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オキシ漬けでキッチンがピカピカに!ママに嬉しい簡単活用術と注意点

オキシ漬けでキッチンがピカピカに!ママに嬉しい簡単活用術と注意点

洗剤の適量と漬け置きする時間を守ろう

漬け置き洗いというと「洗剤をたくさん使って長時間漬け置きした方が効果的」というイメージがあるかもしれません。

確かに、洗剤の量が多いと洗浄力は高くなりますが素材にかかる負担も大きくなります。使う洗剤の量が多すぎると色落ちや変色、素材の劣化の原因になるかもしれません。

また、汚れが落ちるのは油やたんぱく質と反応するアルカリの効果と、過炭酸ナトリウムの発泡効果によるものです。反応が完全に終わると洗浄効果がなくなるため、反応終了後は漬け置きするメリットがありません。

むしろ、長時間漬け置きしたことで素材が傷む可能性があります。オキシクリーンの反応は6時間程度で終わるので、漬け置き時間も最長でも6時間までにするとよいでしょう。

オキシ漬けに適していない素材を確認しよう

様々な汚れや素材の掃除に使えるオキシ漬けですが、アルカリに弱い素材への使用は避けた方がよいでしょう。

換気扇のカバーやファン、食器などに使われることがあるアルミは、酸だけではなくアルカリにも溶ける金属です。オキシ漬けすると表面が変色したり、コーティングが剥がれたりするので使用できません。

また、シンクがステンレスではなく人造大理石や天然大理石の場合、アルカリに弱いのでオキシ漬けに使うとシミができてしまいます。シンクに大理石が使われているときはバケツなどを使うとよいでしょう。

革や無垢の木材といった天然素材にも適していません。さらに、パッキンに使われることもある半透明で白っぽいシリコンゴムはアルカリの影響を受けるので注意しましょう。

まとめ

オキシ漬けを利用すれば、しつこい油汚れがついた魚焼きグリルやコンロの五徳はもちろん、コップについた茶渋なども簡単に落とすことができます。小さなものなら鍋やボウルなどでオキシ漬けにしてもよいでしょう。

ただし、オキシ漬けが効果を発揮するのは「酸性の汚れ」だけです。蛇口周りについた白いうろこ汚れなどの「アルカリ性の汚れ」には効果がないので注意してくださいね。

また、作業をするときは手荒れを防ぐために手袋を着用し、決められた使用量と漬け置き時間を守って使用しましょう。
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