幼稚園の芋掘りのねらいを知ろう!適した服装や他園の芋掘りを紹介
毎年秋になると幼稚園では芋掘りが恒例行事となっています。どうして芋掘りに行くのでしょう?いつもきれいな幼稚園のママたちは、どんな服装で出かけるのかしら?何を持っていくといいのでしょうか。準備万端にして当日は子どもたちと一緒に芋掘りを大いに楽しみましょう。
どうして幼稚園では芋掘りに行くのかな?
秋の自然に触れ興味関心を広げる
秋になりましたら自然豊かなところへぜひ出かけてみてください。見つけたドングリなどの自然物を拾ってみてください。やじろべえやコマなどを作ってみたり、色づいた落ち葉でお面や衣装を作ったり、アイデアを出し合いながらいろいろな作品を作ってみるのもよいでしょう。
また自分たちで育てた野菜の収穫をして食べてみましょう。もちろん収穫だけでも構いませんが、いままであまり口にできなかった野菜も、何気なく落ちていたどんぐりや落ち葉を拾うことも子どもたちにとっては宝物です。いろいろなきっかけを子どもたちに設けてあげましょう。
芋を始めとした野菜のでき方を知る
スーパーマーケットや八百屋さんで売られているさつま芋ではわからないことを、自分の目で見て触って体験することで、しっかりとした記憶として刻み込まれます。畑に行って収穫するだけではなく子どもたちに苗を植えさせることから体験させたら、さらに意義のある芋掘りとなることでしょう。
そして、「ほかの野菜はどうやってできるのかな?」「トマトは?きゅうりは?にんじんは?」「野菜はみんな土の中でできるのかな?」子どもたちはものすごいスピードで吸収していきます。
収穫から調理までの流れを学ぶ
簡単な料理でいいのです。例えば芋を切って炊きこんだだけの芋ご飯や、鍋でコトコト煮ただけの甘露煮。子どもに切ってもらうにはさつま芋は硬すぎますので、洗ってもらうだけでもいいと思います。皮からでた紫色を発見するだけでも、子どもは目をキラキラ輝かせて見るものです。
収穫から料理の一連の作業を体験することで、子どもたちは普段食べている野菜がどんなふうに実り、そしてどのような料理となって食べられるかの過程をしっかり理解できるのです。
再確認!芋掘りに適した服装と持ち物
子どもは土が入る隙の無い服装を
長靴は重くて持っていけない方は、パパの穴の開いた靴下が活躍します。スニーカーの上にレジ袋をかぶせ、その上からパパの長めの靴下を履かせます。終わったら、靴下とレジ袋を一緒に脱ぎます。すると泥に触らずにポイっと。滑らないですし、エコ!ですね。
さつま芋を抜いたと同時に尻もちをつく子どもが多く見られます。替えのズボンがあればそれに越したことはありませんが、お友達のママは砂遊び用のナイロンでできたつなぎを持ってきていました。尻もちには最適なアイテムです。
ママは動きやすさ重視のスタイルで
ママも長靴が着用できるのがベストです。それからアームカバーと園芸用の軍手も役立ちます。さつま芋は思っているよりも深くまで根を張っています。奥深いさつま芋まで到達するのに軍手だけでは届かないかもしれません。
芋掘りは腰をかがめている時間が長いです。スキニーを長靴にブーツインしても素敵だと思いますが、しゃがんだときに苦しくないスタイルを前もって模索してみてもいいかもしれません。トップスも少し長めのほうが安心です。かといって長すぎると土がつきますので、ほどほどに。帽子などで少し個性を出して、おしゃれに見せるのもいいかもしれませんね。
芋掘り必須アイテムをチェック
・子ども、ママ用の軍手(汚れが外側だけになる園芸用のものが最適。なければビニール手袋も持参するとなおよいと思います)
・レジ袋(さつま芋を入れるのにも適していますし、靴を汚したくないときは靴の上にかぶせたりと重宝します。)
・子ども用の着替え(砂遊び用のつなぎなどを持って行ってもいいかもしれません)
・虫よけスプレー、虫刺されの薬(季節にもよりますが念のため)
・絆創膏、消毒薬(幼稚園でも用意されているとは思いますが、親同行のときは幼稚園側もすぐに駆け付けてくれない場合がありますので)
芋掘りの前に幼稚園から持ち物などが書かれたお手紙が配布されると思います。それらを参考にすれば安心ですね。