育児休業中に保育園に受かった!復帰に向けて必要な準備を知ろう
保育園がなかなか決まらない地域の場合、妊娠中から保育園を探したり、新生児のころから保育園探しに奔走したりするママもいるでしょう。そんな中で、やっと保育園を確保できたのはよいけれど、復職を目前に不安を感じるママもいるようです。そこで、少しでもスムーズに職場復帰できるようにする方法をご紹介します。
入園決定後にママが仕事復帰するための準備
入園が決まったら、まずは会社へ報告を
保育園が決まったら、まず会社へ連絡を入れましょう。入園許可が下りても会社へ伝わっていなければ、仕事復帰できないこともありますし、条件によっては入園内定取り消しになることもあるようです。
入園の許可が下りたこと、慣らし保育はいつからで本格的に仕事復帰ができるのはいつからなのかの確認が大切となります。慣らし保育の場合、通常の保育時間より短いことがほとんどです。そのため、そのことを上司や同僚にも了承してもらう必要がありますね。
また、職場でもママがいつ復帰をするかで準備もありますから「決まり次第報告」を念頭に入れておきましょう。
復帰後の一日の流れや通勤時の服装の再確認
保育園が決まったら、入園時に必要な物を準備しなければと考えますね。しかし、保育園によって必要なものやサイズなどが異なるため、先走ってしまうと買い直しになりかねませんので説明を受けてからにしましょう。
また、子どものグッズと並んで必要になるのがママの通勤や職場での服です。出産前のものが入るママはよいですが、サイズが変わっていたり、もう少し落ち着いたデザインがよいと思ったりすることもありますよ。
また、起床時間、保育園への送り迎え、朝夕の食事作りや買い物などの一日の流れもシミュレーションする必要があるかもしれませんね。
パパと家事や育児の役割分担の確認をしよう
産休や育休中は、ママが家事や育児を引き受けていた家庭も多いでしょう。しかし、ママが仕事を再開するなら今までのようにはいきません。もし、何も決めずにそのままの役割で仕事復帰してしまうと、いつかママがパンクしてしまうでしょう。
そこで、仕事を復帰するまでに家事育児の分担をどうするのか、きちんとパパと話し合うことが大切です。妊娠前もしっかり役割分担されていたなら育児をどうするのかだけでよいですが、もし妊娠前もママの負担が大きかったのなら考え直す必要がありますよ。
どの家事や育児をパパに担当してほしいのか細かく決め、復帰前からパパに練習してもらうと安心でしょう。
入園を控えた子どものための準備とは
入園に向けて生活リズムを整えよう
しかし、仕事復帰をするにあたり、今度はママのペースに子どもを合わせていく必要があります。もしかすると、今までの起床時間より早くなるかもしれませんし、お風呂の時間なども変えなければならないかもしれませんね。ゆっくりしていた歯磨きや着替えを素早くしたり、保育園が楽しいところだということを伝えたりする必要もあるでしょう。
このような生活の変化に子どもは急に対応できませんし、慣れるまでに時間も掛かります。そのため、少し前から仕事復帰を前提に生活リズムを変えていくようにしましょう。
入園面談後に入園に必要なグッズの準備
入園に必要なものは、各保育園や子どもの年齢により違いがあります。また、何か一つは手作りが必要ということもありますので、説明を聞いたりプリントをきちんと読んだりしてから準備に入りましょう。
また、保育園グッズの準備で何が大変だったかを先輩ママに聞いたところ、すべての持ち物への名入れだと教えてくれました。ママ1人で名前書きをするのが大変な場合は、パパに手伝ってもらったり、お名前シールやスタンプを活用したりしてみましょう。
スキンシップをたくさんとって不安の軽減を
そんなママと子どもには、スキンシップが大切となります。仕事復帰して保育園に通うようになると、今までより親子の触れ合いが減ってしまうのは目に見えていますね。そのため、何かあれば少しの時間でも抱っこしたり、触れ合ったりしてスキンシップをとることをおすすめします。
本格的に抱っこするだけでなく、膝に乗せてギュッとしたり、こちょこちょとくすぐり遊びをしてみたり、目を見て話をしたりでもよいのです。また、お風呂に一緒に入るのも立派なスキンシップですよ。
復帰後の困ったときに役立つサービス3選
子どもが風邪をひいたときは「病児保育」
1日で快復するならよいのですが、子どもの病気は何日続くか分かりません。そのため、長く休むと職場への迷惑などが気になってくるものです。
そこで、職場への迷惑を軽減するために探しておくとよいのが病児保育や病後児保育の施設、サービス提供企業です。病児保育は病気中の子ども、病後児保育はまだ完全回復していない子どもを対象としています。
ところが、このサービスを行っている施設は少ないのが現状です。見つかってもそのときは定員いっぱいのこともありますので、その場合のことも考えておきましょう。