セックスレス夫婦にならないために!今日からできる予防法と解消法
「海外と比べると、日本の夫婦は子どもが生まれてからセックスレスになる家庭が多い」と聞いたことがある方もいるでしょう。セックスレスが別れの原因になることも多いため、夫婦にとっては解決したい問題ですよね。ここでは、子どもが生まれてからもセックスレスを予防する方法をご紹介します。
セックスレスに悩む夫婦は少なくない
高い割合を占める夫婦のセックスレス率
30~50代の既婚者に向けたとあるアンケートによると、夫婦仲がよいかという質問には80%くらいの方が「はい」と答えているのに、夫婦仲がよくてもセックスレスの夫婦は60%くらいいることが分かりました。海外では夫婦のコミュニケーションが重要視されているのに対して、日本では結婚して子どもが生まれると夫婦のコミュニケーションが急激に減る傾向にあるようです。
子どもが生まれるとパパとママという関係性になってしまい、恋人のようにふれあうことが少なくなるのもセックスレスの原因でしょう。
期間や回数だけでは判断できない
しかし、セックスをしたいと思う頻度は人によって違いがありますよね。「1カ月くらいしていなくても全然大丈夫」という方もいれば、「1週間我慢するだけで限界」という方もいるでしょう。人によって感じ方が違うためパパとママ、どちらか一方が「最近は減ってしまったな」とセックスレスに悩んでいる可能性がありますよ。
不仲になり別れを選ぶ夫婦もいる
子どもがいる家庭の場合は「子どものために離婚はしないほうがいい」と最初は思いとどまる方が多いですが、パパとスキンシップどころか会話もしない、パパといても刺激が全然なくつまらない、女性として大切にされていない気がするなど、ママの不満がどんどん溜まり「このままじゃイヤ」と限界がきてしまう方もいるでしょう。
夫婦仲が悪くなる前に、セックスレスを改善することが大切ですね。
セックスレスの予防にはスキンシップが大切
心が安定して夫婦の絆が強くなる
人はスキンシップを取ると嬉しい気持ちになって、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンがたくさん分泌します。会話をするときよりもハグやハイタッチ、キスなど、スキンシップを取ったときのほうが幸せホルモンの分泌量は多いようです。
オキシトシンが分泌されると幸福感や安心感を得られて心が安定するため、パパとママの信頼関係は自然と深まるでしょう。
具体的なスキンシップの方法
・手をつなぐ
「恋人同士だったころは、手をつないでデートしていた」という方も多いですよね。寝る前やテレビを見ているときなど、さりげなく手をつないでみましょう。
・肩もみなど、マッサージをする
「お仕事毎日おつかれさま」と、照れずにスキンシップが取れるかもしれませんね。
・ハグをする
「いつもありがとう」と感謝の言葉とともに、ぎゅっとハグをするのも効果的ですよ。
スキンシップは毎日欠かさずに
「やっぱりママが好きだな」「ママと一緒にいると居心地がよくて安心する」など、パパとの距離を縮めるためには、スキンシップを毎日欠かさずに取りましょう。毎日スキンシップを取っていると、歯を磨いたりお風呂に入ったりするのと同じようにスキンシップが習慣化していきます。
スキンシップを取るのが当たり前になっていくと、ハグやキスなど、パパに甘えることも自然とできるようになり夫婦仲がさらに深まるでしょう。スキンシップをこまめにしていると、お互いの大切さにも改めて気づけそうですよね。
セックスレスを解消するためにできること
お酒の力を借りてでも!気持ちを伝えよう
子育てや家計のことのように自然に話し合うのが難しいという方は、お酒の力を借りて気持ちを伝えてみるのもおすすめですよ。たとえば、週末などの時間のあるときにお酒を飲んで、セックスについて正直な気持ちを伝えてみましょう。
お酒の力を借りることで、恥ずかしいことでも勇気を持って伝えられるかもしれませんね。セックスレスは放置すればするほど話しづらくなるので、早めに気持ちを伝えて解消することが大切ですよ。