ですね。
ママでもできる増税を乗り切るポイント3選
子育てママはプレミアム付商品券を活用
商品券が利用できるお店は発行した自治体内に限られ、経済の押し上げ効果とともに地域振興も期待されています。0~3歳半の子どもがいる世帯には、自治体から事前に引換券が届いているのではないでしょうか。
プレミアム付商品券の有効期間は2020年3月31日までなので、近隣で買い物をすることが多いママは早めに引き換えることをおすすめします。使い切れるか心配な場合は額面5,000円から購入するとよいですよ。