子どもを連れての実家帰省。衛生面や汚さが気になる場合の対処法
お盆やお正月など、子連れで実家に帰省する機会はたくさんありますよね。ただ、「家の中が汚いから、パパの実家にはあまり帰省したくない…」こんな風に悩んでいるママも少なくないようです。義父母たちとうまく付き合っていくためにも、実家の衛生面や汚れが気になる場合の対処法などを考えておきませんか。
実家の汚さが気になる!帰省する際の心構え
なるべく短時間で済むように計画を練る
それなら、宿泊を避けて顔を出す程度に帰省するのはどうでしょうか。滞在時間が短く済めば、ママのストレスを最小限に抑えることができるはずです。
例えば…
・夜に予定を作っておいて、日中だけ訪問する
・翌日朝から予定がある日の前日を選んで訪問して、宿泊を避ける
など
実家が遠方にある場合は、短時間で帰るのは難しいでしょう。そのときは、一泊程度で済むようにスケジュールを調整してみてくださいね。
ご飯などは済ませてから帰省する
しかし、帰省する時間帯によっては、義父母に食事をすすめられる可能性もあるでしょう。特に、食事の準備がされている場合、食べないのも申し訳ないですよね。
帰省する際は、事前に食事を用意してもらう必要がないことを伝えておき、自宅や実家へ向かう途中のお店などでご飯を済ませておくとよいでしょう。
また、サービスエリアなどに寄れるのであれば、食事だけでなくトイレもあらかじめ済ませておくとよいですね。その分、実家での滞在時間を短縮することもできますよ。
子どもの気を引くおもちゃを持参
初めのうちは慣れない場所で緊張している子も、時間が経てばいろいろなものに興味を示すようになるものです。特に、赤ちゃんは好奇心からどんなものでも口に入れてしまうので、気を付けていないとホコリなどを誤って飲み込むかもしれません。
帰省するときには、子どもの気を引くおもちゃを持参し、できるだけ子どもが家の中のものに興味を示さないようにしておきましょう。子どもが動き回ったり、家の中のものに触ったりせずに済めば、手足が汚れる心配も少なくなるはずです。
長時間滞在する場合は衛生対策を万全に!
除菌グッズを活用して清潔に保つ
帰省のときに忘れず持参しておきたいのが、除菌シートです。子どもはいろいろなところを触りますから、子どもが触りそうなものはできるだけ先に拭くようにしておくとよいですね。手についた汚れも定期的に拭いておけば、子どもがバイ菌を口にする心配も少なくなるでしょう。
また、除菌スプレーは、気になる場所に吹きかけるだけで除菌効果が期待できます。自然由来の成分で作られたものなら、赤ちゃんにも安心して使えるのでおすすめです。
もし義父母の前で除菌グッズを使いづらい場合は、感染症の予防対策として使用していることを事前に伝えておくとよいでしょう。
布団カバーや替えの服などを持参しておく
また、宿泊する場合、寝具のダニやカビなどが気になるというママも多いのではないかと思います。車で帰省するのであれば、子どもの布団だけでも持参しておくとよいでしょう。
もし、それが難しい場合は、布団カバーやシーツなど、持ち運びしやすいものを持参しておくのも一つの手です。実家にいる間、できるだけ気持ちよく過ごせるように、必要になりそうなものはしっかりと準備しておきたいですね。
自分で掃除してしまうのもアリ!
ただ、義父母に対してはなにかと気を遣ってしまうものですよね。そんなときは、掃除のタイミングや、掃除する前の言葉がけを工夫してみるとよいでしょう。
例えば…
・子どもがおやつを食べ終わった後
「子どもがお菓子をこぼしてしまったので、ちょっと掃除機かけさせてもらえますか~?」といいながら、ついでにほかのところも掃除機をかける
・みんなで食事した後
「私、後片付けやりますよ~」といいながら、食器だけでなく、シンクやキッチン周りなども掃除してしまう
ちょっとしたきっかけを上手に利用して、ママが気になるところをさりげなく掃除してみてくださいね。
あまりにも不衛生な場合は夫婦で話し合いを
まずは夫婦で理解し合い、対策を考えよう
まずは、実家に帰省したくない理由をパパにきちんと伝えて、これから先の帰省をどうするのか夫婦で一緒に対策を考えておきましょう。ただ、実家の衛生問題は、デリケートな話でもあります。言葉を選んで話さなければ夫婦喧嘩にもなりかねませんから、義父母の人格を否定するような発言は慎みましょうね。
夫婦で十分に話し合った後は、義父母にパパから家の中を掃除するように頼んでもらいましょう。このとき、ママがパパにいわせていると思われると、角が立ちやすくなるので、パパに上手に伝えてもらってくださいね。
実家が古過ぎて不衛生だという場合は、水回りだけでもリフォームを検討してもらうとよいかもしれません。一気にきれいにするのは難しいかと思いますが、少しずつでも清潔にしてもらえるように、義父母に根気強く働きかけていくことが大切ですね。