子育て夫婦の食い違いが起こる理由。対処法や対立を防ぐための方法
子どもの育て方で、ママとパパの意見が違ってくる…なんてことはありませんか?子どもへの注意の仕方や、物事の考え方の違いがあると子どももママとパパのどちらの話を聞けばよいのか困ってしまいます。そんな夫婦の食い違いが起きる理由やそんなときの対立を防ぐ方法をご紹介します。
子育て夫婦がすれ違いを起こしやすい理由
「母性」と「父性」の違いによるもの
考え方が違うのは当たり前なのですが、夫婦なのになんで意見が違うの?とママとパパはお互い思っているのではないでしょうか?
子育てをしていくと、夫婦がすれ違うことは起こります。子どもは、意見の違うママとパパを見て、どちらの意見を聞けばよいの?なんて迷うはずです。
そんなときは、ママとパパは子どもへの思いを考えてみましょう。ママは子どもに愛情や優しさ、パパは現実への考え方や強さなど、母性と父性で考え方の重点が違います。
ママとパパの思いは、夫婦で少しずつ補いながら子どもに伝えましょう。
夫婦間での理想の違いによるもの
ママやパパがこれからの子どもの人生を期待していることは同じでも、ママはよい学校へ行かせたいと願っていたり、パパは子どもにスポ―ツ選手になって欲しいと考えていたりします。その為、子どものこれから進む人生にも理想が違う…なんてことは良くあります。
ママやパパが子どもに期待を持ち、子どもに思いを押し付けるから問題になります。自分の子どもに期待するママやパパの気持ちもわかりますが、子どもに理想や思いを押し付けることは止めましょう。
子どもの人生なので、ママとパパは応援してあげることが子どものためになります。
子どもへの過剰な期待によるもの
子どもは、ママやパパとはまったく違った人間です。子どもが得意とすることや苦手とすることも、ママやパパとは違います。
自分達が勉強や運動が出来ていたから大丈夫なんて勝手に思っていると大変です。子どもの性格や能力は人それぞれ違います。
子どもの個性を潰してしまうこともあるので、子どものやりたいことや得意なこと、苦手なことをしっかりとママやパパが理解してあげましょう。子どもへの過剰な期待は、子どもの可能性を壊してしまいます。
子どもがのびのびとできる環境を作りましょう。
子育て夫婦の意見の食い違いへの対処法
自分の気持ちを分析してみる
子どものことで意見の食い違いが合ったら、まずは落ち着いてそれぞれが自分の気持ちに向き合いましょう。リラックスしてお互いの思いを話し共有できれば、パパが理解を示してくれたり、ママもパパの話に耳を傾けることができますよ。
自分の思いを相手にストレートにぶつけることもときには必要ですが、冷静に考えてみると相手の考え方が見えてきて、反対に共感しているときもあります。ママもパパも相手の言っている本心がイライラして分からないときがあるので、心を穏やかにして自分の気持ちを考えましょう。
相手の意見や方針を聞いてみる
考え方や意見の食い違いなんて子育ての中でも多くありますよ。子育てはママとパパも初めてで、子どもへの対応の仕方や考え方だって少しずつ共有して幸せな家庭になれるのですから、イライラしないで、自分の意見ばかり押し通してしまうことのないようにしましょう。
ママもパパパも無理をしたり、我慢していると喧嘩の原因になりかねないです。ママもパパも子どものことを思っているからこそ、思いが熱くなってしまうのは分かりますが、相手の話を落ち着いて聞くと今までとは違った考え方もできるようになりますよ。
第三者の意見を参考にしてみる
ただ、子育ては年々変化をしているので、身近な人の話で食い違いにならないようにしましょう。食い違いを防ぐには、公的窓口の育児相談窓口や、第三者の子育ての仲間や子育てを専門にしている人の意見が参考になります。
ママとパパの意見よりも、育児を本職としている人の意見や、子育てをしている人の意見は現場の意見です。自分達で考えられなかったことも、第三者からだと分かるときがあります。夫婦で対処が無理なときは、話を聞いてみましょう。
子育てが原因の夫婦間の対立を防ぐために
子どもは親を見て育つという意識を持つ
子どもは、ママとパパの関係も見ていますよ。ママとパパが喧嘩をしていると、子どもの成長にも良くないです。子どもは、親を見て育っています。
ママとパパも子どもが自分達の行動を良く見ていると思いながら生活を送りましょう。ママとパパが仲良く笑顔が絶えないと、子どもも笑顔が増えていきます。
子育てには、完璧な答えなんか決まっていないですよ。意見の食い違いが合ったとしても、ママもパパも楽しみながら子育てができる環境を作りましょう。
今は幼い子どもたちも日々、親を見ながらだんだんと成長しているはずです。