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子育てサークルについて知ろう!メリットやデメリットをご紹介

子育てサークルについて知ろう!メリットやデメリットをご紹介

子どもが産まれて、子どもと同じくらいの月齢の友だちが欲しくなると気になるのが「子育てサークル」です。子育てサークルとはどんなところなのか、 活動内容やタイプについて分かりやすくまとめました。また、サークルに参加するメリットやデメリット、注意点なども挙げましたので参考にしてくださいね。

子育てサークルは何をするの?お金は必要?

子育てサークルの活動内容

子育てサークルは、子育て中のママやパパが子どもと一緒に参加し、親子の友達づくりや情報交換、リフレッシュなどを目的として活動するものです。住まいの近くで活動しているサークルに親子で参加することが多いようです。

活動の内容はサークルによって様々です。例えば、子ども達の活動を中心とした親子遊びや読み聞かせ・外遊び・体操・工作・リトミックや、親の活動を中心としたヨガやダンス・ハンドメイド・料理・楽器演奏など多種多様です。講師の先生を招いて勉強会を開いたり、悩み相談をしたり、みんなでおしゃべりをしたりするという内容もあります。

サークルによっては、アトピーの子や双子をもつ親、2歳児限定など、参加対象者を限定しているところもあります。

具体的な活動内容のスケジュールは、サークルの目的に合わせて代表者などが決めます。メンバーの希望を聞いて、計画を立てるサークルもあるようです。

遠足へ出かけたり個人ではなかなかできない体験活動をしたりするなど、団体だからこそ受けられるサポートなどを利用して魅力的な活動を行っているところもあります。

参加するための費用は必要?

サークル活動に参加するために必要な費用はどのくらいかかるでしょうか。いくつかのサークルを調べてみました。

結果、サークルによって様々で、入会金・参加費が無料のところや、費用は実費のみ負担するところがありました。また、参加する時だけ「1回〇〇円」という形で集金を行ったり、月ごとにまとめて集金したりするサークルもありました。

費用の使い道はサークルの活動内容によりますが、サークルが活動する公民館の部屋の代金や、何か作成をする場合は材料費、講師を招く際の講師料などに使われます。

そのほかに、おやつや昼ご飯を持参することになる場合、少々の出費があるかもしれません。サークルに入会する前に、どのくらいの金額が必要かホームページで確認したり、メール等で問い合わせをしたりして確認しておきたいですね。

子育てサークルは、市区町村や支援団体に登録して支援を受けることができることもあります。会場費が免除されたり、イベント費の補助が出ることもあるようです。サークル参加者にとっては負担が減るので、ありがたい制度ですね。

子育てサークルのタイプについて

子育てサークルにはどんなタイプがあるの?

子育てサークルは、育児サポートの目的で個人やボランティア団体が主催しているものと、ママ達が集まってできたものがあり、それぞれ特徴があります。

元幼稚園の先生などの個人やボランティア団体が主催しているサークルは、地域に根づいて長く続いているものが多く、活動内容もある程度決まっています。例えば、音楽や工作を得意とする先生であれば、ピアノを弾いてリトミックを行ったり、季節に応じて手遊びや工作を行ったりします。サークル運営のノウハウが蓄積されているので、安定しているという特徴があります。

ママ達が集まってできたサークルでは、どんな活動をするかメンバーに希望を募ったり、ママ同士で悩み相談や情報交換などの話をしたりと、柔軟な活動を行う傾向があるようです。みんなが子どもを連れているので、子どもの面倒をみながら協力し合ってサークルを運営をすることになり、仲の良いお友達ができやすいという特徴があります。

市区町村では、子育てサークルを立ち上げるサポートを行っているところもありますので、自分でサークルを立ち上げるというのもいいかもしれません。

サークルとサロンは何が違うの?

子育てサロンは各地域にあり、妊婦さんや、赤ちゃんから未就園児の子どもとその家族が対象の施設です。つどいの広場、子育て広場などの名称のところもあります。

スタッフが常駐しているので、初めてでも安心して利用できます。施設が開いている時間に自由に行って、子どもを遊ばせながら、子育ての相談にのってもらったり、情報交換をしたりすることができます。

イベントとして、読み聞かせや手遊びの会、育児に関する勉強会が企画されることもあります。ところによっては、勉強会の間やママのリフレッシュの時間に、一時的に子どもを預かってくれることもあるようです。

地域の育児に関する情報誌やイベントのチラシが置いてあることも多く、情報集めをすることもできます。都合のいい日、都合のいい時間にふらっと行くことができます。

子育てサークルに比べると、自由な時間に行くことができる分、同じ年齢の子どもと遊ぶチャンスが少ないかもしれません。また、同じ活動を一緒に行う子育てサークルのほうがママ達と話しやすいので、ママ友ができやすいかもしれませんね。

子育てサークルは楽しい!3つのメリット

ママ友ができる喜びがある

子育てサークルで、同じ時間に同じ活動を行うと、ママ同士は声をかけやすく、話をする機会も多くなります。子どもの年齢が近いので、育児の事も話しやすいでしょう。

サークルメンバーの住まいが近いことが多く、地域のお店や病院などの情報を聞くこともできるかもしれません。地元の人もいたり、上の子が幼稚園や小学校に通っているという人もいるでしょう。

子どもが幼稚園、小学生、中学生になったときに、親同士がPTAなどで会う機会があるかもしれません。つき合いが続いていなかったとしても、子どもが小さかったころのママ友がいるだけで心強いという人もいます。

子育てサークルで、「子育て」を通していろいろな人と出会い、話をする友だちができると嬉しいですね。

ママの気分転換になる

日中は子どもと二人きり、家事と子どもの世話が中心で、息抜きは子どもが寝ている間だけ。それも、あっという間で、やりたいことができなくてイライラ...という方は多いでしょう。

外に行くことは気分転換になると分かっていても、その準備などが億劫に感じることもあります。そこで、日時や場所が決まっている子育てサークルをスケジュールに入れてみましょう。外に出るきっかけになるかもしれませんよ。

大人同士でおしゃべりをすることはストレス発散になります。何かを作って達成感を感じたり、新しいことにチャレンジして刺激を受けたりすることもいいですね。

途中、子どもが泣いたり、お世話をしたりする必要はあると思いますが、ママ同士、状況を分かりあえるのは助かりますね。

子育ての相談が気軽にできる

初めての育児は、「これでいいのかな?」と心配したり悩んだりすることがたくさんあります。そんなとき、「みんなはどうしてる?」と聞ける相手が身近にいると、とても助かります。

同じくらいの年の子どもがいるママなら悩みを共有できたり、少し年が上の子どもがいるママならアドバイスをしてもらったりすることもあるでしょう。悩みを解決するような答えがなくても、いろいろな人の話を聞くと、「みんな、いろいろあるんだなぁ」と思うだけで、気持ちが軽くなることもあります。

また、親子の接し方なども、ほかの親子を見ているだけで学べることがたくさんあります。「育児には答えがない」といわれているだけに、いろいろな人の様子を見る事ができる子育てサークルは貴重な場なんですね。

子育てサークルはつらい?3つのデメリット

楽しいけど親の出番が多くて負担が大きい

サークルに参加するのは楽しいですが、複数の人が集まる活動にはどうしても準備が必要です。活動のための会場の確保や、メンバーへの周知、集金、買い出しなどサークル全体のための仕事は避けられません。

サークルの主催者が子育て支援の個人や団体などの場合は、スタッフの方が準備を整えてくれることもあるようです。しかし、主催者がママの場合は、役員や係を決めているところもあります。

家事や育児で時間がないにもかかわらず、サークル活動のための仕事もこなすとなると負担に感じる人も多いでしょう。負担を少なくするために、みんなで少しずつ係を分担したり、期間ごとに交代したりするなどの対策をとっているところもあるようです。

毎回参加するのが面倒くさい

日時が決まってしまう用事はあまりいれたくないと考える方は多いと思います。小さい子どもと一緒ですから、お出かけがいつでも楽にできるわけではないですよね。

出がけにぐずったり、生活のリズムのタイミングが合わなかったりすることもあるでしょう。また、子どもや自分の体調、天候などで外に出るのが大変な時もあります。

子育てサークルに行くことが子どもやママのストレスになってしまっては本末転倒です。ですから、子育てサークルは、無理なく参加できるように配慮していることが多いです。

参加したいときだけ参加するサークルもありますし、時間も大体の時間だけ決めて、いつ来てもいつ帰ってもよいというスタイルで行うところもあります。

ママ友トラブルが発生するかも?

サークルに集まるママ達とは「子育て中」という共通点がありますが、性格も経歴も環境も違います。気の合う人も気の合わない人もいますから、はじめから「ママ友を作ろう!」と頑張ってしまうとトラブルになることがあります。

ママ同士もそうですが、子ども同士にも当てはまります。仲良く遊べる子もいれば、どうしても喧嘩になる子もいます。まだ小さい子どもたちが遊べば、ものを取ってしまったり、壊してしまったり、叩いてしまったりと、いろいろなことが起こります。

子どもにとって大切な経験ですが、子どもへの対応もママの考え方によって違います。「子どものやることだし」と大目に見る人もいれば、その対応がとても嫌だと感じる人もいるようです。
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