40代で働いたことがないママも大丈夫!主婦の経験を活かす仕事とは
ずっと専業主婦で働いたことがないと、40代になってから就職先があるのか不安に思うかもしれませんね。しかし、会社に勤めた経験はなくとも、これまで「主婦業」という立派な仕事をこなしてきたはずです。就業経験のない40代のママでも、主婦の経験を活かした仕事はたくさんありますよ。
主婦業は能力が高くなくては務まらない
パパにはない有能な「総合力」を持つ
主婦業しかしたことがなくても、「自分には仕事をする能力がない」と考える必要はありませんよ。主婦業は実は高い能力がなければ務まらないものなのです。日々の家事育児を考えてみてください。
掃除・洗濯・炊事・買い物・子どもの世話・近所づきあい・幼稚園や保育園の行事…などなど、常にたくさんの仕事を同時進行でこなしていることでしょう。実は主婦として当たり前のようにしていることは、パパには難しいほど「総合力」が必要なことなのです。
40代ママはマネジメント能力が高い
一般的にいうマネジメント能力とは「経営管理能力」のことです。会社を円滑に運営するために、業務管理をしたり社員の育成をしたりする仕事です。
ベテラン主婦は家事・育児だけでなく、家計管理や健康管理、スケジュール調整など、家族全員のあらゆる生活を把握して管理しています。実はこの経験こそが、会社で即戦力となる可能性を秘めているのです。
専業主婦も立派なキャリアの一つ
しかし専業主婦は「ご飯だけ作る」「近所づきあいだけする」というわけにはいきませんよね。苦手な家事があっても、自分なりに折り合いをつけてうまく生活を成り立たせているはずです。また、専業主婦のママに必要不可欠な「コミュニケーション能力」も、会社では非常に重宝される能力の一つです。
専業主婦を続けてきたという経験は、社会でも立派なキャリアとなり得ますよ。大切なのはそれを自分でどう評価して、どのように会社にアピールするかということです。主婦であることに自信を持って就職活動に挑んでくださいね。
40代主婦が主婦のキャリアを活かせる仕事
段取りが上手なママは飲食店向き
幼い子どもの面倒を見ながら、食材の調達、下ごしらえ、盛りつけ、後片づけなどをこなしていれば、自然と段取りがうまくなっていることでしょう。飲食店なら、給仕だけでなく調理や掃除、後片づけなど、普段家でしていることの延長として仕事をすることができます。
また飲食店は比較的アルバイトやパートの雇用が多く、シフト制であるため、時間の融通が利く点もメリットです。学生さんから年配の方まで、幅広い年代の仲間に出会える可能性も魅力の一つですよ。
コミュニケーション能力を活かした事務職
最低限のパソコンスキルさえあれば、あとは入社してから覚えれば大丈夫。主婦を求めている企業にとっては、主婦の持つコミュニケーション能力や対応力、発想力などに期待をしていることが多いようです。
事務職といっても、他部署との関わりの多い仕事だったり、ときには接客の必要があったりと、会社によって様々な仕事があります。主婦としてのコミュニケーション能力と、臨機応変に対応できる力が重宝される職場もたくさんあるでしょう。
家事が好きなママは家事代行サービス業
普段自分の家で実践している掃除術、整理整頓術などを存分に発揮できる仕事なので、家事が好きな人にはぴったりですね。単発の仕事もあれば、顧客を持って定期的に家事代行をする場合もあります。引っ越しのオプションとして、荷造りや荷ほどきを主婦経験者が手伝うというパターンもありますよ。
多くの場合、勤務時間は1~2時間程度なので、子どもが幼稚園や学校に行っている隙間時間に働くことができます。また、家事代行業は時給が高いことも多いので、頑張りによっては多くの収入を得ることも可能ですよ。
働いたことがなくても資格でスキルアップ
色々な職種で活かせる英語の資格
学生時代は語学を専攻していた、海外旅行が趣味だという人は、趣味と実益を兼ねた「英語の資格」を取るのもよいですね。英語能力は色々な職種で活かせるため、就職先の選択肢も広がります。
履歴書に書くのであればTOEIC500~600点は目指したいところです。主婦業の傍ら勉強するのであれば、通信教育もよいですが、インターネットを使ったオンラインレッスンもおすすめですよ。好きな時間を選ぶことができて、ネイティブの講師と毎日会話することができます。